【観劇感想】人狼ザ・ライブプレイングシアターVILLAGE#13第4ステージ | もものすけの気ままなブログ

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千葉県木更津のご当地ヒーロー『鳳神ヤツルギ』のエンディングダンスが、大好きな人達が集まって作った【ヤツルギダンス部】の部長だったり、ご当地ヒーローに会いたかったりするおなごのブログです。

こんにちば。もものすけです。
お久しぶりの更新ですね(^_^;)

8月1日(金)に人狼ザ・ライブプレイングシアター(以下、人狼TLPT)を観て来ました。
この人狼TLPTというのは、人狼ゲームを舞台上で各キャラクターを演じながら行う台本のない即興劇であり、演者達の真剣勝負。
人狼ゲームを目の前で演者がプレイしていくので、お客さんもゲームの参加者になったような感覚で楽しめる舞台です。

人狼ゲームというのは、簡単にご説明しますとトランプゲームのダウトのように嘘つきを探すゲームです。
人狼ゲーム自体は昔からあるゲームでルールも色々あるようです。
今回の人狼TLPTでのルールは以下の通りです。

舞台は、タイトルにもありますようにVILLAGE(村)です。
村人13人の中から、『人狼』3人を見つけ出す事が村人達の目的です。
ですが、昼間の間は人狼達は村人に化けているので、探す手段がありません。
そこで村人達は、毎日人狼と思われる誰か1人を処刑する事に決めました。
毎日の昼の話し合いで、怪しい人間を見つけ出し処刑していきます。
また夜になると、人狼達が動きだし、人間を1人食い殺してしまいます。
この処刑で見事3人の『人狼』を倒す事が出来れば村人達の勝利。
処刑で間違って普通の人間を殺してしまったり、人狼に食い殺されたりして村人の数が『人狼』と同数または少なくなってしまうと人狼の勝利です。

村人達の中には、『予言者』『霊媒師』『狩人』という隠れた役目を持つ人間が3名います。
『予言者』は、夜になると誰か1人を指名し、その人が人間か人狼かを、神の啓示により知る事が出来ます。
『霊媒師』は、夜になると処刑された人の霊を呼び出し、人間か人狼かを知る事が出来ます。
『狩人』は、夜になると誰か1人を守る事が出来ます。ただし、自分を守る事と2日連続で同じ人を守る事は出来ません。
(詳しいルールは、人狼TLPTのサイトをご覧下さい。)


人狼ゲームについては、全くの初心者な私(;'∀')
ですが、思った以上に楽しめました♪
以下、感想です。

人狼TLPTでは、キャラクターの名前の前に職業(通り名?)がついて表記されているので、この記事でも同じ様に表記します。(職業・キャラクター名という様に)

あくまでも、お芝居なのでそれぞれの役を演じながら、人狼ゲームが進んでいきます。
役者さん、演じながらゲームするってちょっと大変そう……。
話し合いのパートが中心になるのですが、前半の話し合いは少しグダグダに感じました。
人数が多いっていうのもありますが、結構各々が好きな事を話し始めちゃって、まとまんないように感じました。
これは、時間制限がある中での話し合いだったのと、キャラクターを演じる事への意識が向いていたというのもあるのかな~?と思います。その中でも、男爵・バロウズさんは、年上っぽい貫禄で話をまとめようと頑張っておりました。
記者・キースさんは、議論の主導権を握ろうと頑張ってました。この時から、こっそり怪しいと思ってたんだよ!!
大体、ホームページでみた写真よりカッコいいってどういうことだっ(# ゚Д゚)!!
おっと、失礼……(;´∀`)
ですが、後半につれて人数が絞られていくほど、話も面白くなって参りました。
落ち着いて話し合いが出来ていたし、最後まで人狼が見破れなくてドキドキしました(*ノωノ)


そして、もう1つ楽しかったのが墓場ターン!!
夜の場面は、観客に見えないよう舞台に幕がひかれます。その間、処刑された人と人狼に喰われた人がお客さんへ自分の役をネタバレしてくれるのです。
(最後までネタバレしない公演もあるそうです)
この墓場ターンの演者さん達のハジケっぷりがたまらなく楽しかったです( *´艸`)♪
死んだ人達の掛け合いとか、幕に挟まれちゃうハプニングとか(≧▽≦)
とても楽しかったです!!


印象に残ったキャラクターは、御曹司・シオン君10歳☆
椅子の上に立ったり、空気読めない子だったり、処刑される前にキャンキャン騒いだりとにぎやかな反面、テイラーさんのよくわからない言動に冷静に突っ込みいれたりするお坊ちゃま。
金持ちアピールがとても素敵でした~☆
『人狼』による仲間切りにあい、後半早々に処刑されてしまったので、残念(´・ω・`)
可愛い顔して腹が黒い彼が、もっと活躍するところが見たかったです!!

