どうもコンスタントにブログ更新できない性格でして、ネタにしようと思うところは多々ありますが、記事を書くに至りません。
そんな中、訳ありまして昨年末から頻繁に実家に帰って親父と二人で過ごす時間が増えています。
今現在も、平日ながらお仕事はお休みをいただいて、一人実家に帰省して親父と二人で過ごしている真っ只中です。
そして、この状況では晩ご飯が大きな悩みになるのです。
朝食はパン焼いてバター塗って食べれば良いし、お昼は出先でラーメン食べたりもできますが、夜はテレビ見ながらビール飲みながらなので、ある程度お腹にインパクトのある食べ物が求められます。
少し前までなら、間違いなくスーパーの惣菜に走っていました。
安いし美味しいし、手っ取り早い。
しかし、いろいろと情勢が変わりまして、「手料理」であることに意義が発生しました。
買ってきた晩ご飯<作った晩ご飯という構図が、親父にも、そして私自身にもとても必要・重要なものであることに気付いたのです。
どうも、親父は手料理だと食欲も沸いて、良く食べるし少しでも元気が出るみたいな。
ここで、実は大いに困った。
これまでの人生で、料理は大して作ったことが無いのです。
独身のときは、普段は寮の給食を食べていました。
休みの日で給食の無い日は、ホカ弁買ってくるか、ホットプレートで肉焼くか、魚を釣ってきて刺身か塩焼きにして食べてました。
唯一「作れた」のが、焼きそばとお好み焼きです。
そんな感じで独身生活を過ごした私ですから、結婚した後は料理は奥様にすべてお任せで、自分で調理するのは釣ってきた魚をお刺身や握り寿司にするくらいで、それ以外はほぼ料理をしなくなりました。
たま~に、奥様が外出するときにオリジナルのシーフード焼きそば作ってブログに書いてましたがね。
で、実家に帰省している間には釣りに行ける状況ではなく、刺身ネタ,寿司ネタの調達は絶望的。
材料が魚以外なら、焼きそばかお好み焼きか、他にできる料理は???
取り敢えず、ここは手持ちのカードを一枚一枚出していくしか無いだろう。
第一回、親父への手料理。
ここは自信作でもあるシーフード焼きそばをするしかないだろう。
想像以上に絶賛をいただいた。
ついでに、実家に晩ご飯食べに来た従姉にも絶賛をいただいた。
第二回、親父への手料理。
鶏肉のから揚げを作ってみた。
ついでに、タコも唐揚げにしてみた。タウリンで疲れが取れるかな?と思って。
左が鶏カラ、右がタコカラ。
実はタコのから揚げって主婦も避けるような料理なのね。
タコから泡が大量発生して、油が鍋から溢れて大変なことになりましたよ。
第三回、親父への手料理。
ここは初心に帰って、お好み焼きを。
子どもの頃に、月に一回くらい通っていたお好み焼き屋さんの作り方を見様見真似で復刻した自信作。
キャベツを微塵切りして、どんぶりの中で粉ものと卵に絡めてから焼く、生粋の関西風です。
これも想像以上に、絶賛されましたね。
さあ、もうカードは使い果たしましたよ。
で、親父に聞きました。今日何が食べたい?
「親子丼」
・・・作ったことない・・・
で、子どもの頃テレビコマーシャルで外国人タレントさんが宣伝していた調味料を思い出した。
「ちょっとどんぶり」
これなら簡単に親子丼作れそう。
できました。
なお、一般的には鶏のもも肉を使うのでしょうが、せせりも買ってもも肉と半分半分の配合で作りました。
もも肉はもちもち感と脂身の適度な調和で食べ易いのですが、食味が単調で飽きるかな?と思い、プリプリ感と脂身が少ないにも関わらずプルンとした食感が特徴的なせせりを入れた次第。
なお、親子丼だけではビールが進まないことが予想されたので、せせりともも肉を少しずつピンハネして、塩コショウで炒めた「プチ焼き鳥」も作ってみました。
これらも絶賛されましたが、もも肉とせせりのハイブリッド製法ではなく恐らく褒められたのは「ちょっとどんぶり」の成果でしょうね。
「ちょっとどんぶり」って、もしかして男の手料理のために作られた調味料なのでしょうか?
さて、明日は今回の帰省での最後の晩ご飯なので、振り出しに戻って焼きそばを作りましょうか。
前回はシーフードだったので、明日はノーマルの焼きそばにしましょう。