さあ、初めての慣らし運転！！

納車時の波乱はあったもののいざオートバイに

乗り始めた。

それまで自転車しか運転したことのなかった私には

もう・・それはそれはすばらしい乗り物だった。

ううん。

すばらしい相棒だったと思う（今でもそうだけど）。

風を感じ・・太陽を感じ・・空を仰ぎ・・木々とも友達に

なった様な感じ。大袈裟だけど本当にそんな感じ

だった。

オートバイに乗り始めた時、初めて“慣らし運転”

なんて言葉を知った　笑

「大切にしたいならちゃんと丁寧に慣らし運転をして

あげるんだよ」そんな風に教えてもらった。

だから・・・

よちよち・・・乗り始めた　笑

大切に・・大切に・・・　　笑

最初から長く乗ってあげよう！と心を結んでいた私は

教えてもらった高価なマイクロロンとやらも大奮発して

ＳＬちゃんに入れてみた。

優しく・・優しく・・・。

自転車でなく道路を走り始めた頃は・・もうっ！世界が

輝いて見えた　笑

見るもの見るものすべてが楽しい！！　笑

ビョーキです　笑

オートバイ依存症みたいな　笑

見ている人には分からないけど・・・ヘルメットの中では

いつも・・ニマニマ(￣▽+￣*)

