長門国の青海島あたりの万葉歌をまた発見 | 日本の歴史と日本人のルーツ

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淡海之海を近江の海と解釈した歌、海の波風が荒く、恐ろしいとのこと!これは琵琶湖ではありません!長門市の青海島あたりの北長門海岸のことでした!

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北長門海岸、津黄、竜宮の潮吹き

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北長門海岸、津黄地区


参考

万葉集巻7-1390番
原文: 淡海之海 浪恐登 風守 年者也将經去 榜者無二
作者: 不明
よみ: 近江(あふみ)の海、波(なみ)畏(かしこ)みと、風(かぜ)まもり、年はや経(へ)なむ、漕(こ)ぐとはなし
意味: 近江の海の波が恐ろしいと、風向きをうかがうだけで年が過ぎ行きてしまいました。漕ぎ出すこともなく。

琵琶湖なら漕ぎ出す必要はありません!どんな嵐の時でも、歩いて岸伝いに向こう岸に行けます!


万葉集巻3-2435番 作者: 柿本人麻呂

原文: 淡海々 奥白浪 雖不知 妹所云 七日越来

訓読み: 近江(淡海)の海 沖つ白波 知らずとも 妹がりといはば 七日越え来む