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ミトがいる生活

29年間夢見ていた猫との生活がついに叶いました。
我が家にアメリカンショート、二ヶ月の子猫が来ました。
子猫の成長記録の為に。

リアルタイムでは、子供も生後2カ月を迎え、
里帰りから東京に戻って3週間ほどというところです。

どっきどきでしたが、行きのタクシーでも新幹線の中でもニャアとも鳴かなかったミト。
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余裕しゃくしゃく。




だから帰りもおそらく大丈夫であろうと
行きよりはミトに関しては安心してました。

ただ今回は、生後1カ月ほどの赤ちゃんも連れての新幹線です。

私と赤ちゃんだけ飛行機で、
旦那さんとミトが新幹線…などとも検討しましたが、それもちょっと心配で。
(旦那さんとミトと、離れてる間にちょっと溝が…これについては、また後日記事にします)


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帰宅数日前、キャリーに慣れさせている様子。おうちに帰るんだよー、と何度もいいきかせてみる。


新生児を連れての5時間の旅のほうに
どっきどきでした。
ただでさえまだ慣れない育児、いきなりハードル高すぎやしないだろうか。。

腹を決めて、赤ちゃん用に授乳やおむつ替えができる多目的室の近く、ミトでも赤ちゃんでもどちらかが泣いたらすぐデッキに出られるようにと車両一番前の2人席を予約ました。

『赤ちゃん 新幹線 長距離』などで体験談ブログを検索しまくって、寝不足の上に寝不足を重ね、万全の体制で挑みました。
行きは【赤ちゃん】が【猫】で、同じように検索しまくったな…

今回は朝、旦那さんが飛行機で実家へ迎えに来て、
私が赤ちゃんを、旦那さんがミトのキャリーと荷物を持って移動というスタイルでいざ東京へ。



実家から新山口の駅へ向かう約40分のドライブで、そのどっきどきの矛先が一気にかわりました。


ミトが悲痛な鳴き声をあげてる!!!!


輸送反応なのか、すーすー眠る赤ちゃん。
それとは対照的に、鳴き叫ぶミト!

ミトを入れたキャリーの中を覗き込み、ミトと目を合わせると泣き止みました。
不安なのね、ごめんねーよしよし!
狭いもんね、キャリー久々だもんね!
手を入れて撫でて声をずっとかけながらなんとか新幹線の駅へ到着。

新幹線でもこの調子だったらどうしよ…
可哀相すぎる…と青ざめましたが


ちらり。
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新幹線に乗った途端、落ち着いたのか
鳴き止み大人しくなり。
毛繕いしたり、おやつを食べたりのミト。
ほっ。
新幹線の揺れは大丈夫なんだ。

心配してましたが、赤ちゃんもミトも
道中はほぼ寝てました。

品川からのタクシーでは鳴くことはなく。
ほっとしました。

赤ちゃんは、一度授乳を挟んだ以外は
ほんとにほんとに、ずーーーーっと寝てました。
輸送反応!素晴らしい!


そして自宅へ到着。

三カ月ぶりの自宅を、ミトはどう受け入れるんだろう…
実家の方が広くてお庭もあって、運動会もし放題だったしあれだけリラックスしてたから、東京の自宅ではストレスたまるのでは…
というか、忘れてたりして…

とドキドキしましたが、

キャリーをあけると、部屋の中にするりと出て、約3秒、何か思うような表情をして(した気がして)

ささっとトイレに入り、砂をかけ、
用意してあったお水を飲み、
それまでのお気に入りだったソファの定位置にすとんと座り、毛繕いを始めました。

心底ほっとしたし、ミト、大物!
肝が座ってるわ~とうるうる大感動でした。


その後今日まで、体調を崩すこともなく、
ストレスを溜めてる様子もなく、
赤ちゃんの居場所として足されてきたベッドやハイローチェアを
新しいお気に入りの場所にしてくださってます。


どん。
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あぁ…ネムリラが…


移動はでも、ほんとにその猫次第というか。
ダメな子は全然ダメだと思うし、
ミトがたまたま大丈夫だったことに感謝しかありません。


いや、大丈夫だったわけじゃなくて、頑張って付き合ってくれたんだよね。
おかげで産前産後、ほんとーーーうに心の支えでした。
連れ回してごめんね、
でも最大のありがとう。


