神話だけではなかった!向津具半島には本当に遺跡がある | 日本の歴史と日本人のルーツ

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古事記の中の淡道嶋と目される向津具半島に本当に遺跡があり、素晴らしい大王が所持していたような剣が出土していた!遺跡の名前が王屋敷遺跡とある!


参考

向津具半島先端部にほど近い、本郷盆地の低丘陵上で有柄銅剣が発見されたのは、古く明治34年(1901年)に遡ります。暴風雨による地滑りの復旧工事の際、付近にあった石積基壇(いしづみきだん)をもつ五輪塔が崩落し、その下から有柄銅剣が出土したと伝えられています。また、同時に銅鏡も出土したという伝承がありますが、定かなことは分かっていません(『山口県史資料編考古Ⅰ』山口県発行、2000年より)。

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銅剣出土地は王屋敷遺跡と呼ばれ、写真の中央の本郷盆地にあります。
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