自転車を借りてアユタヤの遺跡巡り中・・・
タイ滞在記
2012年12月5日~12月12日
~タイ アユタヤ編~
ワット・マハタートの遺跡を巡り、さらに自転車で移動。
次はワット・プラ・シーサンペットへ向かった。
途中、象さん発見!
でっかいなあ。タイらしいなあ。
そして、なぜか、おばちゃんカメラ目線(笑)
ワット・プラ・シーサンペットはアユタヤ王宮内にあった最も重要な寺院。
寺院のシンボルはこの3基の仏塔。
それぞれにトライローカナート王とその王子らの遺骨が納められていたと言われている。
先ほど見てきたワット・マハタートの煉瓦造りの仏塔とは違い、美しい姿が残っている・・・
と思っていたが、1767年のビルマ軍によるアユタヤ侵攻によって、この寺院もそして仏像もことごとく
破壊されたらしい。
そして、戦後になって修復され、現在の姿となったのだそうだ。
アユタヤの遺跡はどこも痛々しい。
それでいて美しかったりするから、なおさら心が痛む気もする。
遺跡の中をゆっくりと歩いた。
仏塔の裏手に回ると階段があり、そこを登ってみる。
高いところから遺跡を見渡す。結構広い。
完全な姿はどんなものだったのか。ここでどんな人たちがどんな時間を過ごしていたのか。
遺跡を巡るといつもそんなことを考える。
ワット・プラ・シーサンペットもとても静かな時間が流れていた。
私たち以外にほとんど観光客もおらず、ふたりでゆっくりと歩いて時間を過ごした。
そろそろ帰ろうか・・・と思っていたところ、
なんだか仏塔が鮮やかな紫に染まってゆく・・・
たくさんの子供たちがやってきた!
小学生の遠足?社会見学なのかな。
おそろいの体操服(みたいな)を着たたくさんの子供たちがワイワイ仏塔を登ってゆく。
みんなとっても楽しそう♪
遠足、懐かしいなあ。
そして、この子たちが来る前にゆっくり遺跡を見ておいてよかったね、とも思う。
さらに、外に出ると今度は黄色い集団が・・・こちらは中学生くらいの子供たちかな。
今日はなにやら学校行事でアユタヤを訪れる子供が多い様子。
そして、この黄色い集団もわんさか遺跡に入ってゆく・・・
今頃、仏塔は紫と黄色に染まっているだろう。
混雑する前にいいタイミングで見学したね、と思いながら再び自転車を走らせた。
次はアユタヤ遺跡群の一番奥にあるワット・ロカヤスタを目指す。
ここ、ここ。
ワット・ロカヤスタ。
アユタヤ遺跡群の一番奥にある全長約28メートルの涅槃仏。大きい。
人と比べてこの大きさ。
信仰心のあついタイの人たちが涅槃仏の前にひざまずいて拝んでいた。
しばらく木陰に座ってぼーっと時間を過ごした。
ここはゆったりとした静かな時間が流れていて、なんだかとても落ち着く場所だった。
そろそろ戻ろうか。
たあが運転、私がその後ろに座って自転車をこぎはじめてすぐのことだった。
あれ?
タイヤが・・・・
悪夢がよぎる・・・
自転車、パンク・・・(泣)
え~っ!?
またかよ・・・
ブログをずっと読んでくれている読者の方は記憶にある方もいるかもしれない。
「自転車」
「パンク」
といえばトルコのカッパドキア。
カッパドキアの奇岩群を自転車で巡っている時に私が乗っていた自転車がパンクしたことがあったのだ。
哀れなトルコのパンク事件はこちら。
自転車に乗ってきのこ岩を探しに行く―カッパドキア滞在記(4)
まさかまた借りた自転車がパンクするなんて・・・
ツイていない(泣)
しかも、アユタヤ遺跡の一番奥までやって来ているというのに・・・
ひとまず、ここには何もないし、ホテルまで歩いて戻るのはかなり遠いので、
ちょっとずつ歩いて戻りながら自転車屋さんを探して修理してもらおうということになった。
しかし、こんな時に限って自転車屋さんが見つからない。
そして、やっと見つけた!と思った自転車屋さんは開いてないし。
私たちは歩いた。
自転車持ってるのに・・・悲しきかな、歩いた。
そんな私たちの姿を見て軍鶏が笑っていた・・・(ように見えた)
その後も自転車屋さんは見つからず、結局、ホテルのかなり近くまで戻ってくることに。
そして、その辺りでやっと一軒、開いている自転車屋さんを発見!
しかし!
パンク修理の値段を聞いてみると、70バーツだという。
それ、高くないか?
自転車もう一台借りることができるぞ。
ということで、え~い、ここまで歩いて戻ってきたんならこの際ホテルまで帰ってしまえ~!と
もう少し頑張って歩いて・・・
最終的にはアユタヤの遺跡のはずれから街中心部にあるホテルまで歩いて帰ってきてしまった。
遠かった・・・・
遠いから、だから自転車借りて行ったのに。
なんのために自転車借りたんだか・・・
でも、結果的にホテルで無料で新しい自転車に交換してもらうことができた。
70バーツ払ってパンク修理しなくてよかった!
しかも、ホテルで偶然会った日本人のおじちゃん(タイで日本語を教えているそうだ)によると、
パンク修理は20バーツほどでしてもらえるそうなのだ。
ぼったくられるところだった・・・
タイの強烈な日射しと湿気の蒸し暑さの中をかなりの距離を自転車を押して歩いて帰ってきた私たちは
汗だくでTシャツもパンツもびしょびしょ・・・
疲れた・・・。
シャワーを浴びてひと休み。
せっかく1日自転車借りたんだし、新しい自転車に換えてもらったんだし!
ということでしばらくして再び自転車に乗って出かけることにした。
新しい自転車ゲット!
もうパンクせんといてよ・・・(苦笑)
<ゆか>
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