私の記録として綴りますので
るーたんの姿がアップで写っています。
苦手な方はこのままそっとブログを閉じてくださいね。
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7月2日
るーたんの肉体とお別れの日
何十年か振りに同じ部屋でみんなで寝て
作業着と私は少しだけ早く目覚めた。
嫁に出た長女と
るーたんの死から現実逃避していた次女
2人が並んで眠る姿を見て
幼い頃を思い出し「かわいいね」と
作業着と会話した。
「るーたん朝だよ、早く起きて!
火葬のキャンセルしたいから早く起きて!」
と、朝から泣きながら声をかけたが
るーたんは目覚めなかった。
…相変わらず諦めの悪い母^^;
娘2人も起き始め
バニラにご飯を食べさせ、
るーたんにもご飯とりんごをあげた。
るーたんの枕元にあるフードとりんごに
気付いたバニラに
「るーたん食べ終わったから食べていいよ(^^)」
と言ったけど
バニラは眺めているだけで食べなかった。
お家を出る前に
みんなで家族写真を撮った。
ついにお家を出る時間となってしまう。
雨がザーザーだったので
るーたんを濡らしたくなく
どうやって運ぼうか、と考え
長女が
「ビニールを切って開いてカバーし車に乗せよう、かわいそうだけど一瞬だけだし濡れちゃうよりいいよ」
と言った。
長女は看護師になり結婚してからは
ずいぶんしっかりとして、私にとって
とても頼れる存在となった。
るーたんの看護、介護時も
ケアの方法をたくさん教えてもらい
本当に助かった。
(るーたんのケアについてはまた後日)
誰かがビニールを切って
るーたんを担架に乗せ
タオルを掛け、その上からビニールで全身をカバーし
私と作業着2人で抱っこし車へ運んだ。
2〜30分ほどの道中は
私が上半身を抱っこし
長女が下半身を抱っこしていた。
セレモニーホールに着くと
係の人が出迎えてくれ
るーたんを専用の台に乗せ
るーたんが濡れないよう傘をさして
室内へ運んでくれた。
るーたんを棺に移し
家族で花やオヤツ、フルーツを供えた。
花、多すぎたかな?いいよね(^^)
皆さんから送っていただいたお花の一部を
使用させていただきました。
パンちゃんのママから
るーたんはシロツメクサの花冠をしていたから、と
生花で花冠をプレゼントしていただいたので
痩せてしまい骨が目立つこめかみに乗せた。
るーたん本当に可愛いね、お姫様みたい。
最期のお別れの時間。
バニラもるーたんにちゃんとお礼を言ってね。
笑顔で明るく、のお別れなど到底出来ず
写真を見返すと
全員目が腫れ、ひどいブスな顔だった。
るーたんが我が家にやってくる前日から
始めたこのブログ。
丸8年間でこんなにたくさんのお友達が出来て、
遠方のお友達とも、近くのお友達とも
ブログをしていなげれば出会えなかったであろう
たくさんの楽しい思い出が出来た事を
本当に感謝して止みません。
いつも私にくっついて歩いていたるーたんの
形が無くなり
その喪失感は想像を超えていました。
けど、いつか時間が解決してくれる。
何年かかってしまっても
時間が薬だと知っています。
だから私は大丈夫。
1ケ月、バニラも我慢していたよね。
ありがとう。