最近のピアノ。 | こどもと一緒に成長中。

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子育てを通して考えたことなど、子供達と一緒に学んだことを記録していきます。
11歳、8歳、5歳の男の子三児ママで、現在時短勤務を選択しています。
仕事と育児の両立に悩みながら、子供達と一緒に成長していきたいです。

ブログをお休みしている間に、去年の夏と冬と2回ピアノ発表会を経験しました。

 

小5たろーはまだピアノを続けてはいますが、大分やる気が下がっています。夏の発表会はでないと言っており、私もそのつもりでいました。

 

夏の発表会は地域の参加者を募る公募型の発表会です。

たろーのお友達ママさんから、お友達が出るのでたろーくんも出ませんか、とお声がけいただき、急遽たろーもでる気になりました。

 

新たな曲を一からやる時間はもうありません。今習っている曲でそのまま出ることになりました。

ベートーベンのソナチネAnh.5-2 です。 普段の曲はソナチネレベルですあせる

 

この曲は私でも弾けますので、たろーよりも私のほうが先に弾けていました。

私は例えて言うならば、快晴の中元気よく飛び跳ねるイメージで弾いていたんです。

しばらくはたろーも同じようなイメージで弾いていましたが。ある日がらっとイメージが変わりました。

たろーの音楽は春の陽ざしの柔らかいイメージです。

今動画を聴くとちょっと弱すぎる雰囲気もありますが、それでも自分の音楽をちゃんと作れるようになりました合格

やる気なく技術的に進歩ないのは残念ですが、私は小学生の頃自分の音楽を作ることができなかったのでは?

 

誘ってくれたお友達、たろーが小3で学校のピアノ伴奏をしているのを見た後、自分もピアノをやりたいと始めたんだと伺ってました。(記事は こちら☆

ちょっと私も信じられなかったのですが、演題はショパンの「子犬のワルツ」。

それって簡単バージョン作れないよね?どう弾くんだろう・・・・と思ったら、ちゃんと楽譜通りです目

ピアノ始めて2年足らず、失敗しちゃったけれど、インテンポで弾ききろうとして、正直目が点です。

お友達、たろーくんには負けたくないってものすごい練習したんですって。

失敗しちゃったのを悔しく思い、終わったあと陰で泣いていたそうで。

あああーー私はたろーにこのお友達のように育って欲しかったんですけれども。

少しはたろーの心にお友達の頑張りが響くといいのですが。

お友達、ほんと良く頑張ってたよ。たろーのお友達でいてくれてありがとう。

 

しかし、また1年後頑張るから!って言うお友達を見て、たろーはそれで闘争心燃やすことは少なくとも表面上は全くなく・・・・汗

次はモーツァルトの「キラキラ星変奏曲」を弾きたいなあ。と。

負けず嫌いな私はそんな割にあわない曲選びませんよ汗

前の記事にも書きましたが、闘争心に火がつく私とは全く別の価値観で、たろーは動いているようです。

お友達はほんとすごかったと認める素直さあり、でも自分は自分でやりたい曲をやるというマイペースさあり。

これはこれでたろーの個性なのでしょうから、私の性格を押し付けて潰さないようにしないと。

 

どうやらたろーはモーツァルトが好きなようですが、発表会でモーツァルトばっかり弾いていたので、

冬の発表会はモーツァルト以外から選ばせたところ、バッハの「主よ 人の望みの喜びを」を選びました。

候補の中から読譜苦手なたろーには最もつらい、和音いっぱいの曲・・・・汗

勉強もうまくいっていない影響か、この数ヶ月がたろーにとって最もつらい日々でした。

ピアノ練習も全く身に入らず、ピアノに座っては「無理ーー」ってピアノから逃げる毎日。

結局発表会には全然間に合わず、暗譜も出来ず、出るべきではないのでは?と思ったのですが、本人は出たがりました。

複数のメロディーが重なっているとか、強弱とか、そんな段階に達しませんでしたチーン 

人前に出せるレベルでは全然なくつまづきまくっていますが、先生はこれもまた経験とおっしゃってくださっており、記録に残しておきます。

たろーの弾きたい音楽は見えているので、もっとちゃんと弾きこめば。音楽は一番最初に見えているのよね。

前回の春の陽ざしとはまた違う、たろーの男らしいバッハ、完成形を見たかったなあ。

 

この発表会も終わり、今はたろー念願の「きらきら星変奏曲」をやっています。少し盛り返し、最近は少し真面目に練習しています。一日30分限定ですけれども。

 

一方の小2じろーちゃん、波があるものの、たろーと比べると順調に成長しているように見えます。

夏の発表会は、カバレフスキー のこどものためのピアノ小曲集の中の「ソナチネ」。

冬の発表会は、ハチャトリアンの「エチュード」。

たろーほど音楽が見えてくるような感じはないのですが、トータルバランスが良い感じがします。

うちの母はたろーの音楽のほうが好みのようですが、私はじろーちゃんの真面目な雰囲気は安定感があって好きです。

ハチャトリアンの「エチュード」は、はじめの数音の音色で上手な雰囲気が響いてきましたよ合格

 

これまでの動画はこちらにまとめました → こちら☆

ピアノを通して子供達の成長が見えてきます。停滞しているのも、また成長の一ページ。

次はどのような成長を見せてくれるか、楽しみです。 次はさぶろーちゃんが出現するかな?

 

 

たろー、2019年夏。ベートーベンのソナチネ。

 

たろー、2019年冬。バッハの「主よ、人の望みの喜びよ」

 

じろー、2019年 夏。カバレフスキー の「ソナチネ」

 

じろー 2019年冬。ハチャトリアンの「エチュード」