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北海道出張①

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遅くなりましたが北海道出張の報告を。

一番の用事は8周年イベント用のビールを仕込むことでしたが、せっかくなので他にお付き合いのあるブルワリーさんや農家さんにも顔を出すことにしました。

9月23日はまず札幌に到着してから石狩まで。

「石狩番屋の麦酒」でおなじみの(株)日本地麦酒工房さんに。

地図で見ると札幌の隣の市で、「近いじゃん!」と思い込んでいたのですが、結構遠かったですw

まぁ、以前、地図を見てロンドンからプリマスが近いと思っていて、実際に行ってみたら特急列車で3時間以上かかったり。。。とか、、、よくやらかします。

石狩まではいくつかバスが運行しているのですが、鉄道だと途中?までしか行けません。この辺の不便さ加減がスコットランドそっくりで、なんとなく慣れた感じですw

石狩番屋さんの近くまで行くバスは、札幌駅前のバスターミナルからではなく、駅横の通りに出て少し歩いたところにある「北5西1」というバス停まで行って乗らなければなりませんでした。

公共交通機関を使うなら選択肢はありません(タクシーを除き=いくらになるか知りませんが)このバスだけです。こいつに乗って約1時間。しかも1時間に1本くらいしか出ないので乗り遅れられません。

「石狩温泉前」だったかな?

ここで降りたら、工場長(というか社長さん)の大杉さんが待ち構えていました。

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設備を見せていただき、説明を受けていると、どこかで見覚えのある方が現れました。

ノースアイランドビールの堤野工場長ですw


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何だか用事があってきたのだそうで、、、

2人並んでいるところを撮影したのですが、あまりに怪しい感じw

服装もほぼ一緒。。。

本来、もう少しゆっくりとする予定だったのですが、堤野さんの車で送っていただくことになり、ちょっと早めに撤退。

石狩番屋さんにも次回またゆっくりとお邪魔したいと思っています。

この日は、堤野さんと一旦、ノースアイランドの工場まで行き、駅まで送っていただき、札幌まで。

ホテルにチェックインした後に大通公園のオータムフェストに行ってみたのですが、日曜日だったこともあり、あまりに混んでいて「見てるだけ」になってしまいました。

市内徘徊しつつ、夕方にビアバー・ノースアイランドに行き、また堤野さんにお会いして、軽く打ち合わせ。

翌日24日はいよいよビールの仕込み。

(続く)


店主



GALILEO !

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ARDBEG 1999-2012 49% Distillery Original Bottling "GALILEO"

昨夜から提供中です!

入荷のお知らせでした。



店主

BALLINDALLOCH 1976-2012

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昨年トマーティン1976で第一弾が出てからとーんとご無沙汰していたので、続編は無いものだと勝手に思い込んでいたら、出たww

BALLINDALLOCH (AB379BD) 1976-2012 55.2% Dave Broom The School of Malt Lesson 2

ま、グレンファー●ラスですねww

ブラウンカラーで、ほのかなオロロソシェリー、オーク、シナモン、焼きリンゴのような甘い香り。

なめらかな口当たりで優しい甘さが舌に広がる。やがて舌に絡み始めて、徐々にスパイシーに変化していく。

フィニッシュは長く、軽いオロロソシェリー、シナモン、レーズン、タイムを感じ、最後はローストしたクルミで終わる。

少量の加水だとアルコールのアタックばかりが目立ってしまようだ。

1:1まで加水してみるとかなりドライになっていき、悪くはないが、、ストレートの方がより楽しめると思う。

思ったよりもかなり旨かった第2弾!
レッスン3が結構楽しみww


店主、

CLYNELISH 1989-2012

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CLYNELISH 1989-2012 51.8% Bourbn Hogshead THE WHISKY AGENCY for Shinanoya

ウイスキーエージェンシーの信濃屋さん向けプライベートボトリング、、、なはずなのだが、、、どこにもShinanoyaの文字はない。。。。ま、旨いからいいでしょww

ややくすんだゴールドカラーで、この特徴のある香りはラベルを見なくてもクラインリッシュと判るほどしっかりしている。

ワタクシ、過去にブラインドでクラインリッシュが出てきてただの一回も外したことが無い。。。。が、こんな事豪語すると、きっと痛い目に合うww たまたまなんとなく当たっているだけなのだが。

ちなみにボウモアはほぼ確実に外している、あのパヒューム時代のは外しようがないんだけどね。

コメントが脱線してしまった。

とにかく超長熟でなくてもこのボトリングはしっかりとキャラクターが出ているということ。

独特の甘い香りにほのかなアプリコットとバニラが漂う。

味も若々しさは強く感じず実際の年数よりも熟成感がある。1989/23年が若いか古いかという議論は置いておいて、、、甘酸っぱいジェリービーンズ、バニラとほのかなショートブレッド。

フィニッシュは長く、アプリコットとコークスの灰、エッセンシャルオイルのクラリセージが香る。

少量の加水ではアルコールのアタックがやや強くなり、味もドライになるが、ほのかなスモークが出てきて面白い。

1:1まで加水すると穏やかな口当たりになり、とても飲みやすいがバランスは崩れていない。

ストレートで楽しむのが一番良さそうだが、加水しても変化を楽しめる。

また、どの飲み方でも舌の上にいつまでもアプリコットのような甘酸っぱさが絡み付く。

個人的にはかなり好き、旨いと思う。


店主



CAPERDONICH 1972-2011

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これも無くなりそう!ぎりぎり間に合った!

