たまたま友達が、ニューヨークにある世界最高峰のファッション専門学校FITでランジェリー展が開催されていると教えてくれ、行ってきました
(ちなみに友達はグラフィック専門ですがFIT出身とあり、この情報を知っていました)
'Exposed a history of lingerie'
と題されたエキシビションで、入り口には今年卒業した生徒の作品から始まり、中は1900年初頭から現在に至るまでの主にアメリカのランジェリーの軌跡についてがメインでした。
先週はフランスをみて今週はアメリカ。なんとも不思議な縁です
共通して言えるのは「美しいものは変わらない」ということと、victoria's secretの登場によりランジェリーが大量生産、消費されるようになりましたが、一方でそれより前のマニュファクチャリングの技術を見直そうという動きも今現在あるそうです。
つまり、ファッショナブルなものを手軽に着ければいいではなく、最近にわかにアメリカ女性は、ちゃんとした自分のサイズにあったもの、良質な素材、デザインのものを身につけたいと思っている人が増えてきているそうです。
戦前まではフランスもアメリカも同じくランジェリーはマニュファクチャリングによりリードされた上質で優れたものだったのです。
アメリカならではのコットンをふんだんに使ったデザインもこれもまたとても素敵でした。
先週と同じく、「この時代でもこんなに美しい!」というのが第一印象で、1900年代はじめのスリップを今着てみたいと思ったくらいです
それだけ手のこんだ美しいものでした
あいにく中は撮影禁止でしたが、ロビーでパシャリ
ロビーに展示してあるのが学生の作品で、たまたま作った学生がいたので、色々アメリカのランジェリーの現状についても教えてもらうことができました。
とても貴重な機会になりました
Ribbon Den'enchofu オンライン