【観劇感想】人狼ザ・ライブプレイングシアターVILLAGE＃１３第10ステージ

こんにちば。
もものすけです。

8月6日(水)に人狼ザ・ライブプレイングシアター(以下、人狼TLPT)を再び観に行ってきました～♪
人狼TLPTは、各公演ごとにキャストさんが変わります。
今回は、前回のルーキーステージとは違い、ベテランの方も多いステージでした。
正直、第４ステージより楽しかったです( *´艸｀*)

人狼TLPTおよび人狼ゲームについての説明は、第４ステージの感想に書きましたので、
ここでは、割愛させていただきます<(_ _)>

また人狼TLPTでは、キャラクターの名前の前に職業(通り名？)がついて表記されているので、この記事でも、全部ではないですが同じ様に表記しています。(職業・キャラクター名という様に)

2014.08.17 神父・クリスさんのお名前が一部クリフに間違っていたのを修正しました。失礼致しました。

以下、感想です。
観終わった印象としては、演者さん達が良い意味で遊んでいたなと感じました。
キャラクター同士の掛け合いが、とても自然でした(*'ω'*)
そして、話し合いパートでは、ちゃんと全員で話し合いをし、結論まとめるって流れがスムーズ！！
ルーキーの時は、結構みんなが喋りたい！喋らなくちゃ！！という感じがしていたので、経験者さんが多いと違うな～と思いました。
今回のステージは、即興劇として、お芝居としてすごく楽しかったです♪
ただ個人的には、今回も人狼を当てる事が出来なくて……とても悔しかったです……(´・ω・`)


まず、最初に人狼のルールの説明を『村の子・ナナちゃん(天の声)』と『作家・ゴーシュさん』が説明してくれました。
説明は、とってもわかりやすかったです♪

そして、前回は観る事が出来なかったオープニングをしっかりじっくり見せていただきました！！
いや～、一気に村に引き込まれてしまいましたね。
ただ、ハイラムさんがオカマキャラだと知らなかったので、セリフの時ちょっと驚きました(;´∀｀)
この前の公演で見逃してしまった村の設定や人狼探しをする経緯を、知る事が出来て良かったです。※全公演共通なのかはわからないのですが(^_^;)

ゲームが始まる前のお芝居の部分は、以下のような感じです。

【人狼ゲームのイントロ】
村は、６０年前に人狼という名の怪物に襲われた。
だが、偶然そこに居合わせた賢者によって人狼は処刑され、村は守られた。
賢者は、村を守る為に結界を施し、村に人狼が入ってこられないようにした。
平和になった村で、人々は楽しく暮らしていたがそれもそう長くは続かなかった。
ある夜から、村人が一人ずつ消えていく怪事件が起き始めたのだ。
少女・ナナが殺された日、村人達はようやく北側の結界が破られている事に気づく。
全員の顔が、青くなった。
たった１３人になってしまった彼等は、間違う事のない結論を導き出す。

『人狼が村に入り込んだ』

人狼。人を模倣する恐ろしい怪物。
満月の夜に食べた人間に変化する事が出来る彼等は、生前の人間の記憶までも全て知る事が出来た。彼らは例え死後でも、怪物の姿に戻る事は無い。
だから、普通の人間が、人狼を見破る事はほぼ不可能であった。

しかし幸いな事に、村には賢者が残してくれた知識と能力があった。
昼間の間であれば、彼等はただの人間と同じ。自分達でも人狼を殺す事が出来ると知っていた。
夜になると、人狼は人を喰らう事も。
だから、彼らは昼間に人狼だと疑われる人物を処刑しようと考えた。
そして賢者が村に残した能力は、結界が破られた事で村人の誰かに宿る事も知っていた。
夜のうちに怪しい村人の正体を見破る事が出来る予言者の力。
処刑された死者の魂を呼び出い、その正体を知る事が出来る霊媒師の力。
そして、怪物の姿に戻った人狼を撃退する力をもつ狩人の力。
彼等を守って戦う事もまた大切だと、彼等は知っていた。
だからなのか、わずか１３人になってしまった村人達は、自然と集会場へと集まっていった。
自分が疑われ無い様に。自分を守る為に。

神父は、村人達へ厳かに告げる。
「これから、毎日誰か１人を処刑する。幸いにも人狼が３匹入り込んでいるという事はわかっている。人狼３人を処刑出来れば、村は守られる」
誰を処刑するのかは、１３人全員で多数決で決められる事となった。
処刑が行われるのは、１８時。
それまでに誰を殺すか、村人達は決めなければならない。
集会所のテーブルに、毒薬の小瓶と１３本のバラが置かれる。
誰からともなく、ゴクリと唾をのむ音が聞こえた。
「それでは、話し合いを始めよう」



