今日からゴールデンウィーク♪

 

毎年そうですが、私はGWはお出かけしないで家で過ごします。

私の仕事は自由業なので、混んでいる連休に混んでいる場所にいかなくてもいいでしょ?と思うからです。

 

GWはいつも水回りの大掃除をします。

今年も換気扇、浴室やトイレ、窓掃除、カーテンのお洗濯など一気にやる予定です。

カレンダーとおりなので仕事も合間にありますが、後半はお庭BBQを家族でやろうかと計画しています。

 

最近気になっているニュースは「共同親権」についてです。

今国会で可決されるであろうと言われている離婚後の親子関係に関する法律。

 

おやこリンクサービスで支援している別居親で、今から共同親権を申し立てする親はいるだろうか?

・選択制とされているけど、選択する人たちはどのくらいの割合になるんだろうか?

・養育費の支払い率はあがるだろうか?

・面会交流の実施率はあがるだろうか?

・DVやモラハラで合意がない場合の判断を裁判所ではちゃんとできるのだろうか?

・ステップファミリーの養子縁組は減るのだろうか?

・ステップファミリーになっても養育費は減額されないようになるんだろうか?

・共同親権を選択しなかった場合に子供は傷つかないだろうか?

・今、責任を放棄している親たちが養育費も面会交流も責任もってやれるようになるんだろうか?

・子どもを私物化しているような養育親の態度は変わるだろうか?

 

などなど、考えたらきりがないくらいの疑問があります。

 

それでこういう疑問をXなどでつぶやくと、研究者の文献や海外の文献などを私に送りつけてくる人がいますが、私はもう長年この問題は知っているので、今さらそんな情報はいらないんです。

 

この議論は私がひとり親家庭支援を始めた30年前からあり、当時から共同親権を訴えている団体がありました。

時を経てそんな人たちの思いが叶うのは素晴らしいことだと思います。

 

ふと、当時、活動していた人たちの顔が浮かんだりします。

みんな元気なのかな?

 

でも・・・

問題は「共同親権」じゃやないような気もします。

だって、共同親権がなくてもやれる人たちはやれているし、共同親権がなくてはいけない人たちって離婚後も揉めている少数の人たちなのかなとも思うから。

 

現場の声が一番知りたくて気になるところで、面会交流を支援している団体とかひとり親の支援団体とか、離婚問題にかかわっている多方面の方の考えが気になります。

 

私は中立立場と言っていますが、正直に言うとわからないです。

メリットとデメリットがあり、でもやってみないとわからない。

やってみて問題がでるところを、早急に改善していけばいいのかとも思います。

 

一番大事なのは子どもの気持ち「養育費」も親に知らされてない子供たちが沢山います。

 

共同親権についても知らせないのかもしれないけれど、戸籍を見ればわかるようになると思います。

選択「した」「しない」「できなかった」の説明責任が将来的に親にはあるのかなと思います。

 

一番気になるのはそこかな・・・

 

 

4月19日は養育費の日!

ということで今年も昨日、シンポジウムを開催しました。

 

今年はZOOMによるオンライン配信で行いました。

 

前半の50分は面会交流支援団体4団体による、離婚後の親子交流をテーマにしたトークでした。

紛争中の面会交流支援の難しさを実感するトーク内容になりました。

そんな中でも子供たちは親の離婚を「おやが決めたことだから」と割とドライに受け止めているようだという話や、親に気を使っている子供も多いという面会交流の現場支援から感じることなどを聴くことができました。

 

「パパとママは仲直りできないの?子供は喧嘩したらすぐに仲直りするのに」

「親が決めた面会交流をするのはいやだ」

など、実際に子供から発せられる声はリアルだし、子どももいろいろ考えているんだ思いました。

 

後半の60分は離婚家庭で育った子どもの気持ちを、子どもだった立場の20代、30代の人たち4人がトークしてくれました。

 

「どんなに貧乏でも笑顔があって安心できる環境がいい」

「親が信じて育ててくれていたので不満はない」

 

「喧嘩したときに、そういうところがお父さん(お母さん)そっくりとか言われるのが嫌だった」

「だったら向こうと暮らせばいいと言われるのが嫌だった」

 

上手く書けませんが、胸にぐっとくる具体的なエピソードが沢山ありました。

アーカイブでも配信されています。

 

 

 
離婚後の子育て、悩むことが多いですよね?
私も通ってきた道なので、良くわかります。
 
でもひとり親だから・・・ということはあまりなくて、とにかく子供を信じて育てることが大切だと思っています。

 

新川てるえへのご相談はこちらから

先日のブログの話を、月曜日のオンラインサロンの朝礼でしました。

その際に追加でおしゃべりした「言葉の力」についてこちらにも書いておきます。

 

「明日、ひま?」

のように、だったら何なの?

 

となる言葉の投げかけが私は嫌いという話をしました。

 

さらに「アルバイト言葉」と言われるもの

 

「ご注文のほうはおきまりですか?」

「こちらのほうから失礼します」

アルバイトで学生が良く使う言葉と言われています。

 

正しくは

「ご注文はお決まりですか?」「こちらから失礼します」

です。

 

「〰でよろしかったでしょうか?」(なぜか過去形にする?)

