菅本裕子さんの話 | 下関在住の素人バイオリン弾きのブログ

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菅本裕子さんが、風俗店に勤務していたという話がネット上で出ている。


ネットに出回っているいろいろな画像を見てみると、本人だろうと思える。


そして、本当にかわいいしスタイルもいいのに、こんな子が風俗で働くなんてと驚き、


また同時に、事実を認めないなんて、卑怯な女だと、腹が立ってきた。


しかし、落ち着いて考えてみると、次の結論に至った。


「ああ、この子も、罠にはまったのか」


ここで、よい子のみんなに、大人の世界のおそろしさを垣間見せてあげよう。


この世の中で、生きていくにはお金をゲットしなければならない。


しかし、仕事というものは、たいへんなものだ。疲れるし、ストレスになるし。


そこで、なんとか楽をして大金をゲットできないかと考える人間が出てくる。


その手口は。


まず、若くてかわいい女性を、口説いて、恋人関係になり、裸の写真をとって脅すか、または、その子が自分を信じているのをいいことに、風俗店などを紹介して働かせる。


ホストクラブなどとぐるになって豪遊させ、借金を背負わせるのも、よくある話だ。


借金を背負わされて、風俗で働く子は、入れ墨を入れさせられているそうだ。


そんな子は、「君みたいな子が、なんで、こんなところで働いているの?」とお客さんからよく聞かれる。


本人は、なんで自分がこんなところで働いているのか、さっぱり分からないのだ。


騙されて、追い込まれて、正常な判断ができる状態ではない。


稼いだ金は、全部男が自分に渡させる。


日給5万円でも、使ったことはないという悲劇だ。


アダルトビデオに出させると、もっとカネになる。


その子は、そうなっても、その男を信じている。


また、他人に借金をさせて、貢がせるのも、よくある手口だ。


その子は借金まみれになって、携帯の契約などが一切できなくなる。


信用情報がブラックリストに載るからだ。


そのような世界は、覚醒剤の影もちらつく、地獄の一丁目だ。


こういうわけで、たとえば、家出した少女が出会い系などで、泊めてくれる男を探しているのなんかは、格好の獲物になる。


そのような子は、居場所がなくて、愛情に飢えているから、話しかけてくれる男性が、救世主のように見えるわけだ。


そこが、本当の転落の入口とも気づかず。


菅本裕子ちゃんも、脅されたか、騙されたか、したのだろう。


過去は変えられないけど、いま、悪意の糸を断ち切って、信じられる人がいるところに帰るのだ。


菅本裕子ちゃんが、「芸能界って怖い」と書いている。


しかし、怖いのは芸能界だけじゃない。


この社会は、怖いのだ。