知人と話をしていたら、彼女の口から｢プレっちゃってたんですね｣という言葉が出てきました。私の脳内ではプレっちゃって…？とすぐに疑問が発生。プレ？プレッツェル？お菓子の？と謎だらけのモードになってしまいました。｢プレ…？ってなに？｣と質問すると、プレっている、つまり｢プレミアがついている｣の略語だと教えてくれました。話の流れから解釈すると、私の欲しいものが希少価値が上がってしまい、ネットオークションやフリーマーケットサイトなどで高値で取引されていると話したから、彼女がその様子を｢プレってる｣と返したようです。非売品だったものや期間限定販売、ご当地限定販売などが高額販売状態になっていく…それがプレってる、だそうです。彼女も欲しかった非売品のタオルをネットオークションで見つけた際に、これはタオルの価格？と思うほどの高値がついていて、｢あちゃー、プレってる｣とちょっとションモリした経験があったのだとか。プレッツェルではありませんでした。
私の場合はあまりにもプレっていたため、予算オーバーと判断して購入を諦めました。しかし、どうしても欲しい、無理してでも手に入れたい(何なら中古でもいい…的な熱意もありそう)と思う方なら｢いくらでも払う！｣と考えているケースも多いのでしょうね。服でも小物でもおもちゃでも、その人が｢欲しい｣と強く願っていて、それが販売されていたら価格は二の次になりがちという感情を上手くくすぐるシステムに恐れ入りました。そしてプレっていると余計に欲しくなり、更に購買意欲がわきあがる可能性も…ビジネスですね。