オートバイが好きで好きでたまんなかったんですね。

うるまのオートバイライフの始まりはそんなだった。

風と旅とオートバイ―ツーリング・シーン12章 (広済堂文庫)/斎藤 純

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好きな旅人、嫌いな旅人

うるまは旅が好きです。だから旅人も大好きです。

今日は旅人についてちょっとだけ書こうと思います。

ちょっとふらっと旅に出たつもりが・・帰ってきたら

半年も経っていた！なんてことがあります。

どうしてもここにもう少しいたいな～なんて思ったら

そこで生活をしてしまったりなんかもしました。

心魅かれる山があれば登りたくなる。とても美しい

海があれば泳ぎたい。楽しそうな林道があれば

この先に行ってみたいと緑の中へトコトコＳＬで

入っていきます。深い深い山の中で大変な

トラブルになって一人、泣いたことだってもちろん

あったりします。今年はドリームちゃん本当によく

活用したな～1年の4分の3はこいつと一緒だった！

なんてこともある　（ドリームちゃんとは私の愛用

するテントのことです　＾。＾；　）

旅していればまぁ・・居るわ居るわ！笑　本当に

様々な旅人に出逢います。もちろん旅のスタイルも

様々・・・。相当な変わり者もおります　＾。＾；

パックツアーの旅　（観光客）。

車での旅　（ドライバー）。

オートバイでの旅　（ライダー）。

自転車での旅　（ちゃりだー）。

徒歩での旅　（とほだー）。

リヤカーでの旅　（？なにだー？）

着ぐるみでの旅　（？なにだー？？）

トラクターでの旅　（？なにだー？？？）

スキップだけの旅（？ほんとか～？笑）

もう～様々です＾。＾　オートバイの後ろに自転車を

積載して走るライダー！背負ったリュックからなぜか

うさぎが3匹出てくる旅人＾。＾；チューバ（管楽器）を

持って旅する人・・・重いだろ？！笑　本当に本当に

いろんな方がおります。でもうるまはそんな旅人達が

大好きです。愛しくて愛しくてたまんない　笑　

あほどもがんばれよ～！

日本人もまだ面白いじゃん！と心から思うのです。

でもそんなうるまも・・やはり好きな旅人とそうでない

旅人がいます。

先月も旅の途中で何人か会ったのですが・・こんな

旅人が結構・・いるんですね。

「へぇ～旅は1ヶ月だけか？楽しめないね～。」

「車で旅してんの？それってつまらないね～。」

「○○島行ったことないの？僕は3年居たんだよね。」

「一人旅が初めて？へぇ～そ～　笑」

「日本の旅だけ？海外の旅の経験はないんだ？

僕は○ヶ国行ったんだよね。」

「宿ばっか？へ～野宿しないんだ？そんな旅で

おもしろいか？」・・・とこんな人達です。

うるまは好かんですよ・・！！笑

旅は長くないといかんの？短くてもいいものですよ。

守る物を持ち、限られた時間で何とか旅をする・・・

そんな人はつまらない旅なん？そんなことないと

思うよ。だからこそ楽しめる旅だと思うよ。

一人旅初めてだと何でそんな態度なんね？あなたに

初めての一人旅はなかったの？！人にはいろんな

趣味思考があるんよ。なぜ車旅だとつまらんね？

何年いたとかそれがなんね？初めて行ったら楽しく

ないんね？私もテントや野宿派だけど・・どうして

宿に泊まる旅はいかんね？・・・とうるまは問いたい。

どんな旅でも誰かにそれはダメだなんて言う権利は

ないんじゃないかなぁ・・・と思うのです。

うちの母が旅行会社のツアーから戻るといつも・・・