頑張ったよね、私達!この4カ月さ!
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ぐー。


そんなわけで無事里帰りを終えました。
今は赤ちゃんが寝た隙に、ミトにもふもふしては、パワー充電しています。

赤ちゃんとミトとの生活、続きはまた。


また大分時間が経ってしまいました。

リアルタイムでは、
子供も生後一カ月をすぎ
そろそろ東京に戻ろうかというところです。

さて、初対面を終えたミトと赤ちゃん。
初回はミトは目を合わせようとはせず
存在自体を見て見ぬ振りみたいな感じでした。
でもシャー!とかじゃなくて良かったとほっとしました。


さてそれからは。
焦りは禁物、と唱えながら、
私がしたのは、
赤ちゃんを抱いていても、近くにミトがいればまずミトに声をかける。
ミトを撫でる。

授乳中だけは無理なのですが、
とにかく赤ちゃんより、ミトに注目してますよアピールをしました。

それと、赤ちゃんを抱いているときに
ミトにおやつやカリカリをあげるようにしました。
これは今も。

片手でプルプルしながら赤ちゃんを抱っこして、もう片方の手でミトにおやつをあげて撫で撫でする。

赤ちゃんが泣いてるときも。

赤ちゃんが一緒にいても泣いてても、
礼子のそばでは相変わらずいいことがある、と思ってもらう為に。
意図が通じてたかはわかりませんが。


そして
初対面から3日後。



のびっ。
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退院後殆ど近寄らなくなっていた私の部屋にそろーりと入ってきて、
おそるおそるベビーベッドの中にいる赤ちゃんの様子を伺いました。


いいよ、ミト。
のぼってごらん。


すたっ。
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おそるおそる、くんくん。

ベビーベッドの柵は、お世話の時以外は上げるようにしていればミトは上がることができないギリギリの高さ。
まぁそのうち下げっぱなしになる気はしますが、慣れるまではミトが赤ちゃんの上に乗っちゃったりしないようにという
かる~い、隔離の意を込めて
ベビーベッドを用意したのでした。

匂いを嗅いで、それ以上は近寄らず、
すとん、と降りて行ったミト。


でもこれでようやく新入りへの挨拶が完了した気がして心底ホッとしました。


それからは、上記のような対応を続け、


そっ。
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授乳中も様子を見にそばにきてくれたり


ぐりん。
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赤ちゃんのそばでもへそ天でゴロゴロ言ってくれたりするようになり、



そしてついに!!!



どどーん!
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写真を貼ると回転してしまう、、、


夢にまで見た、赤ちゃんと猫のお昼寝!
母はシャッター押しまくりでした。


というわけで、猫と赤ちゃんの共生のスタートを切ることができました。

妊娠中から、主に動物と暮らしたことのない人から、
猫と赤ちゃんの共生については
たくさん否定的なことも言われてきて
私も気にしないように、、
でも気になったりもしてました。

その度に「でもムツゴロウ王国でも子供はたくさん産まれてた!」と思う私。

実家の母たちでさえ
産まれてすぐは別室で隔離して、ミトと赤ちゃんは同じ空間ではだめなんて言ってましたが、
なんのことはない。
我が家の場合は退院後2日で同じ空間デビューでした。

寝室も出入り自由です。

今のところ、アレルギーやアトピーなどはまだ大丈夫そうです。

とにかくこまめな掃除を気をつければ
それほど心配することはないのでは。
もし、心配されてる方がいれば。

ただ、赤ちゃんってあったかいので、
猫が添い寝などして、上に乗ったり口を塞いで窒息などしないように
もちろん注意は必要です。


でもやはり、長女はあなたですもの。
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やっと慣れてきた実家から、
そろそろまた東京に戻ります。
新幹線を行きはなんなくクリアしたミト。
帰りは赤子も連れて!
ドキドキの5時間の旅アゲインです。

7月25日に無事、出産しました。

自宅で丸2日前駆陣痛にうんうんとうなり、
やっと病院の陣痛室に入れてもらえたと思ったら、心拍低下で緊急帝王切開という
予期せぬ出産ストーリーでしたが

母子とも健康に退院して、実家に戻ってきました。


ただ、普通分娩だと入院は5日ほどなのですが、今回の緊急帝王切開で
私は全身麻酔で挿管…などなどで
10日ほどの入院と病院から告げられました。


え!でもミトが!10日も!?



