受験が終息したのち卒業式があって
気が抜けたように過ごしていました。
卒業式は幸い晴れでしたが、風の冷たい日で、体育館は冷え冷え、心底震えました~
さて娘の高校は私服なので女子はほとんど袴。
男子の袴姿も数人います。
見てやってくだされ
朝からヘアセット、着付け、写真撮影、と忙しかった~~
他の子たちもそれぞれ可愛くお髪をセットして、それぞれに似合う着物に袴をつけていました。
面白かったというか、興味深かったのは双子ちゃんの袴です。
それぞれ別のところで借りたらしいのですが、同じ色の袴を選んでいたのです。
それも袴にしては珍しい色を、です。
やっぱり双子ちゃんって、テレパシーで繋がっているのかな??
☆
卒業式のあとの謝恩会は有志のお母さんたちが作り上げた素敵な会でした。
これ見て~~♪
手作りのバラのテーブルフラワーです。
周りの枝をひと枝ずつお持ち帰りできるようになっていました。
折り紙一枚で一つのバラを作ってあるのですが、工程が難しすぎてわたしはボランティアには参加しなかった(笑)
一つ作るのに30分くらいかかったそうです…
私だったら一時間でもできないかも…?
やっぱ参加しなくてよかった(^▽^;)
持ち帰ったバラを見るとまた感激が蘇ってきます。
昨年は委員をしていたため、お母さんの友だちもたくさんでき、娘と同様わたし自身もとても楽しい高校生活でした。
もう終わりと思うととても寂しい……
でもまたクラスの保護者と担任の先生とで新年度に集まるとのことで、そういう繋がりが続くのは嬉しいな。
学年通信の担任の言葉から。
「…
この3年間で自主性は身についたことでしょう。でも自主性と主体性は大きく異なります。教科書を先行させて自主的に勉強するという時期は高校で終了です。
これからは教科書やマニュアルのないことについて、何をどうやっていけばよりよくなるのかを自分の頭で考えていかなければなりません。
…
今この社会をより良いものに変えていくのは君たちです。
不都合に不平不満を言いっ放しにするのでなく、その不都合を解消する側に立っていくのが君たちです。
…」
「…
第一志望に合格できずにちょっとブルーな人もいるかもしれません。
…
でも自分でそこに進学すると決めたのですから、プライドを持って学生生活を送ってください。
自分自身が選んだ道に対して選んだ自分自身がプライドを持たないのは一番困りますよ。
…」
「…
これから進学した先で今まで以上に自分を鍛え、友人と切磋琢磨して成長していくことを期待しています。
限りなく明るい前途に対し、心から拍手を送りたいと思います。」
飄々としていながら熱い心で生徒に接してくれた先生。
その言葉にはいつも説得力があった。
希望通り進学の人も、そうでない人も、浪人生も、みんな自分の目指す道をプライドを持って歩んでいってほしい!
そんな気持ちが十分すぎるくらい伝わりました。
*
自主自律を旨とする高校で充実した3年間だったね。
この学校で学べて本当によかったね。
たくさんの素晴らしい出会いに感謝の気持ちでいっぱいです。