本質を見つめて | 全国クリエイター作品の展示と販売 ARCA-方舟-gallery & zakka

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ご縁繋ぎの場アルカです。
 
昨日書いた記事、長くてなにがなんだかでわからない人も多かったかも。
 
考えをまとめて書いてないから、書きながらまとめてる感じなので、自分でもどういう決着になるのかわからずに書いてたんだけど。
 
どうもまだ言い足りないことがあるみたいなので、続編。
 
 
 
最終的に自分の本質で作ったものは伝わる、で終わったんですよね。
 
それ以外のものは必要ない、とすら書いたんだけど。
 
それ以外のものっていうのは、売れるために作ったもの、売れ筋、売ることを目的として出来上がったモノ、という意味。
 
よく考えたら、世の中そういうものであふれているのよ。
 
で、それらのものは、たくさんの人の知恵が集まって作り上げているの。
 
たった一人で作り上げたものではないの。
 
それでも、売れる売れないがあるのが日常で、全部売れるなんてことはなかなかないし、ヒット作なんてものも少ない。
少ないから注目を浴びて、あたかも毎回ヒット作を出しているみたいだけど、実際はそうでもない。
 
だから注目を浴びているだけなんだよね。
 
 
 
 
アルカが、唯一、一般企業が制作しているお人形ブライスドールの正規店になったのはなぜかというと、限りなく個人店に近い感覚で作ってるからかもしれない。
 
大量生産っていうけど、実はそうでもなく、ユーザーの数も少ないのよ。
世界で売れているっていうけど、実は偽物が売れてるだけで、本物を買ってる海外の人は少ないと思う。
 
本物がいつも潤沢に手に入るのはほぼ日本だけ。だけ、っていうのは言い過ぎだけど、まあ、日本がメインになってるよね。
 
生産数もだいたい3000~4000体ぐらいで、売れ残ることも。
 
そのくせ毎月のように新しい人形が出るんだけど、そういう小回りが利くのもあまり生産数が少ないからかも。
 
小回りが利くからこそ細部にまで制作者の意図が伝わってきて、愛情があふれている。ように感じる。
 
こないだ出したドールの不具合は、次のドールでは改善されている。
そういうのもユーザーにとってはうれしいよね。
 
きっと、すごく大切に思って、毎回ドールを作ってるのかなって思う。
そうした愛情が、確実に伝わってくる。
 
 
 
それでも売れる売れないがあるんだよね。
 
売れないドールはずっと残ってるけど、売れるドールは一気に売り切れる。
 
どんなに多くの人が知恵を絞って売れ筋を考えても、売れる売れないは確実にあるの。
 
まして、たった一人が日夜努力して売れ筋を作れるか、というのは正直あり得ないと思う。
 
どんなに売れる作家作品でも、売れる時と売れない時が必ずあるから。
 
それはもうどうしようもない、と思っていいと思う。
 
そこに気持ちをシフトしていくのは、違うと思う。
 
 
売り方もあるし、タイミングもある。
 
季節もあるし、景気も左右すると思う。
 
でも確実に何が伝わるかというと、制作者の本質が伝わっていくとしか言えない。
その本質にピンときた人しか、その作品を観に来ないし、買わないんだと思う。
 
ブライスドールでも、そうなんだから。
 
作品は、まさにそれしか伝わらないと言っても過言ではないとすら思う。
 
 
 
でも、逆に言うと、本質が伝わるのだから、
 
もう売れ筋とか考えなくてよくない?
 
売れなきゃ、とか考える必要なくない?
 
だって、売れ筋のものや売れてるものはたくさんあるのよ。
 
でも、作る人の本質を伝えているものってそんなにたくさんあるんだろうか?
 
最後まで残るのがその人の本質だけだとしたら、売れ筋を作り続けて表面的なものしか伝えられないのって意味があるんだろうか?
 
 
 
自分が何をしたいか、ということをもっと突き詰めて考えた時、売れるものを作りたい、売れ筋のものでヒットしたい、というのがあるなら、そういう所で勝負する方がいいよね。
 
それはそれなりの戦略があるし、人通りの多い百貨店やスペースはいくらでもそういった売れ筋を探している。
 
そういうところでしっかり勝負すると確実に結果が出る。結果が出るというのは利益が出る、という意味。
 
利益のほかにも、自信を持てたり、それなりの位置を確保できたりするかもしれない。
それを望めば、という意味だけど。
 
でも、それって本質からの願いでなかったら、ただの売れ筋商品だよね。
 
自分が本当にその道を選ぶなら、そこで本質が伝わると思う。
本質がそれだからやってて楽しいはずだし、悩みなんてないと思う。
 
でも、「自分は本当は違うものを作りたいけど、売れる商品を作らなきゃいけない」と思って作ってるなら、表面的なことしか伝わらなくて、出来上がるのはただの売れ筋商品で飽きられたらポイだよね。
 
で、また飽きられないような商品を作って・・・・ってエンドレスだよね。
 
 
この世にあるものは、すべてそういった競争の中から生まれたもので、売れてないとダメ、売れないものは廃棄、みたいなのが常識だよね。
でも、なぜ、自分の好きを仕事にしているのに、仕事にできているのに、売れないからという理由で廃棄しなきゃいけないんだろう。
低い評価を与えなければいけないんだろう。
 
それっておかしくない?
 
なぜ、常識から離れたことができるのに、常識に当てはめようとするのだろう。
 
世の中の常識は、売れることにシフトしていて、そこから逸脱すると無意味というレッテルを貼っていく。
それが進化だと思っているし、思わされているように思う。
 
そこに自分を当てはめて考えた時、違和感を覚えるなら、それは自分の本質が拒否しているということだよね。
 
 
自分の本質を見つめること。
見出すこと。
その中で、本当にやりたいことが作品を生み出すことなら、そこに集中していくと、おのずとその本質が伝わっていく。
 
必ず伝わる。
 
自らの本質で製作すると、その本質が伝わる。
 
その本質的なものに、人は自分の本質とリンクさせるのかも。
 
つまり、人は、自分の本質でなければ、人と本当の意味では繋がれないんだよ。
 
作品は、自分の本質を伝える作業だと思う。
作品に限らないよね。
どの仕事でもそう。
 
生きるってことがそうなのかもしれないね。
 
 
 
 
毎週日曜日、NHK-BSで放送中の「舟を編む」がとてもよくて、毎回泣く。
辞書を作る、というかなり地味な仕事ながらとてもとても奥が深く、また携わる一人一人にスポットライトを当て、意味がないように思えるもの全てにちゃんと意味があることを示していく・・・。
昨夜は辞書に入れる挿絵作家だった。
泣けて泣けて仕方なかった。
 
本質で仕事することの大切さを教えてくれる。
野田洋二郎さん、はまり役だわ。
 
 
 
 
間違ってたらごめんなさい。
作者に申し訳ない。
 
でも、橋本さんの絵は、やむにやまれぬ気持ちで描かれているように思える。
どうしてもこういう絵になる。
どうやっても気が付いたらこういう絵になっている・・のではないかと観てて思う。
その奥ゆかしいけどあつい情熱が、観る人を引き付けているように思います。
 
3月12日まで続きます。
どうぞ気になる作品がありましたら、店舗でご覧ください。
 
 
 
 
 

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