と、耐えられず
早めに管や点滴など取ってもらい、
早々に立ち上がって歩き、母子同室も早め、
結局8日目に無理やり?退院してきました。

だってミトが!ミトに会いたいし!

我が子はもちろんかわいいし、なんというか
責任感もずっしりと感じます。
でも、だからといって『そっちの方がより大事』という感じにはなりません。
なんというのかな、
どっちも、別のベクトルで大事で
愛情が50%ずつになるんじゃなくて、
100%と100%の愛情で200%の母性が出現する、という感じでした。

だから初対面は緊張しました。
何もわからない赤ちゃんはいいとして、
またしても急激な変化を受け入れて貰わないといけないミトに
できる限りストレスをかけずに
馴染んでもらうにはどうしたらいいか…

そもそも私とこんなに離れていたのは初めてのこと。
まずは9日ぶりの私との対面です。

てことで初日は、赤ちゃんを母に抱いてささっと私の部屋に連れて行ってもらい、
私だけがまずミトとご対面。


た、た、ただいま~ミト~
長らく不在にしててごめんね~!
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『………』


最初ちょっと、警戒のような怒っているような、微妙な表情を浮かべてたミトですが、おやつをあげたり、撫でたりしてるうちに
表情もいつもの感じに戻ってきました。


ほっ。


そしてその日はそのまま赤ちゃんは私の部屋から出さず、ミトとは対面させませんでした。

でも夜部屋の扉の前にミトがいて、なにかしら生物を感知してる感じはしましたが。


そして翌日、赤ちゃんを私が抱いて
しれっとミトの前に現れてみました。

ミト、こちらを見ず。

更にミトの近くに赤ちゃんを抱いて連れて行って目線の高さに合わせてみました。

ミト、決して赤ちゃんに視線を合わせようとはしません。

そしてスタスタとどこかへ行ってしまいました。

興味がないというより、見ないようにしてるとしか思えないくらいのあからさまな避けよう!

おーい、ミト~
この子が礼子の子だよ~
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『見えません。聞こえません。』
スタスタ…



これが対面初日でした。


つづく。

予定日まであと約一週間。
姉からのお下がりのベビーベッドが実家に届きました。

ミトが赤ちゃんにどんな反応をするかはわかりませんが、
赤ちゃんもまだアレルギーやなんやかや
出来るだけ直接接触は避けたほうが
いいだろうということで、
ベビーベッドの採用は前々から決めていました。

東京の家に戻っても、ベビーベッド採用予定です。


いそいそと組み立て。

どん。
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母の背後で、さっそくベビーベッド用の布団に鎮座なさるミト。



そして組み立て終えると


じゃん。
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おむつやらなにやらを入れようと思ってた
下段に、さっそく入り込んで落ち着いてました。

我が家では2段ベッドとして使うのかな…




いいね、ミト。
新しい居場所発見ですか。
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「悪くない」


さて、これで出産準備も完了。
お腹の中の人が出てくるまで、
ミトとの蜜月を堪能しておかなくちゃ。
里帰り出産の為、ミトを連れて帰ってきた実家暮らしも、もうすぐ一か月です。

だんだん動きずらくなってきた礼子とは違って
ミトはいくつかのお気に入りスポットを
日替りで楽しんでいる様子。

今朝はここ。
びよーん。
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体の大きさ的に、ちょっと無理がありそうですが、
食洗機の音を気にする様子もなく
母が忙しく立ち回るキッチンで寝ることに決めたようです。



ぐぅ。
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これだけ広い家で、
何故よりによってそこ。



『んもーうるさいなー』
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そそくさと体勢を変えて。




『んもー』
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母の生けるお花を眺めながら
お昼寝に戻るミト。