混合診療ってなあに? | ポン吉のブログー反TPP宣言ー

ポン吉のブログー反TPP宣言ー

安倍総理がTPPの交渉参加を表明した事を受けて、TPP断固反対の立場でブログを書いていきたいと思います。たまに新自由主義批判やチャンネル桜批判もします。

TPPに入ると国民皆保険制度どうなるか?と言う時出てくるのが混合診療です。では、混合診療とは何でしょうか?

混合診療とは、保険診療自由診療の医療を併用することを言う。

保険診療とは?
国民健康保険や社会保険等の健康保険などの公的医療保険制度が適用される診療を受けることで、貧富の差がなく全ての国民が平等な医療が受けられる様になり、確実に治る治療法が確立されている場合には、非常に恩恵のある診療と言えます。

自由診療とは?
保険の適用外の診療のことを指し、保険適用外の新薬、最先端の医療を受けられ、それまで助からなかった命が助かるようになる可能性もあるが、費用は自費です。




●お金でみる混合診療

ポン吉のブログー反TPP宣言ー-混合診療

30万円の保険診療+50万円の自由診療を受けた場合。

混合診療禁止の場合
30万円+50万円=80万円

混合診療解禁の場合
9万円(30万円の三割)+50万円=59万円



このように混合診療を解禁したほうが保険が適用され安くなります。が、上手い話には落とし穴があります。混合診療の目的とは保険診療が縮小された制度を「本来目指すべき制度」としています。つまり保険の適用範囲が狭くなります。狭くなった分は何かで補わなければなりません。そうです。保険の効かない自由診療です。しかもこの自由診療、言い値みたいなものです。この先自由診療の料金の上昇が予測されています。



つまり、上の図<3>よりも酷い事になります。例えば30万円の保険診療が適用範囲が10万円になったとします。そして20万円分が自由診療になったとすると?

さきぼどと同じ診療代が
10万円の保険診療+90万円の自由診療となります。

すると
3万円(10万円の三割)+90万円=93万円



ねっ、段々雲行きが怪しくなってきたでしょう?もっといえば、10万円で保険診療だったものが適用範囲がなくなったとします。すると自由診療を受けるしかありませんがその自由診療が20万円でした。何てことになると3万円(10万円の三割)ですんでいたものが、20万円払うわけですから大変です。

そんなの払えないよ。と言う方大丈夫です。アメリカの保険に入りましょう!


って、やっぱり国民皆保険制度守れないのかよ!



実質、名目だけの物になりそうです。老人や低所得者の儲けの出ないところを日本政府にやらせ、若年層などの美味しい所はアメリカの保険会社が頂くなんて話もあるようです。




よろしければ、ポチっとお願いします。
  ↓

人気ブログランキングへ



よければこちらも
  ↓
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村