正しくは

「〰でよろしいでしょうか?」

 

「1万円からお預かりします」

ただしくは

「1万円お預かりします」

 

とあげていくとキリがないのですが、不適切な言葉って多いです。

 

世代間によっても受け止め方に違いがあるとは思うのですが、

人を不快にさせていることもあるということを意識することは大切なんじゃないかなと思いました。

 

私は人の心のケアをするカウンセラーなので、できるだけ正しい日本語を使い、どんな世代の人でも不快にさせないスキルは身に着けたいなと思います。

 

言葉は使い方によっては人を元気にさせるけど、間違えると人を傷つけます。

だから意識して使えるようになるといいなと思います。

 

新川てるえへのご相談はこちらから→新川てるえのカウンセリングルーム

 

 

先日、夫が

「明日は暇?」

と聞いてきた。

 

「だったら何なの?」

となる質問が私は苦手です。

 

「明日、暇だったら〇〇してくれない?」

と最初から目的を言ってほしい。

 

目的によっては暇じゃなくても予定を合わせることもできるし

目的によっては暇だったとしてもお断りすることもできる。

 

彼の欲求は「暇だったら、荷物を運ぶために車の運転をしてほしい」だったのですが

これは暇だったとしてもいやだなと思ったので、お断りする案件になるのですが

「暇だよ」といった後にお断りすると、お互いに気分が悪いと思う。

 

だから先に「なんで?」と聞いてから、「ごめんね、明日は忙しい」とお断りした。

 

さらにいうと「暇だったら…」という尋ね方をするのではなくて

「明日、運転をしてほしいんだけど、僕のサポートをしてくれる時間が2時間くらいとれるかな?」

と具体的ならさらにいいと思う。

 

上記のような聞き方だったら、「明日は無理だけど週末ならいいよ」と私も優しく対応できたと思う。

 

言葉って使い方ひとつで相手を頑なにさせたり、柔軟にさせたり、180度違った展開になるなと思いました。

昨年9月と1月に2つの法人の理事長を交代しました。

 

改めて思うと、3つの法人の代表をしてきた1年間、やっぱり無理だったなと…。

NPO法人M-STEPは10年理事長をやったら、副理事長の平田さんに代表をバトンタッチする約束で、50歳になるまえに引き受けた。

約束通りバトンタッチできて、昨年11月には「一般社団法人おやこリンクサービス」を設立した。

 

面会交流の支援をする団体で、当初は初年度で達成する支援家庭数の目標を立てた。

1年たった今、実現していないどころか、おざなりになっていたのかもしれないことに気が付く。

 

NPO法人CHARMSが予定外で代表理事を引き受けることになって、設立の時期が同時期だったこともあり、仕方がないと言えば仕方がないけれど、人はいくつも草鞋を履けないってことだと実感。

 

今、おやこリンクサービスの1年間を振り返り、2年目は無駄にならないように時間を上手に使って目標を立て、目的を達成していこうと改めて思った。

会員も募集しているので応援してもらえたら嬉しいです。

 

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私たちが運営しているオンラインサロンで、私は月曜日の朝に心理学や雑学的な元気になるヒントを朝礼しています。

 

そこで今朝は「引き算の美学」についておしゃべりしました。

ビジネスをしていると一度は耳にして考えたことがあることかもしれません。

 

一生懸命やっているのに成果がでないとか、時間をかけて作った企画書なのに伝えたいことが相手に伝わらないなんてことは仕事をしているとあることだと思います。

 

そんなときに考えてほしいのが【「足し算」することをやめて「引き算」を意識しよう!】です。

 

「目立たせたいもの」と「無駄なもの」をしっかりとわけて考えて、無駄をそぎ落とすこと。

それによって、目立たせたいものが際立って早く成果が出たり、伝えたいことがちゃんと伝わったりします。

 

Youtubeなどでアーチストが配信している「一発撮り」がまさしくそうです。

1本のマイクだけで歌声や高揚を際立たせている「Fiest Take」と呼ばれるものです。

 

考えてほしいのは「何をそぎ落とすことができて、それにより何を極めることができるのか?」です。

 

私は最近、スケジュールを組むときとクローゼットの見直しをするときにこれを考えます。

 

自分の時間管理をする上で、何が大切で何が無駄なのか?

無駄なことはしないように考えています。

 

また新しい服を買うときにはクローゼットを見直しして、いらない服を捨てることを心がけています。

クローゼットに余白を作ることで、必要な服が見つかりやすくなるし、余白に別のものを収納することもできるようになります。

 

いらないものをそぎ落とすことで見えてくるものがある!

これが「引き算の効果」です。

 

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私はカウンセラーになろうとした28年前に、最初に学んだのが「選択理論心理学」です。

そこから学びを深めていて、去年は選択理論の上級講座を12月に終了しました。

 

選択理論心理学とは?

