NFL ワイルドカードプレーオフ BS1でも全試合放送!☆1試合目は生中継 | アメフト交差点

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プレーオフは全試合が注目カード‼

負ければシーズン終わりの厳しい戦い。
激しいヒット、この1戦のための多彩な準備、駆け引きなど見逃せないポイントばかりです(≧▽≦)!!



~プレーオフで勝つ鍵はディフェンスにアリ?~

NFLでは終盤戦やプレーオフに入ってから、特に守備が強いチームが勝ち上がって優勝するケースが多いです。
もちろんオフェンスが要所要所でしっかり決めてくれるような、バランスの良さも必要不可欠ですが、守備はある程度強い事が前提でないとここから生き残るのは難しいかもしれません。
なので、ディフェンスの動きに注目してみるのも一つ面白いかもしれません!
えげつないくらいのハードなタックルやヒットが見られるのも、プレーオフの楽しみです(*´▽`*)

詳細プレビューはリンク先のNFL JAPAN.COM さんのほうの記事と動画を参照して頂くとして、当ブログではココに注目してみたら面白そうだな、鍵を握るかもしれないなという部分を大まかに紹介しようと思います!



★NFC 1試合目★
1/4 (日)
【GAORA(CS放送)】6:25~
■生放送■
【NHK‐BS1】6:30~
■生放送■


カロライナ・パンサーズ[第4シード]  

vs アリゾナ・カーディナルス[第5シード] 

【WCプレビュー】カーディナルスの堅守をパンサ―ズ攻略なるか‐NFL JAPAN.COM
http://www.nfljapan.com/headlines/63443.html

アリゾナのQB(クォーターバック)は実質3番手の#14ライアン・リンドリーということで終盤調子を上げてきているパンサーズディフェンス相手に苦戦を強いられるのは間違いなしといいきってもよさそう。
そうなってくると、パンサーズオフェンスをどれだけアリゾナディフェンスが我慢強く止められるかというのが鍵になってきそうです。
Keyとなるのはやはりココの対決かな、と思います。

Point!!
パンサーズQB#1キャム・ニュートン vs カーディナルスSS(ストロングセイフティ)#36ディオン・ブキャノン


キャム・ニュートンは力強く剛速球のパスも持ち味ながら、『アスレチックQB』とも形容されるくらい自分で走り回るのも得意とする選手だということはWeek17の注目カード紹介でも取り上げましたが、この試合でも優秀なアリゾナのDB(ディフェンスバック)陣相手に素直にパスを通すのは難しいと思うので、彼自身が走ってヤードを稼げるか、そこからリズムを作って様々な展開を見せれるかというのもポイントになりそうです。
それに対してアリゾナディフェンスですが、レギュラーシーズン中同じように機動力のあるシーホークスのラッセル・ウィルソンに走りまくられた経緯があるので、どこまで改善できるかがポイントです。
もし同じようにニュートン自身に動き回られるようでは、どんどん得点されてしまいただでさえ苦しいアリゾナオフェンスに負担がかかってきます。
なので、なんとか止めたいところ。
そこで注目はSSのディオン・ブキャノン。
彼はいわゆる5人目のDBとして、前衛のほうでQBをスパイ(観察)してQB自身が走り出した時は1対1で仕留めないといけない役割を担うことも多くなりそうです。
ニュートンを止めるのは容易ではないですが、どういう間合いで詰めていけるのか、スパイテクニックを活かしてどこまでニュートンの動きを封じられるか、というのはポイントになると思います!



☆AFC 1試合目☆
1/4 (日) 
【日テレG+(CS放送)】10:00~■生放送■
1/6 (火) 【NHK‐BS1】1:00~ 他

ピッツバーグ・スティーラーズ[第3シード] 
vs ボルティモア・レイブンズ[第6シード] 
 

【WCプレビュー】同地区対決、注目はビッグベンVSレイブンズ守備陣‐NFL JAPAN.COM
http://www.nfljapan.com/headlines/63444.html


この試合ではお互いにラン攻撃をどう構築するか、というのは大きな要素です。
特にレイブンズはQB#5フラッコのパスオンリーになると不安が…(笑)
なので当然そこは注目どころになってくるのですが、僕としてはココを見ると面白いんじゃないかなっていうのはレイブンズの強力なパスラッシュ(相手QBがパスを投げる前に潰してしまおうとすごい勢いでQBに迫っていってプレッシャーをかけること)vsスティーラーズのパスプロテクション(OL=オフェンスラインの選手が、QBがパスを投げるまでの時間を稼ぐためQBを守ること)かなぁと思います。
そんでもって、ある程度スティーラーズのOLが押し込まれる場面も目立つのではないかと予測してます。
そうなってくると、スティーラーズQB#7ベン・ロスリスバーガーのプレーが楽しみになってきます!

