野伏ヶ岳 スキー・途中まで | スキーと登山 髙波太一ブログ

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山とスキーのいろいろ

240128


岐阜福井県境 野伏のぶせヶ岳へ

300名山の一つ


ウイングヒルズを抜けて更に先

白山美濃禅定道の馬場(登山口)に当たる

石徹白いとしろ中居ちゅうきょ神社まで

除雪されてます


リンクこちら


大杉を見てP15台 無料740m 4℃70%


2年前の様子はこちら



トイレは冬季閉鎖

神社のトイレと言うのは

場所が分かりませんでした


8:40 発 板は担いで

細引か百均のリストバンドなどで

ストックごと纏めると持ち易いです

やや下って朝日添わさびぞ川、

石徹白川にかかる大進橋


8:55 林道始点

ばっちりトレースが付いてます

ありがたく拝借m(_ _)m  積雪100cm


小さく水が流れてる所は面倒でも板を脱ぐ

などしてシールを濡らさないように

前回の反省


9:05 3本目の橋

ひとまず林道に沿ってテクテクと

ヘアピンで直登もありですが

林道に沿った方が楽ですね


9:50 これより先は私有地の標



10:35 壁の分岐970m

ここから上100mは崖なので3ルート

①林道をそのまま行く

②600mトラバして南の尾根

③少し林道を行って南東の尾根


②にしました

左折して杉っ林をトラバース


11:00 南の尾根1010m ジグザグ登行

11:15 恐らく①の踏み跡と合流1070m

池まではまた④林道沿いか

⑤窪地に沿うか⑥標高を上げてからトラバるか


道も付いてたので⑥のルートへ

ジオグラフィカで標高と現在地を確認


ウサギ穴と思しきもの

奥まで続いてそうですね

センサーカメラを仕掛ければ撮影出来るでしょう


11:40 峠地形 風が抜けます

冬の休憩には不向き


12:00 和田ノ小池1030m

表紙写真にしたポイント

やっと取付きと言った塩梅

お昼にします 2℃100%積雪250cm


和田山牧場跡地は通りませんでした


12:10 発

斜めトラバースでダイレクト尾根へ

雪割れの窪みに新雪が積もっていました

今年の暖冬を物語ってますね


先行パーティーの中にはツボ足の方も

いるようです 下層は良く締まってますね

表層はフカフカ


沢山のクマの爪痕

鉤状にカーブしてるから自重で

よく食い込むでしょう


13:10 1270m 積雪150cm

t=04:30 標高差=530m


山頂まであと400m2時間ですが

時間的にここでUターン

シールを剥いでカカトをロック

バックル締めてスキーモードに



13:30 滑走開始

斜度も緩く木々は疎らで滑り易い

やや締まってはいるが軽く飛ぶ新雪


トップが沈まないようカカト荷重

雪の深い所はウィリーで突破


但し後傾は腿が疲れるので基本棒立ちで

ないし起伏の多い地形では中腰でサスペンション

ザックも背負ってるので背骨のアーチを

意識して前屈みになり過ぎないように


足元を見てるとふいな枝に当たります

自分の行く先を見ながら


スピード調節に両開きシュテムが丁度良いくらい

内脚を閉じる時雪が邪魔な場合は

シュテムボーゲンで良いですね


ブッシュが出てれば小回りで

緩斜面や抵抗が大きい時はパラレルで

スピードを落とさないように


一度止まると再始動が大変

滑り始めたら落下を止めないようにしましょう

流れるように落ち続けるイメージで


タムシバの冬芽 ほわほわ


13:50 池の上部 尾根が平らに

⑦50m下って浅い沢沿いに進み登りっ返し

⑧標高を下げないように左岸に渡り

トラバって壁の上部に接続


滑りが目的なので⑦で



ヒールフリーの滑降はカカト荷重で行けます


しかしシールを付けるほどでも無い

短距離の登りでは開脚か階段登行したい…

そんなちょっとカカトを付けたい時、

荒縄で縛る、履いたままロックできるなど

簡便な方法を考えたいですね


フックショットが欲しい

忍者の鉤縄も使えそうです🥷


青空見えて来ました

ずっと曇りだったので晴れやか☀️

14:35 壁上部

⑨直下すれば斜面は楽しめますが雪原が長い

⑩左左斜めに滑って行けば林道に


後者としました

日陰は案の定良い雪が保たれてます


15:00 林道合流

あとは縦降りなどしながら

15:30 林道始点

15:40 P着2℃100%


16:35 道の駅白山文化の里 長滝

長良川に面し、様々な鮎料理や岐阜、飛騨、

郡上みやげが揃っています


こちらは「鮎のまるから」¥500

サクサクスパイシーな味付けで

骨までうまい!(´∀`)

鶏ちゃんや地酒、鮎の水槽など見れて

面白い所でした


様子が分かったので次回は山頂まで


スキー指導員 高波太一