倭国大乱の前の倭国 | 日本の歴史と日本人のルーツ

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倭国大乱前の倭国は呉系弥生人が代表しており、奴国や面土国(吉野ヶ里あたり、帥升が倭国王?、参考)が朝貢した。

この当時、後漢と東鯷国(邪馬臺国)は仲が悪く、東鯷国は後の三国志の時代の魏に朝貢した。東鯷国以外は呉越からの弥生人の国々で、バラバラで纏まって居なかった。

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緑色の領域が東鯷国(後の邪馬臺国)、薄紫が倭国
(世界地図はURLから改変)

前漢時代には東鯷国も倭国も朝貢したが、後漢時代は倭国のみが朝貢した。東鯷国(D2)には20余国の小国があり、倭国には100余国の小国があった。この倭国は大きくは西の銅剣文化圏(O2b)と東の銅鐸文化圏(O2a)に分けられる。


参考