ギャルになって帰ってきます＾。＾；いわゆる添乗員

さんが旗持って連れてってくれて観光名所を回って

という旅行です。でもとっても楽しそうに「それでね、

それでね～」としゃべりまくります＾。＾；写真を見れば

まぁ・・人造物や看板の前での写真ばっかり！笑

でもね・・これだって立派な旅だと思うんです。

そう。旅って本人が楽しめばいいと思うんです。

たった一日の旅だって・・その時だけのその空気の

忘れられない夕日があったりなんかする。隣町への

旅だって、ものすっごい大冒険だったりもすると

思うんだな。だからちょっとでいい、そこまででいい

そんなんが旅ではないでしょうか。

以前、北海道で出逢った若い女の子（１０代だった！）が

「私、初めての一人旅なんです！！」と言う。そりゃあ～

テントを建てるのもぎこちない　笑。オートバイに乗るのも

ぎこちない　笑。料理も・・・それはひどいものだった　笑

でもね・・・

すっごい楽しそうなんだ。何を見ても何をやっても

楽しくてしょうがないんだ。何をやっても小さなことで

困って考えてる　笑　もう、ものすっごいかわいいん

だな～これが！！うるまも負ける！！笑

見てきた物を星空の下で焚き火を囲みながら高揚した

表情で語る。もうみんなその子には負けちゃう　笑。

だって彼女は・・本当に楽しんでるんだ。

表情から言葉から・・そして体から楽しいオーラが

ものすっごい出てる　＾。＾

でもみんなそんな彼女を見ながら、ちゃあんと分かって

いる。

一人旅は決して楽しいだけではない。雨に降られ風に

吹かれ・・うまく宿泊場所だって確保できない日だって

ある。日が落ちて暗闇の中でテントを張らなきゃいけない

そんな時だってある。ぽかぽか天気の中だけ走って

ここまでやって来れる訳じゃない。初めての一人旅で

キャンプ旅。テントだって高価な性能の高い小さな物

ではなかった。ランタンだってバーナーだって相当

カサバル物を持っていたから荷物だって20～40キロは

あるだろう。さほど大柄ではない彼女がこの積載では

取り回しにだって大変だったろう（ちびっこうるまは特に

その気持ちが分かる＾。＾；）毎日パッキングして走って

そしてまたテントを張って明かりから用意する。

自炊・洗濯しながらやってきた彼女の指先はもうボロ

ボロになっていた。

経験したすべてのことは・・心に体に入り込む。

見たもの触れたもの、すべては自分の中に・・必ず。

だからこそ彼女の語る旅話は素敵だったんだと思う。

そう。

旅って距離や期間じゃなくて何を感じるかだと私は

思う。

そんな彼女を私は・・とても素敵な旅人だと思う。

もうちょっと料理は上手な方が・・とは思うけど（笑）

でも立派な旅人で・・うるまが愛しいなぁ～って思える

旅人だった。

彼女がずっと昔から本物を見たかったという鶴を見る

為に旅立つ日・・私は持っていた自分のハンドクリーム

をあげた。

泣かれた！笑　しかも・・号泣！！＾。＾；

ハグして別れた彼女のその後は全く知らない。もしか

したら・・もうオートバイには乗っていないかもしれない。

旅だってしてないかもしれない。でもその時彼女が

見て触れて・・心のアンテナでキャッチした物事は

すべて・・彼女の中に存在すると思う。すべては・・・

自分の中に・・だ。

こんな愛しい旅人達に　うるまはまだまだ会いたい。

それから・・・私もそんな素敵な旅人になりたいと思う。

はい。今日は素敵な旅人さんに旅の途中にもらった

ことのある　パウロ　コエーリョの　“アルケミスト”