アメリカの精神科医、ウィリアム・グラッサー医学博士によって提唱された、『人間の脳の働き』について説明した理論であり、 「人は何故、いかに行動するのか?」ということを心理学的に分かりやすく説明したもの。

 

選択理論を基盤にしたカウンセリングの手法を「リアリティセラピー」といいます。

リアリティセラピーでは人間関係の回復を援助することを目標にしています。

 

私がこの心理学をベースにカウンセリングを行っているのは、他の心理学もいろいろ学んでみたのですが、「選択理論」には解決を導ける方法があることを感じたからです。

 

そんな選択理論の講座を企画しました。

ずばり「家族関係を良くするための選択理論」

 

選択理論心理士の金沢美奈子さんが講師をしてくれます。

 

講座の中では参加者がおしゃべりできるグループワークを取り入れながら、自分の個性を知り、家族の個性を考え、上手にバランスを築いていく方法を考えていくことができるようになります。

 

家族の関係に悩んでいる人!

妻や夫とうまくいかない

子どもとの関係がしんどい

 

そんな方におすすめの講座です。

10人以下の少人数制ですので、お早めに申し込みください。

 

 

 

 

 

昨日はオンラインによるワークショップ型のセミナーを開催しました。

 

「自己肯定力UPトレーニング講座」

 

皆さんは自分の自己肯定感って考えたことありますか?

 

私はカウンセリングの時によく

「自分のこと何パーセント好きですか?」

と相談者さんに質問します。

 

悩んでいる人、これが低いです。

「好きじゃないです」

と答える人も多いです。

 

自分の短所もちゃんと受け止めながら、「ありのままの自分を肯定する」のが自己肯定感の高い状態になります。

 

自己肯定感の低い人と高い人では幸せ度も全く違います。

そう考えたら自己肯定感は今からでも遅くないので上げる努力をしましょう。

 

自己肯定感の低さは「歪んだ認知」に原因があります。

 

自己肯定感が低い人は物事をネガティブにとらえやすいので、自分を認められず、そんな自分を責めて、さらに自己肯定感を落としてしまいます。

 

「歪んだ認知」を修正するには「認知行動療法」の「コラム法」が効果的です。

「認知行動療法」はうつ病の治療などにも用いられている心理学手法ですが、自分でできるのでセルフカウンセリングに役立ちます。

 

定期的に開催していますので、気になる人はぜひご参加ください。

おしゃべりしながらの楽しいワークショップですので気負わず参加してみてくださいね。

 

講座のご案内はこちら

 

私の公式lineでは定期的に講座のご案内や心理学に関するネタを配信しています。

 

新川てるえ公式line

オンラインサロン「ココロのトレーニングジム」で月曜日の朝礼を担当しています。

今日はこんなお話をしました。

一部だけですがご紹介します。

 

カウンセラーの仕事は問題の解決ではなくて、相談者の思考の整理だと思います。

 

相談の内容を聞いていると、どれ解決したいの?

と思うように、抱えているストレスを一気に話すのが相談者さんの傾向です。

迷っているからカウンセリングにくるので、当たり前なのですがどう整理してあげたらいいのだろうか?

と日々のカウンセリングで感じるのでちょっとまとめて考えてみました。

 

先日、ステップファミリー(子連れ再婚家庭)の相談を聞きました。

 

・夫が継子に学費を払いたくないと言っていることに対するストレス

・家事の負担が多すぎて、自分の夢がかなえられないかもしれない不安

・家庭の金銭的なやりくりの不安

・夫がステップファミリーをどうとらえているのかの不安

・1つの家族感がないことに対する不安

 

いろいろな不安がありすぎて整理されてない感じでした。

整理されていない不安を相手にぶつけると、単にストレスをぶつけられているとしか受け止めてもらえなくて問題解決の話し合いが上手に進められない状態になります。

夫婦関係を悪くする要因です。

 

「引き算式に考えて、今一番解決したいことを整理しましょう」

 

人は「あれもこれもどうにかしたい」と足し算式に増やして、頭がごちゃごちゃしてしまう傾向にあります。

まずこれをやめて、シンプルにどの問題を解決したいのかを考えることです。

 

どの不安が一番大きいのか?

「家事の負担が多すぎて、自分の夢がかなえられないかもしれない不安」

が一番の不安の要因だったとしたら、自分の夢をかなえるためにどう考えたらいいのか?

そのことから夫と相談することです。

 

「キャリアを上げるために仕事時間を増やさなければならない」

だとしたら・・・

 

そのためには夫の協力が必要。

夫にどうしてほしいのか?

2人で解決できないことはアウトソーシングする方法もある。

そんな方法を2人で上手に話し合いできればいいだけのことです。

 

整理して考えるためのポイントは

 

1.自分軸で考える

相手がどう思うのか?はおいておいて自分がどうしたいのかを第一に考える

 

2.できることからやってみる

できないことにしがみつかない。

自分でコントロールできることからやってみる

 

3.自分の考えを大切にする

自分が感じた心を大切に思ったことをやってみる。

 

具体的には「見える化」することが役に立ちます。

思ったことを箇条書きで書き出してみましょう。

アウトプットすることで思考が整理されます。

 

一人で整理できない人はカウンセリングに来てください。

私がお手伝いします。

 

新川てるえカウンセリングオフィス