12月議会② 厚生、建設環境 | 府中の元気・杉村康之の 「ハッキリYES、ハッキリNO」

府中の元気・杉村康之の 「ハッキリYES、ハッキリNO」

初めて議員になった時、びっくりしたことが3つ
一つは、議会なのに議員同士の議論がないこと
一つは、議会自らが条例をつくらないこと
一つは、審議の前に予算への賛否を聞かれたこと
二元代表制の地方議会では是々非々が筋
だから僕は「ハッキリYes! ハッキリNo!」


引き続き、12月議会の様子です。

 9 日月曜 厚生委員会
10日火曜 建設環境委員会

●厚生では陳情2件
・国保の子どもの保険税の軽減を求めるもの
・介護保険のケアプラン作成の自己負担導入に反対するもの
が審査され、2つとも継続審査となりました。これは自公が賛成したくないが、市民の手前反対しづらいので一度継続して結論を先延ばしにしようということだろうと思います。ただ来年の3月以降に結論は出さなければなりません。

私は今回は継続に賛成しますが、最終的には陳情に賛成するつもりです。

●建設環境では、議案2件、補正予算1件でしたが、市営駐車場の値上げに関するものがありました。正確に言うと、いつでも値上げができるように料金の上限を400円/hから500円/hにあげておく、というものです。

伊勢丹が撤退し、利用台数が半減しました。この変更は、台数が減ったからではなく、周辺の駐車場料金が上がってきているのと消費税増税が理由、と市は説明しますが、明らかに収入減を考慮してのことでしょう。料金を上げればますます利用者は減るでしょう。定期利用も導入するというのでそれはよいと思いますが、値上げよりもそういう工夫が必要だと思います。

そして何よりも、駅周辺のまちづくりを根本的に考え直さないと利用客は戻ってこないでしょう。伊勢丹あとも、4月オープンの目処がたちそうにありません。