江部先生の本を読んで、最初のころ血糖値もみるみる下がるので糖質制限食については、無批判に信じてしまいました。最近になってやっと呪縛がとけて、いろいろ調査するとかなり、専門家からは批判の多い方法であることがわかりました。
いちばん、ビックリしたのが下のサイトです。
http://www.atkinsexposed.org/atkins/22/Opinions.htm
米国心臓病学会、クリーブランドクリニック、メイヨークリニック、カリフォルニア州立大学バークレー校医学部公衆衛生、タフツ大学医学部、ジョンスホプキンス大学医学部、英国医学研究カウンシルなどの名だたる医療機関が、アトキンスダイエットに対して、批判的な意見を述べています。
ということでアトキンスダイエットは、ひところ、欧米で1600万部も本が売れて、しかも、それをサポートする糖質制限商品があふれていたようですが、いまでは、閑古鳥がないており、倒産しているところも多いようです。
なんでもサルマネの日本でも同じく、江部康二先生の本が売れて、しかも糖質制限食品を江部先生関連(高尾病院?)の会社が売っているところなど、アトキンス医師によって始められたアトキンスダイエットとまったく同じビジネスモデルと言っていいでしょう。
ちょっと前の昼の健康番組のみのもんたのおもいっきりテレビのようなのりで、健康をエンターテインメント化して楽しむのは、いいとしても、糖尿病の患者にとっては、藁にもすがる思いで江部先生らの糖質制限食に望みを託した人もいるわけで、上のような批判も本の上で述べないと大変に片手落ちだと思います。