テントの中で読んでみるには、とてもいい本です。

アルケミスト―夢を旅した少年/パウロ コエーリョ

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えせちゃりさんへ おつかれさま！

メールが届いた。

えせちゃりさんからだ。

無事、ご帰還したそう。

おつかれさま　＾。＾

今回も・・素敵な旅になりましたか？

鉄砲伝来の地そして宇宙センターがある！

と熱く語っていた種子島はいかがでしたか？

笑

そう。えせちゃりさんとは偶然8年ぶり？に

再会した旅人です。

以前は青森県下北半島の携帯電話の電波も

届かなかった薬研野営場で出逢ったね。そう、

かっぱの湯や夫婦がっぱの湯で知られるとこ。

そして先月の旅の途中で、偶然の再会！！

しかも

再会場所は・・・

熊本県人吉市のキャンプ場！！

メジャー級じゃありません　＾。＾；

しかも・・会った時にゃ～

お互い分からず！！　笑

時の流れを思い知る・・・若かったなぁ～笑

お互い落ち着きましょうや。

結構、いい歳なんだから　笑

結構、寒いのに・・・

宿くらい泊まりましょうやお互いに！

でも、いくつになっても好奇心の塊でいこうね。

たった一回っきりの人生だからね。心のアンテナピカピカに

磨いて・・小っちゃなものにも感動する！そんな旅しようゾ！

そんなえせちゃりさんの楽しいホームページが見たい！

という好奇心の塊さんはこちらへ！！笑

ライダーなら、めっちゃうまいやんけ～リストお薦め＾。＾

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http://www013.upp.so-net.ne.jp/yookigurasi/

はい。今日は、椎名誠さんです。

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ついに夢のオートバイがやってきた！②

にこやかにてんちょ～が帰っていったので“さあ！”

ＳＬを一人でゆっくり見つめてみる　笑

くるくるＳＬの周りを回った。なぜか2周してみる　笑

本当に私のオートバイなんだぁ・・・。

その頃、私は実家に住んでいた。実家はそれはそれは

インテリアショップというのもしのびない程の小さなお店を

やっていて店舗の前は一応乗用車がなんとか6台程度は

止められる駐車場になっていた。そこにポツンとＳＬだけが

置かれていた。いい感じ・・・(///∇//)

家の中に入り・・

「オートバイが来たよ～！！」

と声をかけた。

私の予想では・・・

「そう！良かったわね～！！＾。＾　」とか

「ほぉ～！！＾。＾　」とか

「へぇ～！すごいなぁ～！！＾。＾　」とか

そんな言葉が返ってくるとしか思っていなかった。

が・・・

母が泣いていた・・・。

もちろん私と違って嬉し泣き・・てことはなかった。

ポロポロとかそんなんじゃなく・・大粒の涙だったのだ。

泣かせてしまったのだ。オートバイ熱に舞い上がっていた

私のへっぽこ頭では全く考えていなかった事態だった。

なんていうか・・

私は優等生タイプではない。でもまぁ落ちこぼれちゃんでも

なかった。ごくごく普通でまぁ普通に道徳心だってある方だと

自分では思っていて・・・要するに！今まで“困ったちゃん”

