やれば出来た | Colors on the Street

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撮影した写真とか、音楽活動の事とか、考え事とか、日々の事とか。










お久しぶりです。なんとか生きてます。




今年に入ってからは正直自分の作品は全然撮れておらず、気分も底辺をなぞっている感じで停滞気味な毎日が続いてた。



ここ一週間くらいでやっと気持ちも体調も浮上してきて、さーて何から頑張ろうかな、となっているところ。


我ながらエンジンかかるまでがホントに、本当に遅くて僕自身が一番困っているんだけども…このペースはもう変えられない。



色んな事が舞い込んでくると自分の許容量なんてすぐに忘れちゃって、自分の実力以上の事をしようとしていつも失敗しちゃうんだけども、
もういい歳だし、そのくらいは何とかできるようになりたいよね。



もっと自分の良さを理解して生きなきゃね。いつまでも自分嫌いなフリして甘えてる場合でもないし。














先日、僕がコーチとしてお邪魔している高校の吹奏楽の定期演奏会に行ってきた。


昨年に引き続きリハーサル日を含む3日間カメラマンとして生徒たちの雄姿を見届けてきた。















子供たちは凄い。どこにこんなエネルギーを持っているのか。
今年に入ってから僕も練習に顔を出せていなかったし、コロナの影響で生徒たち自身も1か月程のブランクがある中での演奏会。


それなのに、生徒たちは大人が度肝を抜かれるようなエネルギッシュな演奏を聴かせてくれた。




















コンクールで取り組んだ曲もクオリティを落とすことなく演奏しており、それどころか以前よりパリッとした印象すら受けたほどだった。

1年間みんなで情熱を注いで取り組んできた集大成に、生徒も顧問の先生も感極まる。
僕も涙でファインダーがかすんだ。 
















3年生はこの演奏会をもって部活を引退した。
この代は僕がこの吹奏楽の金管セクションを見始めてから初めて丸々1年見た子たちだ。それだけに思い入れもひとしお。

僕はもしかするとコーチとしては役不足だったのかもしれない、毎月コンスタントにレッスンできてた訳じゃないし、僕がレッスンで言った事も彼ら彼女らの役に立てたかどうかも。

逆に僕は生徒たちとの触れ合いでいつも慰められてばかりだった。

ただ、一つだけでも何か役に立てたのであればいいなぁ。と思いながら3年生を見送った。
さみしいなぁ。

けど、これからも頑張ってほしいな。






















僕がしぶとく20年も楽器を続けているのも、結局こういう事なんだろう。
続けていると、楽器というものは繋がりを生んでくれるものだ。仕事をしたいから楽器を吹くのではなく、純粋に音楽が好きだという事と、繋がりを大切にしたいから楽器がやめられないんだろう。多分。
今回卒業した3年生たちも、その繋がりを感じてくれていたらいいなぁ。













さーて、3月。年度末。
来年度は楽しい1年にしたいな。