そして、私が一番騙されたのは記者・キース。
話し合いの主導権を握ろうとする姿勢が怪しかったはずなのに、積極的な発言と話のまとめ方で頼れるキャラに昇格。男爵・バロウズさんが死んだ後、場を仕切る重要な立場を得た『人狼』にまんまと騙されてしまいました(´・ω・`)
ほんと、最後の人間アピール発言とか怪しかったはずなのに、気づけなかったのが悔しい!!

そのキースと張り合ってたのが、遊び人・ヴィンセント。
時に発言し時に沈黙する。話し合いを一番冷静に見ていたのは彼だと思いました。
でも、最後の投票時のキースさんとの掛け合いでは、冷静キャラ崩壊みたいな感じで、とっても楽しかったです( *´艸`)

最後の投票まで生き残った貸本屋・シフォンさん。
彼女も冷静に話し合いをしていたのですが、なんとなく決断力にかけるような印象を受けました。誰かの意見にのっかるというよりは、誰かに後押しして欲しいと思っているような感じ。

もう一人最後の投票まで生き残った見習い・キャメロンくん。
キャメロンくんは、『狩人』で、何度も人狼から村人を守っていました。その予想する能力は、すごいなと思いました。彼は、感情的になりやすいタイプなのか気持ちが盛り上がると、周りが見えなくなるような印象でした。最後の狩人カミングアウトの場面は、興奮しすぎだろ!とちょっと心で突っ込みを入れてしまいましたよ。

仕立屋・テイラーさんは、相変わらずいい声でした~(*´ω`*)
『狂人』という人間なのに人狼の味方をする役割を持ったテイラーさん。
彼は、予言者と嘘を吐き、2日目に処刑されてしまいます。
ただ彼の『狂人』としての役目は、まっとうしたんじゃないかなと思いました。
私は、まんまと騙されちゃいましたからね!!
ハリエットちゃんを人間と予言した彼の発言に振り回されてしまいましたよ(´・ω・`)
お針子・ハリエットちゃん、疑ってごめんよ~~(ノД`)・゜・。

お針子・ハリエットちゃんは、『霊媒師』という役目を持っていたのですが、いまいち発言に説得力が無くて処刑までずっと疑われていたように感じます。
子守り・モリーが偽物だと論破出来なかったのは、残念でした。
それだけの材料が無かったというのもあるんだろうとは思いますが……。
あと後半、目が怖かったです(;・∀・)
処刑された後、テイラーさんとハグしてて…いいなぁと…(超私情☆)

子守・モリーさんは、全体的に発言数抑え気味でした。
やっぱり『人狼』だからかな~?
そして、人狼確定状態での処刑。発言が少ないっていうのが影響しているのか、自分を偽物だというしかないハリエットちゃんへの返しが、もっと見たかったなと思いました。
処刑後のはっちゃけっぷりが1番すごかったです!!
可愛いお方だな~と思いました(*´ω`*)

死んだ後が印象的だったのは、男爵・バロウズさん。
生きている内は、みんなのまとめ役で議論を先導しているような印象でした。
ですが、残念ながら『予言者』という役割の為、人狼に食い殺されてしまいます。
死後の墓場ターンで、なんとサングラスをかけて登場!!
ご本人は、タモリさんを意識していたようですが、どう見てもエ○ザイルのサングラスかけてる方のボーカルにしか見えませんでしたよ……(;´∀`)

最初に処刑されちゃった暇人・キンバリー。
明るくワイワイしているキャラクターは、とても可愛かったです♪
もう少し馬鹿な子っぽくしてもいいのかもな~と思いました。
最初に人狼に喰われたきのこ屋・マッシュ。
人狼の疑いをかけられ処刑された芋掘り・シンシア。
この2人は、マッシュポテトという漫才コンビを組んでいるらしいのですが、どちらもボケ。
芋掘り・シンシアちゃんは処刑後、幕に挟まれちゃう天然ぷりを見せつけてくれました。
マッシュ、ツッコミ頑張ってね!!

魚屋・セリオさんは、優柔不断そうに見えてしっかり発言する人だと思いました。
そして、途中から持ってた杖が釣竿だと気づかなかったです……。
自己紹介では、ぜひ某有名旅館のCMみたいな事をやって欲しかったな~。



人狼TLPTを観て、実際に自分もやってみたくなりました!
そして、論じるというのは難しいんだな~と実感した舞台でもありました。
お客さんも舞台前半を見て、それぞれの役割と人狼を当てるゲームに参加する事が出来ます。
私は当てる事が出来ませんでした(´・ω・`)
次は、人狼だけでも見破りたいと思います!!!

それでは、この辺で。
お粗末様でした~('ω')ノシ