ではなかったのだ。泣かせたことはきっとなかったと思う。

というのもそれは、父と母の性格上の性質があったからだ。

父も母も「これはダメ！」「あれはダメ！」とは言ったことが

なかった。もちろん「あんな子とはつきあっちゃダメ！」もない。

「勉強しなさい！」「宿題しなさい！」なんてことも聞いたことが

ない。進学校的な学校に入学してからもその姿勢は変わらず

「いい大学に行きなさい」とか「行ってほしい」なんてニュアンス

の言葉も聞いたことがなかった。皆が大学進学に必死になり

勉強・塾と頑張りはじめた頃も私は部活に熱中していた。

受験期の3年生になっても辞めなかった。一度っきりしかない

人生を若かりし頃から自分で小さな選択をしていたのだ。でも

両親は何一つ言わなかった。ごく近所の同級生が勉強虫に

なっていても近所のおばはん連中から何か言われても・・・

いつも笑っていてくれた。そんな両親だった。特に口に出して

言ったことはないけど・・結構、好きだ。ううん。だいぶ自慢に

思っている。心から尊敬している。ダメと言われた覚えがある

のは・・帰りが遅くて叱られたこと。それ以外には・・う～ん

とても小っちゃな頃、障害者の方が横切った時にまだ

そういった人を見たことがなかった私は物珍しくて食い入る

様に見てしまったことがあった。その時は瞬時にひっぱた

かれた。手加減なしの顔ビンタ！「見ちゃダメ！見る事で

人を傷つけることもあるのよ！やめなさい！」いつも温和な

母に・・ものすごい剣幕で叱られたから、随分小っちゃかったと

思うが強烈なインパクトで鮮明に記憶に残っている出来事だ。

もちろん小さな事で叱られてお尻をたたかれたりはある。

顔ビンタはあの時・・一度きりだったと思う。そして強烈な

“ダメ！”もそうだった。

しかし・・夢だったオートバイがやってきたことで母が泣いて

しまった・・いや、泣かせてしまった。大反対する母・・・。

「女の子なのに・・

傷でもついたらどうするの！」

「危ないからやめなさい！！」

「お母さんは絶対何があっても

許さないわ！」

家の中に嵐が吹きあれていた　＾。＾；

なだめても・・・なだめても・・・

ダメ。

そして父も黙って私と母の様子を窺がっていた。

いつもなら間違いなく助けてくれる父も黙っていた。

予想もしていなかった事態に何だかとっても悲しく

なった・・・。

でもしょうがない。

だって乗りたいんだもん。

夢にまで見たオートバイがそこで待っているのに。

今さらライダーや～めた！なんて無理だ。

うるま：「安全運転するから。」

うるま：「事故しない様におとなしく乗るから。」

うるま：「泣かせる様な運転はしないから。」

そして、最後に・・

うるま：「絶対、オートバイは辞めないから！」

そんな事を言ったと思う。

母は・・・

「うわあああああ～～！」

と声を上げて泣いた・・・。こ・・子供か？！てな具合に。

もう最後は言葉にならない声で泣いていた・・・。

でも諦める気持ちもないので黙って裏の庭へ歩いた。

気持ちを静めてＳＬに乗ってみよう。一人で駐車場とは

反対にある庭で何だかすっぱい様な気持ちだった。

もういいや・・。よし！ＳＬのエンジンをかけてみよう！

初めてエンジンをかけるぞ！！すっぱい気持ちを

吹き飛ばそうと、そう心の中で心を結んだ瞬間だった。

・・・あれ？

・・・ん？

耳を駐車場の方向に傾けてみる。

ん？？

ぷるぷるぷるぷる・・・・

ぽっぽっぽっぽっぽ・・・・

庭から表の駐車場に走った。

な・・・

なんで・・・

ナンデ・・・

ドウシテ・・・

お父さんが

エンジンかけてんのよぉ～！(-_-メ

母も飛び出てきた。

父：「いや～。オートバイなんて

久しぶりだなぁ～母さん　＾。＾

昔は母さんを乗せてよく走ったな～」

うるま：「・・・・・・・・・・・。」はぁ？？

母：「・・・・・・・・・・。」

父：「お前、メグロってバイクは

知らないだろ？いいバイクだった～。」

うるま：「・・・・。」へぇ？メグロ？？

なんじゃそりゃ？？

父：「母さんを送ってからガス欠して

30キロも押して帰った事もあったな～」

母：「・・・ええ。まぁ・・そんな事も・・・

あったわねぇ～　＾。＾；　」

うるま：「バイクに乗ったことあるの？」

母：「オートバイの後ろは・・・

冬は本当に寒いのよねぇ・・・＾。＾；」

うるま：「・・・・・・・・・・・・・・・。」

はぁ～？？

何で二人で微笑んでるんよ・・・？

＼(*｀∧´)／(￣へ ￣ 凸＼(*｀∧´)／

