チーム・バチスタ3 アリアドネの弾丸[第3回]|弾丸はいつ出てくるか
2011年7月12日 - 2011年9月
火曜 22:00 - 22:54(54分)
制作局 - 関西テレビ・MMJ
脚本 - 後藤法子
プロデューサー - 豊福陽子(関西テレビ)、遠田孝一、八巻薫(MMJ)
演出 - 今井和久、小松隆志、星野数成
制作 - 関西テレビ・MMJ
主題歌 - Do As Infinity「アリアドネの糸」(avex trax)
オフィシャルサイト:www.ktv.jp/dangan/
* cast
田口公平 - 伊藤淳史 (30)
白鳥圭輔 - 仲村トオル (44)
Aiセンター関係者
笹井スミレ - 小西真奈美 (30)
島津吾郎 - 安田顕 (35)
警察関係者
斑鳩芳正 - 高橋克典 (45)
北山錠一郎 - 尾美としのり (55)
宇佐美壮一 - 福士誠治 (28)
玉村誠 - 中村靖日 (40)
東城医大病院関係者
藤原真琴 - 名取裕子
高階権太 - 林隆三
三船大介 - 利重剛
須賀秀介 - 市川知宏 (24)
神田宏樹 - 西沢仁太
白鳥は、友野が低温のヘリウムガスで死亡推定時刻が偽装されたとにらむ。田口はアクリル製の棺を友野に被せ、ガスを注入して窒息死させたと推理。Aiがガス中毒を見破れないという事実は斑鳩や北山の耳にも届く。20年前、DNA鑑定のミスで冤罪事件を引き起こした北山は、当時のDNA鑑定と同じく、Aiという未熟な技術に世間がとびつく危険性を宇佐見に語る。島津は友野のCT画像から首を絞められた痕跡を発見。しかし、一旦事件性なしと判断された件を捜査することは難しい。そんな中、解剖助手・須賀が、笹井が見知らぬ男と院内で会っていたと告白。須賀が目撃した男は斑鳩だった…
前回の感想を書いたことすら忘れていたほど薄いドラマである。
死亡後のPCログインの謎はあっさりと死亡推定時刻のズレにつながっていた。予想通りの展開である。
やっぱり先週書いた通り、フツーに考えると安田顕が怪しく、コニタンは巻き込まれているだけなのだが、コニタンは高橋克典とどういう関係なのかということはまだ明かされていない。愛人関係にあるようなのだが、これもまた、題材がかぶる「ブルドクター」の石原さとみとゴロちゃんの関係とみごとにかぶっている。あちらでは佐野史郎ラインのゴロちゃんが怪しい人物ということになっているのだが、こちらでは悪党演技がはまりにはまっている高橋が、怪しい人物である。
今回は目立ったサブストーリーはなく、Aiはガス中毒を見破れないということが判明しただけだった。だんだんとAiの悪いことばかり明らかになるので、仲村トオルは本当はAiの導入を阻もうとしているのではないかというふうにも見えてくる。このへんは仲村トオルの過去とやらが関係しているのかもしれない。
今週は「法医学教室のアリアドネ」が出てこなかった。これは仲村と名取裕子が楽しみにしている劇中のテレビドラマだが、なんのことはない、「法医学教室の事件ファイル」のことで、そのドラマの主演は名取裕子である。アリアドネはこのドラマにおいて迷宮を踏破するための糸を意味するようだが、「弾丸」のほうはまだ意味がわからない。しかし弾丸が出てくるまで見続ける根気があるかどうか、ちょっと怪しくなってきた。
☆他の回の「チーム・バチスタ3 アリアドネの弾丸」
第2回|安田顕は高橋克典側の人間と予想
第1回|ブルドクターとかぶりまくっているが…
華和家の四姉妹[3回]|宮崎美子が登場した意味
2011年7月10日 - 9月
日曜 21:00 - 21:54(54分)
TBS
原作:柴門ふみ
脚本:清水友佳子、関えり香、泉澤陽子
プロデュース:植田博樹、神戸明(東宝映画)
演出:今井夏木、吉田健 ほか
主題歌: 星の果て-観月ありさ(avex tune)
制作協力:東宝映画
制作:TBSテレビ
オフィシャルサイト:www.tbs.co.jp/hanawake/
* cast
華和家
華和竹美(31):観月ありさ
華和桜子(25):貫地谷しほり
華和うめ(19):川島海荷
華和幸子(54):宮崎美子
華和大悟(56):遠藤憲一
華和あやめ(9):川島鈴遥
華和一平(5):小野伶広
華和克平(3):加藤憲史郎
華和藤子(32):吉瀬美智子
竹美の周辺人物
益子正三郎(26):加藤成亮(NEWS)
山根克彦(39):田中哲司
森綾子(27):森脇英理子
桜子の周辺人物
堀内佳奈(28):田中美保
峯岸亜紀(21):野村麻純
高橋マリ(29):井上佳子
日の出美術大学
吉安コージ(22):勝信
沼崎千絵(19):本田緑
福島万希(20):福田彩乃
畑野ゆかり(22):鈴木ちなみ
前田友(28):松尾敏伸
大島敦美(31):梅宮万紗子
板野友紀(24):若松春奈
高井優子:村岡希美
一人でパリに出かけた母・幸子がバスの横転事故に巻き込まれた。家族が不安に沈む中、竹美だけが動揺を表に見せず、寿司の出前を頼んで反感を買う。幸子は無事だったが、それを知らせる電話に大悟は出ない。不審に思った藤子が質すと、大悟は重い口を開き…。
宮崎美子があっさり死んでしまった。
ドラマのテンポはみょーに悪く、
遠藤憲一が意味もなくやたらと走らされているのが気になった。
エンケンは先週腹を刺されているので、
血が滲む腹を押さえながらの疾走で、
まるで「湯けむりスナイパー」みたいである。
先週は見逃しているのだが、女にもてる遠藤が刺され、
しかも宮崎美子にばれて離婚されるというのは意外な展開である。
ホームドラマの常道は雨降って地かたまる式の展開だが、
このドラマではそれが許されず、
エンケンは役所に離婚届を提出してしまったし、
宮崎は急死したので、もはや二重三重に取り返しがつかない。
いろいろ波紋はあれど、日常がそれを凌駕ドラマかと思っていたが、
柴門ふみの原作はそうでもないらしい。
宮崎は観月ありさの最大の理解者だったので、
次回以降は観月がますます誤解され、
姉妹たちから憎まれる話がメインになりそうである。
これは観月ありさが好んで演じる役柄だ。
宮崎美子だけが観月の善意を知っているという設定が守られないと、
宮崎がこのドラマに登場した意味がないと思うのだが、どうだろうか。
☆他の回の「華和家の四姉妹」
第1回|観月ありさのゆえなき特権性
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