さてさて、自己紹介パートでいきなりの告白をしてくれた貸本屋・シフォンさん。
イントロでお亡くなりになったナナちゃんの母親だったと告白！？
ナナちゃんは、捨て子で教会で育っていたようですが、教会の前に置き去りにしたのはシフォンさんだったようです。
シフォンさんは、３年くらい前に村に戻ってきたみたいですね。
「もう少し早く、この話し合いをしてくれたら……」
その言葉を聞いて怒ったのは、修道女・エスターさん。
「あなたが、ナナを捨てなければ！！」
その時のエスターさんが、本当にド迫力でした。
怖ぇえええええ((((((( ﾟДﾟ；；)))))と、シフォンさんに殴りかかるんじゃないかと、ドキドキしてしまうくらいに怖かったです。
あと、髪結い・バーバラさんも迫力美人のお姉様で素敵でした～♪
なんでも知ってるバーバラさん♪
他の方の自己紹介の時も、話し合いの最中も知ってるを連発していました。バーバラさんが知ってる！と言うと、やっぱりね☆と笑ってしまいました( *´艸｀)
世捨て人・デヴィッド君も、いきなり「僕は、神父のペットです」告白！！
ざわつき笑いが起こる会場。
ちょ、ちょっとそこんとこ詳しく聞きたいんですけどぉおお(*´Д｀*)と、こっそり興味津々な私☆
慌てる神父様を軽蔑した目で見る修道女・エスターさん。
ただ一人納得顔の髪結い・バーバラさん。
思い出しても、笑えてきてしまうシーンでした(*´ω｀*)
バーバラさんの従兄弟で料理長・ジェフさんの自己紹介では、彼は隣村の男爵家で料理長をしているとの事。
おお、第４ステージで登場した男爵・バロウズさんのお屋敷かなとこっそりニヤニヤ。
料理長は、珍しいキノコ屋があるというのでこの村に来たらしいという言葉を聞いて、これも第４ステージで登場したキノコ屋マッシュのお店かな？とまたもニヤニヤしてしまいました(*‘∀‘)
料理長・ジェフは、一発ギャグを披露！！そして、髪結い・バーバラさんも一発ギャグを披露！！バーバラ姉さん、ノリノリですね☆
本当、自己紹介でかなり笑ってしまいました。
第１０ステージのキャラクターが濃厚で、圧倒されてしまいましたよ(^^;)

最初に処刑されたのは、吟遊詩人・バードさん。
金髪、すごい似合ってますね(*´ω｀)ｂ！！
最初の話し合いで、能力者はまだカミングアウトしない事になりました。
そして、自分が今怪しいと思う人へ投票。
配達人・ハイラムさんから、能力者が処刑されそうな票数になった場合、結果が出る前に告白しろとおっしゃいました。ですが、吟遊詩人・バードさんは狩人なのに告白しませんでした。
狩人という能力では、告白は難しいんだろうなと思いました。別の誰かになったところで、最初の夜に喰われるだろうし。
バードさんは、書きかけの自伝を記者・キースに託し、毒を飲み干しました。
ステージの真ん中に立つバードさん……。その姿を、『身長、私と同じ(１５０ｃｍ台)くらいかな～』と思いながら、見つめていました。

２日目の朝、貸本屋・シフォンさんの姿が消えていました。
どうやら、シフォンさんは人狼に喰われてしまったようです。
「私、昨日酷いこと言っちゃった……」
泣きそうな修道女・エスターさんをそっと慰める神父・クリスさん。
場には、なんとなく重たい雰囲気が漂っていました。
ここで配達人・ハイラムさんから「自分は人狼を１人見つけた」と素敵な知らせ！！
その流れから、能力者の告白タイム！
当番弁護士・ヨハンと配達人・ハイラムさんが予言者であると主張。
仕立て屋・テイラーさんが、霊媒師であると主張しました。
予言者については、ハイラムさんの方が説得力ありすぎでした。もう人狼が誰かを明かす手法(全員のネームプレートから、人狼である１名の分をテーブルに隠す)とか、経験者だから考えついた方法なのかなと思いました。
すごーい、頭いーー(*‘∀‘)！！と感心する私。
そして、人狼だとハイラムに見破られてしまったのは、剣豪・ムサシさん。
この後のムサシさんの騒ぎっぷりと言ったら……テイラーさんに「頭からっぽのくせに、よく喋りますね」とトドメを刺されていました。
いや、本当、剣豪ってイメージできないくらい騒いでましたよ(-ω-)
処刑は、もちろん剣豪・ムサシさんでした。

３日目の朝、やっぱり配達人・ハイラムさんが姿を見せませんでした。
仕立て屋・テイラーさんからムサシさんが人狼だと聞いてほっとする皆様。
この時点で、配達人・ハイラムさんが予言者だという事が確定したんではないかな～と思いました。ということで、当番弁護士・ヨハンさんは、嘘を吐いている＝人狼or狂人という推理の流れが出来たかなと。感じました。
ここでの議論は、神父・クリスが主導権を握っていたように思いました。
最終的に、髪結い・バーバラ姉さんの処刑が決定。
最後までとても格好いい姉さんでした！！