と・・・まぁ。こんな風にうるまのＳＬの初めてのエンジンを

かけたのは父のヨークでした　笑

ま。やっぱり、父は助けてくれたって事だったのかな　笑

父がメグロ？とかいうオートバイに乗っていたというのは初耳

だった。何だか・・ムショーに嬉しかった。

母も・・まぁ反対してるけど、まぁこんなんならいいだろう。

あんまり思ったことなかったけど・・・

私はもしかしたら結構・・・いけてる親を持った気がした。

ありがとう！！

そんなＳＬ納車日だったのを今でもしっかり覚えてる。

ありがとう。お父さん。

でも、そんな父も3年程前に亡くなりました。

またいつか・・会えるよ。なるべくこっちでがんばるから

そっちで会えたら、初の親子ツーリングでもしようね。

そうそう。メグロって目黒製作所のオートバイってこと

だったんだね。今はちょっとだけ知ってるよ。

不覚にも・・初めて聴いた時、泣いちゃったです

この曲。気持ちがブームにのっちゃって悔しい（笑）

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ついに夢のオートバイがやって来た！

めでたくオートバイも決まった。

めでたくオートバイの免許も取った（もちろん

たくさんオーバーして！＾。＾；）

自転車に乗って市内のオートバイ屋さんへ走った。

「オートバイください！」

「ＳＬ230をください！！」(^O^)/

「乗って帰る自信がないんです！！」

「車で運んでください！」・・・・＾。＾；

あははは。思い出すと笑える。あほか？私は・・・笑

教習所のＣＢとは違いちょっと背の高いＳＬに乗って

帰ってくるのがとても怖かったのを覚えている。

でもオートバイ屋さんの店長はずっとにこやかだった。

オフロードに力を入れているshopでＳＬ２３０のことを

とてもいいオートバイだから大切に長く乗ってあげてね

と言ってくれた。

今ではそのshopに顔を出すことはないのだけれど・・・

はい。てんちょ～大切に乗ってます！

ボロボロちゃんだけど・・10万キロを

超えてもまだ走ってくれています！！

だいたい・・オートバイの寿命ってどれくらいなんだろう？

いったいいつまでこの子は走ってくれるんだろう・・？

店長は長く大切にと言ったけど・・・いったいどれくらいが

長く大切に・・に値するんだろう？単気筒のオートバイって

どれくらい走るものなんだろう・・・？もしかしてこのＳＬとの

お別れの時は限りなく近いのかもしれない・・・。あ、話が

それてく（笑）戻して・・っと。

そして夕方・・てんちょーがやってきた。白いトラックには

私の初めてのオートバイ・・ＳＬ230が乗っていた。

ドキドキした。

なぜか・・・

照れた(///∇//)

あはは。

夢にまで出てきたオートバイ。自分のオートバイが目の前の

車に乗せられている。

でれっ　(*⌒∇⌒*)

ＳＬはカタログで見るよりも、オートバイ屋さんの店内で見る

よりも・・まだ高い夕日の光を浴びてとてもきれいなシルバー

だった。“本当にきれいだがぁ～！（名古屋弁風心の中）”

やっぱりこの子にしてよかった＼(^O^)／

てんちょーはいろいろと説明をしてにこやかに帰っていった。

さぁ、オートバイライフの始まりだぁ～！

だけど、

この後、ちょっとした難関が目の前に立ちはだかるとはその時は

思ってもいなかった。そう、全然、これっぽっちも考えてなかった。

長いかな？長いよね？笑

続く・・・にしとこ　パソコン虫になってしまうわ　＾。＾；

大好きな星野道夫さんの本達です。

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どうしてＳＬなの？（オートバイを選ぶの巻）

オートバイへの憧れと夢と妄想はふくらむ毎日。

仕事中も街中のオートバイを見つめながら・・・

ニマニマ　:*:・(￣∀￣)・:*:

うるまは営業職なので仕事中もとにかくたくさんの

オートバイをこの目で見ることができた。

その頃は今ほどオートバイ人口も少なくなかったから

平日の街中でもたくさんのオートバイが走っていた。

素敵！！(〃∇〃)

（今なら思う）こきたな～いライダーを見つめては・・・

翼があるみたい！！o(〃＾▽＾〃)o

そう、今思えば・・・

病気ですな・・！笑

オートバイへのライダーへの憧れ熱中症。大沸騰てとこ

でした　笑

そして・・自分の乗るオートバイをセレクトしはじめた。

まだ免許も取れていないのに！(^o^;)