Point!!
レイブンズOLB(アウトサイドラインバッカ―)#55テレル・サッグス&#58エルビス・デューマビル vs スティーラーズQB#7ベン・ロスリスバーガー


ロスリスバーガーの持ち味は、巨体で的が大きいにも関わらず相手に捕まらないようにうまくぬるっとかわして、強引にパスを投げてしまうこと。
どう考えてもこれ捕まったやろ!っていうときにも無理やり投球フォームを作って、パスを決めてしまうという、守備からしたらめちゃくちゃいやらしい相手になります(笑)
対してレイブンズのOLB、サッグスとデューマビルは、スピードを活かしたパスラッシュを得意としますが、獲物(=相手のQB)を捕える時は衝突事故が起こったみたいな、ハードなタックルで仕留めちゃいますwww
なので、ぬるっとかわすのが得意なロスリスバーガーをきちっと仕留めれるのか、ココがポイントになると思います。



☆AFC 2試合目☆
1/5 (月) 
【GAORA(CS放送)】2:55~■生放送■
1/7 (水) 【NHK‐BS1】1:00~ 他

インディアナポリス・コルツ[第4シード] 

vs シンシナティ・ベンガルズ[第5シード]  

【WCプレビュー】コルツ有利もベンガルズはPO連敗ストップなるか‐NFL JAPAN.COM
http://www.nfljapan.com/headlines/63454.html


パスドロップも多く、ここ数試合かなりオフェンスの調子が落ちているかに思えるコルツとディフェンスがウリのベンガルズ、これだけを言ってしまえばベンガルズ有利かに思いますが、コルツのオフェンスはQB#12アンドリュー・ラックを中心にプレーオフでは集中力を持って勝負強さを見せてくれると思うので、ある程度コルツが点を入れるのではないかと思っています。
昨年のワイルドカードではコルツがチーフス相手に28点差を逆転して勝利するという劇的な展開もあったので、エンジンがかかり出すとコルツの攻撃ってめちゃめちゃコワいんですよね。
あと問題は、ベンガルズのオフェンスがコルツのディフェンス相手にどれくらい思い通りにプレーしていけるかというところ。
レギュラーシーズン中の対戦では1点も上げることが出来ず完敗。
この試合では反省をもとに立て直してこれるのでしょうか。

Point!!
ベンガルズQB#14アンディ・ダルトン vs コルツ守備陣(全体)


ベンガルズのQBダルトンは、昨年まで3季連続でプレーオフに出ながらも不甲斐ない働きで1勝もできていません。
今年のオフェンスはランをベースに組み立てられているので負担も減っているはずなのに、インターセプトをくらう(パスを相手に奪われてしまう)回数も多く、波のある選手ですし不安要素たっぷり。
相方のWR(ワイドレシーバー)#18A.J グリーンが脳震盪から回復して出場できるか微妙なのも不安です。
対してコルツのディフェンスもスター選手がいるわけでもなく、少々波があるディフェンスです。
ただ集まりが早く、ポイントを絞って守る時はいい働きをしているのでどこまで相手の攻撃を見きって先手を打てるかも大事になりそうです。
ダルトンはコルツの守備相手にしっかりパスを通していけるのか?
また、プレー開始前の作戦の読みあいに勝てるのか?

その辺もポイントになりそうです!



★NFC 2試合目★
1/5 (月) 
【日テレG+(CS放送)】10:00~■生放送■
1/9 (金) 【NHK‐BS1】1:00~ 他

ダラス・カウボーイズ[第3シード]  

vs デトロイト・ライオンズ[第6シード] 

【WCプレイオフ】RBマレー、ライオンズの強力ラン守備を突破できるか
http://www.nfljapan.com/headlines/63457.html


カウボーイズWR#88デズ・ブライアントライオンズWR#81カルビン・ジョンソンNFLでTop5に入るレシーバーの競演というのは楽しみです!
単純にこの2人のどっちが多くキャッチして回数を稼げているのか、攻撃のリズムを作るのに貢献しているのかを見るだけでも楽しめそう。
そんなこの対戦で僕が注目したいのは、ズバリ、ライン戦です!

Point‼!
カウボーイズOL vs ライオンズDL(ディフェンスライン)


ラインというのは地味なポジション、反則したときだけしか目立たないポジションと揶揄されてしまうことも多いのですが(苦笑)、何気にアメフトで一番大事なのがラインです!

漫画『アイシールド21』でも蛭魔が「おう ライン組死ぬほど鍛えろよ!勝負の半分は壁(ライン)で決まんだぞ‼」
と、ライン組にハッパをかけていますが、まさにその通りです。
(詳しくは当ブログの記事
「アイシールド21に学ぶアメフト 第6回 ポジションを知る!オフェンス OL編」などをご参考にどうぞ!)

今季カウボーイズのOLはランのブロッキングはもちろん、パスプロテクションもありえないくらい長い時間持たせることが出来ていて、本来2秒か3秒しかQBにはパスを投げるまでに時間が無いと言われるNFLの世界において7秒、8秒、すごいときで10秒くらい時間を与えているというのが感服ですし異次元です。

QB#9トニー・ロモ、WR#88デズ・ブライアント、RB(ランニングバック)#29デマルコ・マレーというチームの軸となる3人が活躍できているのもこれだけ強力なラインがいてくれるからこそなのです!

そんな驚異的なOLに対するはライオンズの破壊的なDL陣
Week17の注目カード紹介でも取り上げた#90ダムゴング・スーはもちろん、身長198cm・126kgなのにめちゃくちゃ速い#94ジギー・アンサーらも含めてだれが出ても厄介な布陣になっています。
カウボーイズのOLは個人能力は勿論、連携が完璧なのでこれをいかに崩していくかというのが大事になってきます。
DLを交錯させながらパスラッシュをかけてみたり、場所の配置を入れ替えて見たり、いろいろ仕掛けていかないと厳しいかもしれません。
しかしもしこのライン戦で崩していけるようなら、これが突破口となり一気にカウボーイズのオフェンスを苦しめることができるかもしれません。
このライン戦を制する方が勝負に勝つのではないかと僕は見ています。



いよいよプレーオフ突入。
Win or Go home
の負けられない熱い死闘をお見逃しなく(≧◇≦)!!