４日目の朝、ここもやっぱり仕立て屋・テイラーさんが姿を消していました。
銀職人・シルヴィアちゃんは、「私、テイラーに好きって言えなかった……」と悲しそうな顔(´・ω・｀)
そうか、シルヴィアちゃん、テイラーさんの事が好きだったんだね。第４ステージのハリエットちゃんといい、テイラーさんモテるね！！イケメン＆いい声だからね( *´艸｀)！！！
この時点の人数、７人。その内、人狼は２人。
処刑と人狼の捕食により、５日目には５人になってしまいます。
ここで人狼を処刑できれば、村人有利ですが人間を処刑してしまうと…５日目に村人３人・人狼２人という追いつめられた状況になってしまいますね！！
ですが、ここで全員で選んだ答えは、狂人の疑いがある当番弁護士・ヨハンさんの処刑でした。
「自分でも狂人らしいと思います」って、自分で言ってしまうスーツぴちぴち・ヨハンさん。
確かに狂人らしい狂人、THE狂人！って感じでした。
ここで、狂人を処刑しちゃうとどうなのかな？と思ったんですが、人狼経験者ではないので、いまいち選択が正しかったのか判断できません。
う～ん、どうなんですかね？狂人は、人間カウントだから残した方がよかったのでは(？ω？)？
そんな疑問を抱きつつ、４日目は終了しました。

５日目の朝、料理長・ジェフの姿はありませんでした。
ここで一気に疑いが強まったのは、神父・クリスさん。
その瞬間、クリスさん何かがハズれたらしく(クリスさんが騒ぎだしたのが投票の時だったか記憶が曖昧(;´･ω･))、窓を開けて叫んだり(舞台には、窓のセットが一つ置かれていました。あの窓、開くんだ！と地味に笑ってしまいました)支離滅裂だったりと、非常に楽しかったです♪
もう会場全体が笑っていました(*´▽｀*)
修道女・エスターさんまでも下を向いて肩を震わせるほど、面白かったです♪
ですが、そんなクリスさんにエスターさんから一言「ハウス！！」
え～～、そういう事ですかΣ(･ω･ﾉ)ﾉ！！？
そこにしゃしゃり出てきた世捨て人・デヴィッドに、クリスさんから一言「ハウス！！」
や、やっぱり２人はそういう関係なのか……(ﾟДﾟ;)
というわけで、神父・クリスさん処刑決定。

６日目の朝、銀職人・シルヴィアが人狼に殺されていました。
残ったのは、３人。
修道女・エスターさん、世捨て人・デヴィッドさん、記者・キースさん。
エスターさんは、キースさんへ投票。
キースさんは、エスターさんへ投票。
残されたデヴィッドさん。
「キースさんを信じます！」
はてさて、その結果は……。

７日目の朝。
記者・キースしか、集会場には現れませんでした。
「これで、面白い記事が書けそうだ」
にやりと怪しい笑みを浮かべるその顔は、ゾクゾクするほど似合っていました。

個人的には、また、お前かっ！！と心の中で、叫んでしまいました。
いや、でも本当に記者・キースさんは全然怪しくなかったので(そこが逆に怪しかったのかな(;´∀｀))空気を読むのが上手だなと、感じました。

あと、墓場ターンは全体的に楽しすぎです。
印象に残った正体バラシのコールアンドレスポンス（うろ覚えですが…）。
バードさんの時：お客様達のみ『元気出してー！』
ハイラムさんの時：ハイラム「カマ」お客様『ラム！！』素早く言うの、難しいお(´・ω・`)
テイラーさんの時：テイラー「テイラー」お客様『エキサイティーング！！』振り付き( *´艸｀)
ヨハンさんの時：ヨハン「スーツ」お客様『ピッチピチ！』ほぼ全員ピチピチだと思ってましたネ☆
バーバラさんの時：バーバラ「知ってる」お客様『やっぱりね！！』やっぱり言いたかった♪
シルヴィアちゃんの時：シルヴィア「テイラー」お客様『好きー！』大好きー♪

コールアンドレスポンス以外には、ナナさんの突っ込みのキレ味が素晴らしかったのと、クリス神父のはっちゃけっぷりとアイドルステップが素敵でした(*´ω｀*)
本当、クリスさんには、笑わせていただきました☆
３日目の解答用紙回収時には、ハイラムさんが秘密兵器【マジックハンド】を投入！！
前のお客様の用紙をしっかり回収していましたね。
あと、バードさんに対しての背がちっちゃいイジリは楽しかった～( *´艸｀)

そんなこんなで、本当に楽しいステージでした！！
また、機会があれば観に行きたいと思います。

ありがとうございました(*´ω｀*)


※ここまで書いて、結果と正解を書いてないですね(;´∀｀)

結果:人狼勝利
【人狼】
　記者・キース
　神父・クリス
　剣豪・ムサシ

【予言者】
　配達人・ハイラム

【霊媒師】
　仕立て屋・テイラー

【狩人】
　吟遊詩人・バード

【狂人】
　当番・ヨハン

【村人】
　世捨て人・デヴィッド
　修道女・エスター
　銀職人・シルヴィア
　料理長・ジェフ
　髪結い・バーバラ
　貸本屋・シフォン

それでは、お粗末様でした～('◇')ゞ