あはは。そして候補車は・・・

HONDA XR250

YAMAHA TT-R250

YAMAHA TT-RAID250

KAWASAKI KDX200

・・・・この中で決まりだな！(￣▽+￣*)

そしてオートバイを実際見に行ってみることにした。

でもやっぱり・・・

まだ免許ないのに！(^o^;)

オートバイ屋さんにはたくさんのオートバイが・・！！

店員さんはもちろん満面の笑みでこう言う・・・

「気にいったのがあったらまたがってみてくださいね！」

乗っちゃっていいの？ヾ(＠°▽°＠)ﾉ

キャーキャー！てな感じ　笑

そして・・・遠慮なく・・・

またがりまっくった！！(￣▽+￣*)

しかし・・・大変な事が判明した。

どうして・・・

なんで・・・

足がつかない・・・じゃないの（Ｔ＿Ｔ）

夢のＸＲ２５０も・・・

夢のＴＴーＲ250も・・・

レイドも・・・ＫＤＸの200だって・・・

片足もつかないじゃないのぉ～！(>_<)

両足ぶらぶら～！(>_<)

もう・・その時の絶望ったら・・文字では表現できない　笑

そう。

考えていたオートバイは・・・

ぜ～んぶ足がつかなかった！笑　しかも両足とも！！笑

教習場のオートバイはＣＢ400だったから考えもしなかった

んだよね。足が・・つかないなんて　笑

オートバイを買えばすべての人が素敵なライダーになれる！

そんなとんでもない勘違いをしていたのでした　笑

笑えるくらい絶望的で不機嫌になった私　＾。＾；

その時、一緒についていってくれた彼は言いました

「うるま～。このバイクはどう？」

そう。それがＨＯＮＤＡ　ＳＬ230・・・私のＳＬちゃんだった。

不機嫌うるま：「もう、いいよ。オフロードバイクなんて

大っ嫌いだぁ～。もうバイクなんていい。（Ｔ。Ｔ）じょぉぉ～」

彼：「（笑）まぁまぁ。そう言わず・・。ほらこれならうるまの

言うオフロードバッタっぽくないし・・ほら、街中で乗ったって

かっこいいよ？」

不機嫌うるま：「・・・街中で乗ってもかっこいい・・・の？」

彼：「うん。シルバー色だし（笑）パワーは少し劣るけど

林道に行っても十分楽しめるバイクだよ。ほら。きれいな

オートバイだよ！？砂地も十分走れるよ。」

はい。そうですってば。

もうっ・・笑えるくらい子供ですってば　笑

子供をあやす様に教えてもらったオートバイ・・それがＳＬ

でした。もちろんその後、同様の足つきのオートバイを探し

バイク屋さんを何軒も回ってまたがってみましたけど。

早い話が・・・

片足がついたからこれにしよう！！

オフロードっぽくないからＳＬにしよう！！

はい。単純です。

はい。単細胞のガキンチョでした　笑

その当時はなかったシルバー色のオフロード車、そして

まあるいヘッドライトにも惚れちゃった訳です　笑

なんとな～く周りに言われるがまま・・な気もしますが　笑

それでもオートバイが決まりました。ＳＬ・・スタイリッシュ

ランドスポーツの名前通り・・素敵なオートバイ。

ＳＬと街中をすいすい走り・・休日には少しのオフロードを・・・

そんな風に考えていました。

まさかね。

このＳＬと一緒に・・

10万キロをも共に走ることになるとはその頃はまったく

思ってもいなかったのです。

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どうしてオフロードバイクなの？

ＮＥＣなんて嫌いだー！！

いつ私のパソコンかえってくるんだー！？

あーすっきりした　笑

現在、同居人“みきぞう”のパソコンを借りています。

ソフト入れ込んだり写真入れたりはやっぱりちょっと

気がとがめます・・。早くなおらないかな～っと。

パソコンが戻らない間、ＳＬ230との出会いについて

ちょっと書こうかな。

もう何回くらい聞かれたかな。よくある質問。

どーしてオフロードバイクなの？

え？オフロードバイク・・・だめかな？　笑

でもその質問の意図、よ～く分かります。

実は私もオフロードバイク大嫌いでした！笑

だって・・・かっこのいいもんでもないじゃない？　笑

そうだな～。なんでかな～。

その頃、私にはオートバイの師匠が近くにいました。

その人がオフロードバイクに乗ってたから。

はい。それだけです。　笑

ただ単に・・好いちょったんですな。　あはは。

それはそれは・・心底好いちょって・・どこでも一緒に

行きたかったから。一緒に走って行きたいからオフロード

バイクを選びました。　今思えば・・・

なんて　単細胞な！　笑

そう。早い話が・・好きで好きで好きで・・・もういつも一緒に

居たくて、目をそらすのももったいないくらい彼を見ていたくて

笑えるんだけど・・・

もういっそのこと、この人になっちゃいたい！！

そんな風に好きだった訳です　笑

当時、彼はカワサキの緑色のＫＬＸに乗ってた。どっから見ても・・・

バッタ・・・じゃない？！

あの形に・・黄緑色・・・。本当にバッタみたいだった　笑

それからもちろん・・・

ガイコツヘルメット～？！

これを・・かぶるのぉぉぉ～？！！　笑

あはは。

今ではガイコツヘルメットにガシガシのモトクロスパンツ、

オフロードブーツスタイルだって

“できそこないの　変てこロボット”

