鬼ケ城山と吉母の毘沙ノ鼻の間、国道191号線の西側の最高峰(標高290m)が草場山である。山頂の携帯電話の基地局アンテナやテレビ中継アンテナがよく目立つ。この山では、蓋井島、吉母、吉見、室津、黒井方向の監視に適し、狼煙通信で鬼ケ城山(長門城)や梅ケ峠の砦に知らせるのに適している。
若宮神社より若干西方の吉母町道から見た草場山、NTTの鉄塔のある方、手前の山より標高は高い。
吉母上公会堂の入り口の坂をそのまま直進する。この林道の入口から少し登った所、右に山城らしき石垣の残骸があり、その下、写真右手、竹林に溜池跡らしき窪地があった。
暖地性の雑木山を登る。
真西方向に蓋井島が見える。西方の監視にも適した山である。
草場山頂の無線中継所のアンテナ、左手に更に大きな無線中継所が山頂を占領していた。
東方向に鬼ケ城山(右手)、狩音山(左手)、手前の谷底、やや右に梅ケ峠がある。