CAPERDONICH 1972-2011 48.3% cask#6734 Duncan Taylor for Shinanoya "Still Standing"

やや黄色っぽいゴールドカラーで、トップから青りんごやキィウィフルーツのような青いフルーツの香り。ほのかなシナモンと土埃のようなピート。時間が経つとシリアルっぽさが強くなる。

味は香りから想像するよりもややドライでスパイシー。ハチミツのような甘みをほのかに感じ、だんだんとシリアルに変化。

フィニッシュは程々の長さで、ハチミツからオートケーキ、ほのかなピートは土っぽく感じる。

少量の加水で、香りはかなりドライに変化するが、逆に味の方は甘さが増し、ボディーも強くなる。
フィニッシュもオートケーキというよりもショートブレッドぽい。

1:1まで加水すると再度フルーティーな香りが出てくる。バランスよく味が伸びて結構おいしい。若干凡庸にはなるが、悪くない。

ストレートで十分楽しめるが、ちょっとずつ加水するのも楽しいかも?

最近リリースが減ってきている蒸溜所なのでそのうちなかなか飲めなくなりそう。

オススメです!


店主




本日も営業いたします!

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本日も通常通り営業いたします!

日曜なので本来は0時終了ですが、丁度台風のピーク時間帯っぽいので、落ち着くまで営業したいと思います。

遅い時間にご来店の方は電話などでご確認くださいませ。


店主

LONGMORN 1969-2009

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なんだか無くなる寸前でコメントUP間に合った?

LONGMORN 1969-2009 59.3% 1st Fill Sherry Butt#5293 G&M Reserve for JIS

色はマホガニー、トップからレーズンとシナモン、コリアンダーシードを感じ、ややオイリーで、アグリコールラムの長熟品、グレープフルーツの皮、オロロソシェリーとアルコールのアタック。ほのかにピートの土っぽさとスモーク、遂にはラズベリーまで感じさせる複雑な香り。

見た目のアルコール度数や実際に香った時のアルコールのアタックに比べて口当たりは丸く感じる。
舌先には強いレーズンの甘みと酸味、全体的にはややドライでシナモンやクローヴなどのスパイスを感じ、舌にざらつく感じさえ残る。ローリエのような青っぽさとオイリーさが舌に絡み付く。

フィニッシュも長く、ほのかなレーズンとシナモン、クローヴ、コリアンダーシード、グレープフルーツとラズベリー、最後にピートが残る。

少量の加水で甘い香りになり、優しさが出る。味はややドライになり、バニラっぽさが出てくる。

1:1の加水だとかなりオイリーでウッディーな感じになる。

ストレートがオススメだが、加水してかなり変化をするので面白い。色々な楽しみ方ができる1本。

当店のプライベートボトルとしてリリースした#5298とはカスク違いで、同じ日にカスクサンプルをティスティングした4樽のなかの一つ。

店主が一目惚れしたのが#5298、次によかったのがこの#5293で、この2樽が日本向けにボトリングされた。あとの2樽は海外でリリースされたようだ。

ロングモーンの中でも特に名品と呼べる1本だろう。


店主

OLD PULTENEY 1997-2012

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OLD PULTENEY 1997-2012 57.3% Bourbon Cask#1979 Distillery Original Bottling "HAND BOTTLING" Only at Distillery Shop

オレンジがかったキレイなゴールドカラーで、甘くない梅酒かプラムのオードビー、若いアプリコットとも感じる香り、だんだんとバニラとオークが香る。

味も若々しいアプリコットか甘くない梅酒のイメージ、もちろん甘みは感じるが決してくどくなくキレが良い。バニラ、ナッツ、ショートブレッドも感じられる。

フィニッシュはそれほど長くないが、14年という年数を考えたら上々な長さ。
アプリコットとショートブレッドが最後まで鼻腔に残る。

少量の加水ではアルコールのアタックが強くなり、味もドライになる程度で、それほど面白さは感じられない。

1:1まで加水するとまたバランスが良くなり、結構旨い。

少量の加水よりもやるなら思いきって1:1位の方が良いよう。かなり楽しめる!

とても出来の良いプルトニーだと思う。


店主

8周年に向けて!

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3日間も休んでどこに遊びに行ってきたのかと言われないように、、、

11月の8周年に向けて、、、

昨年に引き続き、、、

オリジナルのビールを仕込みに行ってました。。。

まぁ、わざわざ休んで遠くまで仕込みに行って割に合うのかと言われたら、、、

どうなのかよくわからないw

旅費と休んだ分の売り上げくらいは補填したいものですが。

画像はまだ酵母を入れる前の麦汁。

なぜか2種?

あとはまだ秘密。

ちょっとずつ公開していきますww

それからこんなのも???


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これは???

もしかしてカスクサンプル???

久々に???

これもまだ秘密。。。

というか、まだ完全には決まっていない。

何かいいことがあるといいな。

準備で遊んでいるヒマが無くなりそうな予感がする10月にです。。。。


店主

BENRIACH 1979-2012

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こちらのニューリリースも入荷!

BENRIACH 1979-2012 44.9% Bourbon Barrel #737 Distillery Original Bottling for Shinanoya

昨年の10月にスコットランド遠征した時、このカスクサンプルを店主も信濃屋のバイヤーさんらと一緒にティスティングしたのだから約1年越しのリリースという訳。

ワタクシも買おうかなと思った樽だったのだが。。。w

バニラとナッツが強い感じでなかなかよろしいです!

今後は70年代終わりくらいでもかなり価格が高くなっていきそうなので怖い。


店主