【JAPAN X BOWL】社会人決勝 <国内最高峰の戦い> 試合のPRと簡易プレビュー! | アメフト交差点

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12/14(日)にはアメフトの大学決勝戦・甲子園ボウルが開催されますが、
翌日
12/15(月)にはアメフトの社会人決勝戦・JAPAN X BOWL(以降JXBと表記)が開催されます!

@東京ドーム 19:00~ 第28回『JAPAN X BOWL』-社会人決勝戦- 富士通フロンティアーズ vs IBMビッグブルー ~国内最高峰の激戦・『攻め続ける』戦い~ ★ハーフタイムショー:MAX とXリーグチアリーダーズ★ →19時~【NHK-BS1】にて生中継アリ!!
※勝者は学生優勝チームとライスボウル(2015年1/3東京ドームにて開催)で日本一をかけて戦う。

第28回JAPAN X BOWL 特設サイト
http://www.xleague.com/jxb/

各決勝戦は「ボウルゲーム」と呼ばれ、これらの試合はゲームとしての面白さはもちろんですがアメフトを知らない方や関係がない方でも『お祭り』として楽しめる試合となっています(=゚ω゚)ノ
是非是非、ご観戦に行かれることをオススメしますし、家で中継で見ながらご飯を食べたり、お菓子を食べたり、お酒を飲んだりして楽しんで頂くのも良いかと思います!
この社会人決勝戦ではアメフト本国のアメリカから参戦している選手も多く観れますし、日本人の中でもトップレベルのアスリートが集う戦いでもあるので、否応なしに盛り上がれると思います‼

JXBのBS1生中継では、副音声でとても丁寧で分かりやすいルール解説も行っていますので、そちらで観て頂くのも良いかなと思います‼


そこまで言うアメフトの魅力はなんだ?という方のために、女優でアメリカのプロアメフト(NFL)ファンの相武紗季さんが以前インタビューでとても分かりやすくその魅力を語って下さったので、そのお言葉を抜粋させて頂きたいと思います。



《相武さんによるアメフトの魅力解説-名言を抜粋!-》

「すごく複雑なゲームなのに、初心者でも見て、楽しむ事が出来るし、深く学べば学ぶほど、更に面白さが分かる」
「どこを見ても楽しめるし、好きになるポイントってすごく人それぞれなんじゃないかなと思うスポーツ」
「誰もがはまる要素があるスポーツなんじゃないかなと、そこが魅力なんじゃないかなと思います。」


掲載サイト
http://www.47news.jp/sports/turnover/movie/interview_movie/160471.html

(週刊TURNOVER)


さてさて、ではJXBの簡単なプレビューなどをしていきたいと思いますが、甲子園ボウルよりもより娯楽的な楽しみもできるゲームだし、よりのめりこんで大衆が楽しめそうなゲームということもあって、既に様々な詳細プレビューもUPされているのでコアなファンの方々や、事前に色んな情報を知ってから観てみたい!という方はそちらを参考にして頂ければ、と思います。
↓のほうでそういったプレビューページへのリンク等を掲載しますので、ぜひご覧ください!

ここからはまず、初心者の方でも絶対楽しめるなという対戦カードになったJXBの魅力を中心とした見どころ紹介を僕なりにしてみようと思います(=゚ω゚)ノ


見どころその①
≪アメフトの「夢の国」、本国アメリカから加入したスター達!≫


アメフトの世界ではやはり本国アメリカというのは段違いの世界です。
子供のころからフットボールに慣れ親しみ、アメフトは「当たり前」の国、しかもバスケや野球・陸上など他のスポーツも並行して行える『スポーツ大国』だからこそなせるスーパーな人材育成、そういった環境は夢の国ともいえるほど。
そんな日本とはかけ離れた環境から育った「フットボールの申し子」である本場アメリカ人選手が、近年次々と日本の社会人Xリーグに参戦してくれています。
もちろん彼らの「スタンダード」はめちゃめちゃ高く、日本ではスター選手です。
そんな本場の選手たちが、死ぬ気でタイトルを獲りに行く特別な試合ですからヤバいっすwww
やるか、やられるかの世界を演出してくれます…!
是非、えげつない彼らの働きを観てみて下さい(≧▽≦)


見どころその②
≪圧倒的な破壊力を持つパス合戦≫


富士通、IBMともにパス攻撃を得意としています。
両チームパスの投げ手であるQB(クォーターバック)がアメリカ人選手なので、普通ではありえないスピードでパスを飛ばせますし、精度もここしかないというところに落とせるくらいものすごいですし、相手守備が自分をつぶしにこようとしていても冷静にかわしてパスへ転じれますし、何よりシュッとしたモデルのような体型がカッコイイです← www
IBM QB(クォーターバック) #3 ケビン・クラフト 選手
富士通 QB(クォーターバック) #3 コービー・キャメロン 選手
のすさまじい投げ合いに注目です!