みたいで大好きなんだけどね　笑

そして来る日も来る日もオフロードバイクの話・・・。

オフロードバイクで風を感じる話、自然へ分け入る話、

ロシアの大地の話、砂漠を走る話、ラリーレイドの話・・。

そんな話を聞きながら・・・

完全に洗脳され

うるまはガシガシのオフローダーになってゆくのでした　笑

そしてどんなオフロードバイクにしようか！？とわくわく

あんなんこんなん・・を想像しながら教習所に通っていたの

でした。

ちゃんちゃん！

オフローダーへの道でした。

ＮＥＣのパソコンが壊れました・・・Ｔ。Ｔ

愛用のＰＣ　ＮＥＣ　ＬＬ900ＢＤが・・・壊れました　Ｔ。Ｔ　じょぉぉ～

再セットアップを試みたけどダメ・・・。旅人仲間からもらったメールも

取り出せず・・・写真のデータも取り出せず・・・。泣きが入ってます。

ハードディスクの故障でＮＥＣ曰く、修理費は5万円程度との事・・・。

まだ買って2年ちょっとなのにぃぃぃ～Ｔ。Ｔ

しかも・・・修理してからの保障期間は3ヶ月だとぉ～！？

ガク・・・。

旅の写真はもうちょっとお待ちくださいね・・・。

話は変わりますが今回の旅のお題・・・

“さよならＳＬちゃん、ありがとうＳＬちゃん！”だったのですが

撤回させていただきます！！笑

だって。動いているんですもの。まだ！笑

だって。走ってくれるんですもの。まだまだ。

10万キロ超えてもピンピンしてるんですもの。笑

本当にいい子です。ＳＬ230・・・。

かなり古～いバイクにも平気で乗ってる沖縄のうちな～に

「かなり走りこんでますね～このバイク！」なんて笑われました。

はいはい。笑ってください。オンボロですよ。オフロードも走り回って

キズキズですよ。そうです。タンクだってへこんじゃってるよ～んだ。

うちな～さんへ・・・

「はい！走りこんでます！まだまだ走ってくれそうです！」笑

ね、ＳＬちゃん　*＾。＾*

まだまだ走れるよ、ＳＬちゃんとなら。

ありがとう、ＳＬ。本当に。　愛してるよぉぉぉ～！！*＾。＾*

うるま、沖縄の旅から戻りました

うるまの放ったらかしブログに足を運んでいただいた貴重な方々へ・・・

ありがとうございました～泣　　数人だったけど、本当に嬉しかったです。

うるまは、美ら島・美ら海・美ら空・美ら人・・・を心の中に思いっきり

吸い込んで帰ってきました！！お世話になったみなさん、本当にありがとう

ございました！！

名古屋に戻り・・・一番にしたこと・・・・。

それは・・・・。

ALWAYS 続・三丁目の夕日　を見ること・・でした！

あはは。旅とは全く関係ないですが　笑

もう。

泣いちゃったよ。　　最初っから最後まで・・・・

泣きっぱなし！！笑

いや、良かった。誰が何て言おうが良かったんだ。

とてもいい映画でした。　　ありがとう。

http://www.always3.jp/

そして主題歌にも、涙・・・。意外でした。やられました！　笑

いい歌を聴かせてもらいました。ありがとう。

簡単なことなのに

どうして　言えないんだろう

言えないことなのに

どうして　伝わるんだろう

一緒に見た　空を忘れても

一緒に居たことは　忘れない

あなたが　花なら

たくさんのそれらと　変わりないのかもしれない

そこからひとつを選んだ僕だけに　唄える唄がある

あなただけに　聴こえる唄がある

僕がここに在ることは　あなたの在った証拠で

僕がここに置く唄は　あなたと老いた証拠で

生きる力を借りたから　生きてるうちに返さなきゃ

涙や笑顔を忘れたときだけ　思い出してください

同じ苦しみに迷った　あなただけに唄える唄がある

僕だけに聴こえる　唄がある

みんな会いたい人がいる　みんな待ってる人がいる

会いたい人がいるのなら　それを待ってる人がいる

いつでも

あなたが花なら　

たくさんのそれらと　変わりないのかもしれない

そこからひとつを選んだ　僕だけにあなただけに

いつか涙や笑顔を忘れたときだけ　思い出してください

迷わずひとつを選んだあなただけに　唄える唄がある

僕だけに聴こえる　唄がある

僕だけを待ってる　人がいる

あなただけに　会いたい人がいる

http://jp.youtube.com/watch?v=6m51dE7Zf5k

そうだね。ほんとだね。あたしがここに在ることは　

あなたの在った証拠です。

生きる力を借りたけど・・・返せるのかな。返せないのかも。　笑

ごめんね。返せなかったら・・・。

“花の名”　いい曲でした。　ちゃんちゃん！

うるまがまた帰ってこない・・・うるまの母でございます。

うるまが旅立ってから約一ヶ月になります。たまに連絡してくるので心配はしていませんが・・

やれやれ・・いつもの事ながらとにかく無事で帰ってくるよう祈る毎日です。沖縄の風に吹かれ

走っているようです。美しい海の写真のハガキも届きました。

うるまがオートバイに乗り始めた頃、私は大反対をしました。娘がオートバイに乗ると言えば

普通は反対するでしょう。しかもうるまの場合は・・・こうでした。

ある朝、出勤する前に自転車にまたがりながらうるまが言った「お母さん、私、車の免許取る

ことにした！仕事の帰りに教習所に通うからちょっと遅くなるからね！じゃ、行ってきます！」

数ヶ月経っても免許の話をしない娘・・・もしかして・・・免許取得にてこずっているのかしら・・。

そして半年後の事でした。「お母さん、免許取れた！」　母：（内心ホッとして）「そう。良かった

わね。」　うるま：「でね・・・オートバイの免許もついでに取っちゃった！」呆然・・・・。その後は

オートバイはあぶないからと切々と娘に語りかけ大反対をしました。ま、すぐにオートバイに

乗る訳でもないし、免許を取っただけの事・・・と甘い考えでいた私でした。

翌日の事です。「○○モータスです～！ご注文のオートバイを配達に参りました～！！」

な・・。なんと・・・。免許が取れた日に・・・うるまは必要書類を持ってオートバイを買いに行って

いたのでした・・・。しかも、自転車に乗って・・・・。

随分、いろんなところへ・・・娘は行きました。オートバイと共に。もちろん、私は今でもオートバイ

には反対です。でも・・・ね、一人旅の最中に旅先から本当に楽しそうに笑う写真付きのハガキを

娘が送っくるのです。それはそれは輝く笑顔で・・・。これからもずっとオートバイには反対し続け

る気持ちにはかわりないけれど・・・本当に幸せそうなんですよ。安全運転で無事に笑って帰って

きてほしい。今は・・それだけです。（あきらめが入ってます・・・。）

うるま、沖縄のおばあちゃん、おじいちゃんに会えたみたいね。楽しんで笑って帰ってらっしゃい。

あなたが笑うと、91歳のおばあも私も・・そしてみんなが幸せになるからね。

うるまの母でした。