革彫ウォレット作りまーす(編集あり) | SuTのレザークラフト&グラフィック制作ブログ

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ハンドメイドレザー&グラフィックSchritt-und-Trittのオフィシャルブログです。
商品情報や制作過程など、たまに脱線しながらSuTに関することを中心にまったーり綴っていきます。


先日の講習会告知ブログは

アメブロ・FBなどなどで
皆様の暖かい声援と共に

沢山の
フライング参加宣言
頂きました(≧∇≦)

まだ講習費とかなーんも提示してないのにwww
っつーか、予約出来ますとか言ってないのに
前のめりな参加宣言嬉しいけどね(ノ∀≦。)ノ

また後発の

kawabouzuさんの告知ブログにて
「カービング殆どやったことないしな~」
と躊躇されている方も要チェックな内容

そして

KOHBU Toolsさんの告知ブログにて
講習会で使う工具の話

しんじさんの告知ブログにて
講習課題の細かさにの話をすこし

とそれぞれ新情報が発表されてますから
合わせてご覧頂くとテンションアップです♪



参加申込みもまもなく正式に開始する予定です!

色んな所で既に参加宣言していただいている方
お手数ですがその際
もう一度正式に
参加宣言お願いします

一応把握はしてるつもりですが
ホント色んなとこで宣言頂いてるので
漏れる可能性です…(--;)













さて、今回のレザークラフトは
オーダーではなくリクエストです







このシリーズでウォレット作れないか

と言うリクエスト頂きました(≧▽≦)


「この模様でウォレットサイズ…大変じゃん」

と端で聞いていた人は言うのだが


何が?( ・◇・)?


とSuTは思う


思い起こせば
よく切り絵とか見て「凄い!」とか言う人の
言ってる意味が全く分からなかった

そんなに凄いのか?
と思っていた

助手時代、ある教授に
カッター使ってるところを見いだされて
その類いの仕事したこともあったけど

要するに私がいつまでたっても飽きずに
切り続けていたのを買われたんだろうし
皆はめんどくさいから

やらないだけ、だよな

と思っていました


最近ちょっとその認識間違ってるのかな?と
思い始めています

もしかして…

「やらない」じゃなくて
「できない」???

うーん、そんなことないよなw
すいません一瞬思い上がりました
ホントすいませんwww






そんな悩みはさておき
レザクラに戻ります

ブランドの代表作になるよう
思いきってオレンジの
派手なウォレット作っちゃお~(  ̄▽ ̄)

と開始です




切り出して糸道作り
縫い位置確認してから
直接革に図案を引きます

コンチョ部分などを避けて
後は引いたとこ全部に穴を彫ります!

直線!
ひたすら直線!

しかもキーケースと違ってウォレットは
距離が長いぞ~













今回の革彫、穴の直径は1.6mm

↑穴一つ一つ、全て手で
こんな風に等間隔にするのも感覚のみ


前回のバタフライエフェクト名刺入れよりは
大きい穴なんで

どんどん出来上がっていく感が♪

ただしこっちは幾何学模様、
キレイな直線でやらないといけないので
ズレたりしたらアウト

集中力が必要です!( ̄- ̄)ゞ



さてあっという間に感じましたが
彫ってる時間は実に5時間越えてましたw

しかもそれを一気にやらないと
感覚がリセットされちゃうので止められません

感覚がリセットされちゃうと
キレイに並べて彫れないんだよね
間隔も分からなくなっちゃう


さあ、
一番楽しいところを先にやってしまったw



続いてレザーコンチョ

同じオレンジの革で作ります











型推しして乾かしてる間に


定番の型紙を少し改良して
それを元に内装切り出し










ブラックの革で統一する中に利き色ブルー

で、
漉きます

仕上がったときにスッキリするよう
部分的に厚みを調整

漉いたら床面(裏)と、一枚で出るコバ(断面)を
磨きます











磨き、捻入れなどして仕上げたコバは
つやっつやに♪

先程のレザーコンチョも乾いたので
切り出して一緒にコバ磨き

んで、小銭入れのパーツはホックを









取り付けまして、
蓋部分は裏張りと遊びを施したので







縫いました(´▽`)






レザーコンチョは



少し盛り上げて外装に縫い付けました(≧∇≦)

外装は各パーツの位置を確かめながら
張り合わせる前の1枚の状態で
糸道に縫い穴を開けておきます

張り合わせた後
錐で穴を貫通させて縫う段取り





さて、下拵え済んで役者が揃ったよ(≧∇≦)

次回、組み立てていきます!