自宅のWi-Fi環境を改善! | 変人0号のブログ

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昨今のコロナウイルス影響で家族全員が自宅で過ごす時間が長くなり、自宅のWi-Fi環境の能力不足を痛感しました・・・

 

最も影響を受けたのは、学校や塾が休講となり「WEB授業」を受けている子ども達でしょう。

 

各科目の担当先生が黒板に説明を書きながら解説する動画を見て、聴いて、レポートを書くような授業形態らしいのですが、動画が途中でプツプツ止まってしまって通信状態が安定しない!という苦情が子ども達から発せられるように・・・

そう言えば、私のiPhoneも最近やたらとWi-Fiが途切れて接続し直すことが多いよな・・・

 

我が家での使用するWi-Fi受信機器の最大数をカウントすると、WEB授業用のパソコン3台+私のパソコン2台+家族のiPhone4台+私の会社支給iPhone1台の合計10台にもなる。

この台数をカバーできるWi-Fi環境を整備することが、今回の目標となります。

 

ちなみに我が家ではSoftbank光を契約しており、標準契約のWi-Fiルーターのリースを受けています。

このWi-Fiルーターの通信速度と接続安定性がイマイチな印象でして、Softbnk社の電話サポートやチャットサポートでルーターの交換を要望するものの、オペレータは頑なに機器の交換に応じてくれません。

 

「お客様の回線は正常な速度で通信できております。」

「お客様のご家庭内での電子機器から発せられる電磁波との干渉によって、Wi-Fi通信の一時的な断絶が起こり得るので、周波数帯域の設定変更を行ってみて下さい。」

 

要するに、リース機器は完全故障まで交換したくない!というビジネススタイルらしい。Softbank社は。

 

で、Softbank社が提案した「周波数帯域の設定変更」なんて、結局は通信速度の大幅低下を引き起こしてしまって全く使い物にならず。

そもそも、周囲から不可抗力的に侵入する電磁波に対する回避策として、異なる周波数帯域で通信するように自動切り替えする機器を固定周波数帯域での通信に制限する訳だから、安定する筈がないんだけどな・・・

 

症状を訴えても善処してくれない通信事業社と契約してしまった以上、あとは自分で何とかするしかないか。

 

では、今使用している機器の性能から弱点をあぶり出し、そこを補強する策を検討しようではないか。

さらには、新たに機器を買い揃えるのでは無く、保有する機器(遊休品も含めて)を総動員して、今抱えている問題を克服してみよう。

 

その改善策のために、今保有している機器とその性能を挙げてみると・・・

 ①自宅1階リビングに設置したSoftbank光ルーター

   ネット上で調べた所では、アンテナ数は3本と少ない。(ここが恐らく最大の弱点)

   通信速度は5GHz帯が最大866Mbpsと2.4GHzが最大300Mbps,有線接続では光の最大値である1Gbps

   この機器を家庭内のWi-Fi親機とするのは、スペック的にも如何なものか?とも思う。

 

 ②自宅2階に設置した中継器:ID-DATA製WA-AX2033GR

   Softbank光ルーターのWi-Fi電波が2階の各部屋に届かない程弱いので、中継器として購入・設置したもの。

   通信速度は5GHz帯が最大1733Mbpsと2.4GHzが最大300Mbps,有線接続は最大値1Gbps

   Wi-Fiのアンテナ数は4本。(恐らく、5GHz帯と2.4GHz帯の使用総数としてのアンテナ数4chか?)

   ただし、中継器として使用する場合は親機以上の通信速度は出ないし、受信する電波が減衰しているのでその分速度低下もしている。

   機器の能力的には3台中最高スペックとなっていることから、これをWi-Fi親機として活用するのがベストだろう。

   

 ③かなり以前(まだADSL回線だった頃)に使用していたBuffalo製Wi-Fiルーター:WZR-S600DHP(遊休品)

   通信速度は5GHz帯が最大300Mbpsと2.4GHzが最大300Mbps,有線接続は最大値1Gbps

   IEEE802.11acには対応していない廉価版であるが、5GHz帯または2.4GHz帯のどちらか1周波数帯の中継器機能を持っている。

   Wi-Fiのアンテナ数は4本。(ただし、5GHz帯と2.4GHz帯各2本なので、中継器として使用する場合は1周波数帯の2本のみ使用可能。)

   発信する電波が弱く2.4GHz帯ではカバーできるエリアが狭いため、実質的には5GHz帯に限定して使った方が安定するようです。

   

 

これらを組み合わせて、最大でパソコン5台+iPhone5台がカバーできるWi-Fi環境を整備してみよう。

 

ここでまず見直したのは、Wi-Fiの電波を得る親機の役割を担う機器の選定。

5GHz帯で866Mbpsしか出せずアンテナも3本しか持たないSoftbank光のWi-FiルーターはiPhone専用のWi-Fi親機として使用し、パソコンからの接続には従来中継器として使用していたID-DATA製WA-AX2033GRをWi-Fi親機とするべく、Softbank光のWi-Fiルーターから有線接続を行います。

そして、このWA-AX2033GRから発せられる2.4GHz帯&5GHz帯Wi-Fi電波を、WEB授業用のパソコン3台に接続設定すれば動画配信型の授業でも通信断絶は回避できるでしょう。

そしてもう1台、私のメインパソコン:富士通・ESPRIMO FH77/XDは子ども達のWEB授業とは稼働時間帯が異なるので、これもWA-AX2033GRに接続します。

 

一方Buffalo製Wi-Fiルーター:WZR-S600DHPは、Softbank光のWi-Fiルーターからの5GHz帯電波の中継器として、主に2階でiPhoneを接続するための中継器として利用することにしましたが、受発信能力が低いので置き場所によっては十分な性能が発揮できない可能性があります。

 

当初は2階に設置してみたのですが、やはり1階のリビングから2階に上がる時点で親機からの電波が減衰しており、中継波の強度・通信速度も低いものとなっていました。

 

そこで、2階寝室から見ると真下に位置する1階和室にBuffalo製・WZR-S600DHPを設置してみることに。

すると・・・

 

お~何と通信状態の良くなったことか!

ベッドの中でもiPhoneでサクサクとネットサーフィンや動画サイトの閲覧ができるようになったではないですか。

 

第三者からすると実にくだらないことではありますが、求めていたWi-Fi環境には整備できたと自画自賛・・・

できれば1台のWi-Fi機器で環境改善したかったのですが、受信機器の台数が増えてしまった以上はアンテナ数を最大限に増やす考えは間違いではないでしょう。

 

コロナウイルスの感染リスクが低くなり、子ども達学校に行って授業を受けることができるようになればWi-Fi機器が過剰となるので、Wi-Fi親機か中継器の何れか1台は減らすことになるとは思いますが・・・

それまではこの体制で、しばらく使ってみようと思います。