もちろんいくら投げ手が良くても、捕るほうがヘタでは話にならないのですが、この両チームはレシーバーも一級品の選手達が揃っています。
特に注目してほしいのは、
IBM WR(ワイドレシーバー) #81 栗原崇 選手
富士通 WR(ワイドレシーバー) #81 中村輝晃クラーク 選手
の2人。
パスの名門
日本大学フェニックス時代
(失礼しました、栗原選手は法政大学トマホークス出身です!)
駒場学園時代の先輩後輩の間柄でもあるお2人なのですが、スピード、ジャンプ力、キャッチ力いずれもトップレベルです。
特に栗原選手はアメリカのプロ、NFLを目指し挑戦を続けていて今最も旬なレシーバー。
中村選手のほうも今季QB#3コービー・キャメロンとの相性抜群でロングパスをとるわとるわの大活躍中。
この2人の活躍に注目です。
もちろん他の選手達もフィールドを縦横無尽に駆け回りパスをキャッチしてくれると思うので、楽しみです!
「アメフトのパスってこんなに華やかなのかwww」と思って頂けると思うので、是非見て頂きたいところです(´ω`*)


見どころその③
≪守備はどう止めるのだ!?≫


今回対戦する2チームは強烈な攻撃力を持っています。
なので、守備にとってはなかなかタフな展開が予想され、「ヤツらの攻撃が止まらねェェェェ…( ;∀;)」ってなって、気付けば大量失点ということになりかねません。
なので守備側のほうがキョ-レツな相手攻撃を止めれるのか?
どうやって止めるのか?引いてまもるのかそれとも積極的に前がかりに止めに行くのか?
などに注目して頂きたいと思います。
1つのプレーで試合が動くこともあるし、布石になることもあるアメフトだからこそ、攻守のバランス関係や駆け引きに焦点を当てて注目して観て頂けると面白いかと思います!



≪試合の中で楽しみな様々なポイント≫
富士通有利と言われる中で、IBMはどういう戦い方で挑むのか。
得意な形・レシーバーを多く出してミドルからロングのパスをボンボン投げていくスタイルでいくのか、
#10RB(ランニングバック)末吉選手を中心としたランを多めに出してタフなフットボール・時間をコントロールするフットボールを試みるのか、あるいはパスはパスでも短いパスとランのフェイクを中心にやるのか。勝負所をどこにもってくるのか。
前回1stステージでの対戦ではお互いに様子を見ながら静かな立ち上がりだったけれど、今回は積極的に『攻め続ける』試合展開になるはず。
リードした側が守りに入らず、攻め続けることも重要なポイントでしょう!
一瞬でも気が緩んでしまえばすぐ逆転されてしまうくらいの力関係だと思うので、集中力とタフさもポイント。
あとはお互いのOL(オフェンスライン)の頑張りが鍵。
お互い準決勝ではラインが相当頑張ってQBを守ったからこそ勝てた。
両者に強力なパスラッシャーがいる中で、パスプロテクション(QBがパスを投げるまでの間QBを守って投げる時間を与える事)をいかに持たせれるか、踏ん張れるか。

ランプレーも効果的に使えることが望ましい。
IBMではRB#10末吉、#21髙木
富士通ではRB#29ゴードン、#20高野橋、#32後藤
など、パスばかり注目されるけど日本トップレベルの選手が揃ってる
彼らのランをどういうタイミングで、どういう狙いでコールするのか、そしてOLとRBがその期待に沿えるゲインを重ねれるのかもポイントです。

あとはスペシャルチーム・キッキングゲームも大きなポイント。
お互いにキックオフ&パントのリターナーには
IBM #81栗原選手
富士通 #22宜本潤平選手

と、一発でタッチダウンまで持っていけるスピードとテクニックがある選手が揃っています。(更に彼ら以外にも数名ずつ優秀なリターナーがいる)
彼らを早い段階で、確実なタックルで仕留めるというのも相当大事です。

