氷の入ったグラスを少し放置している時に自然と氷が溶けてきて、｢カラン｣と音を立てる…あの偶然が生んだカラン音、たまならく好きな音です。気持ちがスキッとするような、一瞬でも爽快感に浸れるような…｢ああ、聞こえた｣とニンマリしてしまいますよ。ヤング時代と比べたら体が冷えてしまうのを気にして、氷入りの飲み物とちょっと疎遠になっていますが、｢これは氷入れて飲みたい｣と思うようなドリンク(アイスティーやウーロン茶など)を作った際はいそいそと｢カラン｣を待つという楽しみ作りはゼロにしてはいませんね。これから暑くなってきたら、聴くチャンスも増えるかしら…と考えています。43歳冷え性気味。年々冷やしすぎ注意の意識は高まってはいますけどね。たまには欲望のままキンキンをグイッといく快楽があってもいいじゃないか、その後のカランを耳にしたいでしょ？と自分を甘やかしてみたり。
最近ではよくお邪魔する、お薬を処方してもらう薬局に行くと聞こえてくる｢プリンターの印刷音｣に不思議と気持ちが緩まります。カランみたく爽快感！は覚えませんが好きな音。何となくですが私の脳内判断なりに音を文字起こしすると、｢ヘヒョヘヒョヘヒョヘヒョ｣と聞こえる雰囲気がありまして…。え？これプリンターの音？と最初は驚きましたね。思わずクスリとしてしまう、なかなかコミカルな音です。こういう鳴き方をする鳥が異国の山中にいるよ、滅多に遭遇しない珍しい鳥だよ、と言われたら｢へえ。鳴き声も特徴的ですもんね、出会えたらラッキーですね｣と信じてしまいそう。名前つけるとしたらインサツドリ、でしょうか。