談合汚職の府中市議会、お粗末な議論 | 府中の元気・杉村康之の 「ハッキリYES、ハッキリNO」

府中の元気・杉村康之の 「ハッキリYES、ハッキリNO」

初めて議員になった時、びっくりしたことが3つ
一つは、議会なのに議員同士の議論がないこと
一つは、議会自らが条例をつくらないこと
一つは、審議の前に予算への賛否を聞かれたこと
二元代表制の地方議会では是々非々が筋
だから僕は「ハッキリYes! ハッキリNo!」

先日、特別委員会のやり取りのことを書きました。その後日談です。

12月16日市議会最終日。
閉会のあと、代表者会議がありました。

たぶん、12月4日のやり取りが気に入らない人がいたのでしょう。先日の陳情審議には「違和感」を感じました、陳情審議には議員間討議は「なじまない」と思いますがどうでしょうか、との話題提供。押し図ったかのように、自民の市川議員と立憲の西宮議員が賛同の意見。おいおい。


再発防止の議論は議員同士の議論でやるが、陳情審議についてはやめましょうと、言いたいらしい。4日に、僕から質問をぶつけられたのが相当イヤだったようです。

その場で、西宮議員に
また聞いてやりました。

杉村:なぜ陳情だけがだめなんですか?
西宮:陳情は、(○か✕か)議決を求められているから議員間討議は「なじまない」と思う。
杉村:???
(皆さんが議論しようとしている)倫理条例も最終的には賛成か反対かを決めることになりますけど?
西宮:陳情は、会派で議論した上で委員会に臨むので、議論しても賛否は「くつがえらない」。
杉村:議会は議論をするところでしょう。こんなことを今ここで話題にしていること自体に僕は「違和感」を感じるし、議会に「なじまない」、と思う。
 議会において議員の発言は原則自由ですから、私は、必要な時には質問させてもらいます。あとは、委員長がさばけばいい。憲法と地方自治法と府中市議会会議規則に則って。

押し図ったような、こういうしょうもないことをやると杉村には逆効果だということがわかってないんですね。陳情審議に制限を加えたところで、再発防止の議論は議員間でやることは変わりません。今後の議論の中で、杉村はこれまで以上にガンガン質問しようと心に決めました。議論を市民にわかりやすくするために。議会の実情を市民に伝えるために。

もう一つ、驚いたのは
議論しても「くつがえらない」と決めてしまっているところ。これはもはや民主主義の否定です。「立憲」「民主」党なのにね。
仮にくつがえらないとしても、なぜ○なのか✕なのかが、質問によって見えてきます。市民の前に理由が明らかになります。

だから、嫌われようと、ぼくは質問しようとしています。まあ、ヘンな理由を明らかにされたくないんだろうな。

でも、いつまでもこんなヘンなやり取りを続けていると、いずれ市民に知られていきますよ。ぼくはしつこくやりますから。新聞やテレビに出たらとっても恥ずかしいことになります。「談合汚職の府中市議会、お粗末な議論!」とかね。選挙、大丈夫ですか。