さらにFG(フィールドゴール)キックにしても、
IBM #8小田倉選手
富士通 #11西村選手

と優秀なキッカーがお互いにいるので、3点をいかに積み上げれるのかというのももちろん重要なトコです。
但し‼
「相手方も強力なオフェンスを持っている」ということがあるので、得点出来る時にはできるだけ最大の得点=タッチダウンをしておきたいという思惑がコーチにはあると思うので、積極的に4thダウンギャンブルも含めてやっていくかもしれません。

まさに「攻め続ける」戦いなのです…!!
なんでここでキックで3点狙わないの?と思う時もあるかもしれませんが、もし3点で終わってしまって返しのシリーズで、相手の強烈なオフェンスに7点奪われてしまうとそれが敗因になるやもしれないというコワさが背景にあると思って頂ければ良いと思います。

そういう裏側まで含めて見ていくと本当に楽しいです!
一つ一つの決断には何かしら理由があって、そんな分岐点だらけの末なりたっているのがアメフトで本当に面白いと思います。
なにせ一つ違えば結果も得点差も全く違うモノになるのですから。


≪関連リンク・オススメプレビュー&試合紹介ページ≫

JXB特設サイト より>
チーム紹介ページ
http://www.xleague.com/jxb/team.html#team

顔つきのメンバー表と、ビジュアルな注目選手紹介がPDFで閲覧できます。
拡大しても画像がぼやけているのは残念ですが、パっとみて華やかですし、選手達自身の言葉も見れます。
東京ドームや、テレビの前で試合を見ながらこのメンバー表を参照して「身長体重そうなんやー」「出身校○○か!」などと楽しんで頂くのもいいかもしれません。
お気に入りの選手の背番号を覚えておいて、照らし合わせるというのも醍醐味。


週刊TURNOVER より>

総合力で富士通、勢いに乗るIBM JXBをマスコミ関係者が予想
http://www.47news.jp/sports/turnover/feature/plan_feature/162164.html


メッチャ濃いいのに、それぞれの専門家の方々のコメントがすべて分かりやすいプレビューになっています。
色んな観点からみておられるので、オススメです。

◎ジャパンXボウル「かく戦う」 富士通・藤田、IBM・山田両HCに聞く
http://www.47news.jp/sports/turnover/column/kozano/162085.html


両チームのヘッドコーチが直接試合のことを考え、答えられています。
かなり思うところを素直に話して下さっているので、試合の中でプレーチョイスなどの意思決定をする際の理由づけがこういうところに隠されているのかもしれません。

◎壁を乗り越えた2人のアスリート 富士通WR強盛、秋山武史
http://www.47news.jp/sports/turnover/feature/plan_feature/161934.html


◎「チームの勝利のために」 WRからDBへ、IBM中島佑
http://www.47news.jp/sports/turnover/feature/plan_feature/162093.html


普段はあまり語られることのない日本人選手の秘話です。
フィールド上で活躍するのは本当に大変なことなんだなと実感させられますが、思わず応援したくなるような物語です。
試合の鍵を握る伏兵たちでもあります。


富士通フロンティアーズ公式HP より>

◎【Xリーグ2014】Japan X Bowl vs IBMビッグブルー戦 - 見どころ
http://sports.jp.fujitsu.com/cs/news/detail/141208007589/1.html

けっこうシンプルかつ簡潔に見どころがまとめられれいるので、初心者の方やそんなにアメフトを知らない方でも見て頂ける構成になっています。

IBMビッグブルー公式HP より>

◎Japan X Bowl XXVIII: 富士通フロンティアーズ戦の見所
http://www.bigblue-football.com/topics_detail1/id=658

めちゃめちゃ濃厚で、アメフト好きにはたまらないプレビューとなっていますww
情報を詳しく仕入れておきたいんだ、という方は必見です。
試合の楽しみや期待が沢山詰まった構成になっています。


☆おまけ☆
『奇跡のタッチダウン 金岡禧友』 -YouTubeより-
JXBの前身、1999年の東京スーパーボウルでの出来事。
こんな接戦、鳥肌が立つような展開も、期待したいです。




『攻め続ける』からこそ熱く、緊張感の高まる激戦を予想しています。
こんな試合、こんな選手達の動き、日本で見れるのか(*´▽`*)という今までの日本のアメフトには無かった特別なボウルゲームの幕開けです!!
是非会場で、あるいはテレビで、観戦して思いっきり楽しみましょう(≧▽≦)!!!