市のコロナ対策について、杉村の考え、対応 ~ 迅速に! | 府中の元気・杉村康之の 「ハッキリYES、ハッキリNO」

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初めて議員になった時、びっくりしたことが3つ
一つは、議会なのに議員同士の議論がないこと
一つは、議会自らが条例をつくらないこと
一つは、審議の前に予算への賛否を聞かれたこと
二元代表制の地方議会では是々非々が筋
だから僕は「ハッキリYes! ハッキリNo!」

 

「府中市新型コロナウイルス感染症緊急対応方針」
第1弾(4/28)につづき、第2弾が明日(5/26)に発表になります。
先日ブログに書いた議会提案(5/14)も、

この第2弾に反映されています。
一連の市の緊急対応方針について、杉村の考え、対応をまとめます。

1.「第1弾」関連の補正予算で、質疑に立つ(5/14)
「第1弾」の中で、補正予算に関わるものは
 ・子育て世帯への支援ということで、児童手当の上乗せ
 ・事業者支援ということで、融資の利子補助、販促支援など
でした。審議の中で、第2弾に向けて

 ・テナント補助など、事業者への支援を検討している
と市の答弁があったので、以下質問しました。

Q.「今の内容は第2弾で検討するとのことだが、できれば早くやれたらよかった。4月に準備し5月に支給する自治体もある。今回(5/14)の補正に盛り込めなかったのはなぜか?」
A.「国や都の支援を待って、その不足分を補完することでより効率的な支援を行っていきたい。」

これに対し、以下の意見を述べておきました。

緊急時の対策の基本は国と都にあるが、
それを踏まえた上で考えられる基礎自治体の役割は2つだと考える。
①基礎自治体は、国や都よりも、きめ細やかに、丁寧に対応できること
②基礎自治体は、国や都よりも、小回りが利く、迅速に対応できること

①については、府中市は第2弾で検討するとのこと。(後述)
②については、国や都の対策が出るまで市としての支援は融資の利子補助のみ。
※明石市では、事業者支援を含む補正予算を4/20に議会で可決。翌21日には、受付を開始、その日のうちに審査し振り込むという迅速さ。さらに5/12には「国と県の現実の給付が始まったので、明石市としては一定の役割を果たせた」といい、5月末の事業終了を発表した。じつに鮮やか。ぜひ、今後の緊急事態の際の参考にしてほしい、と。

2.杉村の行った提案・要望(個人として、また会派要望や議会提案を通じて)
・発熱外来やPCR検査センターの設置(市に要望→実施〇)
・医師会と連携し、府中市独自に、重傷者、軽症者の受入先確保の準備(市に要望→未実施)
・介護施設などで感染者が出た場合、介護事業者には詳細を知らせること。(市に要望→実施〇)
・生活困窮に陥らないための市民への家賃補助など(議会提案→一部実施△)
・事業継続支援、休業補償、家賃補助など市内事業者への市独自支援(議会提案→一部実施予定△)
・PCR検査体制への支援(市に要望→実施予定〇)
・「雇用調整助成金」の積極的活用を促すこと(会派要望→未実施)
・新型コロナ対策に活用する、市民からの寄付金受入体制の整備(議会提案→実施予定〇)
・臨時特別給付金10万円を生活困窮者には市が立て替えて「先行給付」すること(会派要望→未実施)
・市内学生(市民)への学費支払いへの支援(会派要望→未実施)
・感染者数が多摩地区でトップになった原因を市民に説明し、不安を払拭すること(会派要望→不充分△)

3.以下のような「第2弾」が明日(5/26)発表されます。
・市内事業者への市独自の支援<法人40万円、個人事業主20万円>…議会提案事案
・生活困窮者住居確保給付金の支給対象拡大、相談受付の充実…議会提案事案
・コロナ関連の地域課題を解決する市民協働に奨励金
・PCR検査体制へ市からも支援…杉村要望事案
・児童生徒へのオンライン学習環境の支援
など9項目です。