6月30日。 | ラブラドール おっとりふんわり日記

ラブラドール おっとりふんわり日記

マザコンのイエローラブ

キングオブめんどくさ王子!!のバニラと

平成24年5月13日生まれ(野犬ぽい妹)ルーたん。

2頭とのウザくて楽しい毎日をスカイツリー地方から発信します♪


☆チワ姉さん(キャンディ)は17歳11ヶ月でお星さまに・・。

朝7時45分




次女が仕事に出る時間。




「るーちゃんに声をかけて行ったら?.( •́ .̫ •̀ )後悔しちゃうよ?」



と、次女を説得した。



…が、次女は



口を真一文字にギュッと結び



泣きそうな顔で首を横に振り



出ていってしまった。



次女が仕事に行き間も無く



これまで苦しそうだったるーたんの呼吸が



スッと穏やかになった。



健康な時に眠っているのと同じくらい



呼吸の速さも息遣いも安定した。



やっと苦しみから解放されたんだね。



ということは



そろそろだ、と私は悟った。



作業着にるーたんそろそろ呼吸が止まるよ、



声を掛けよう。と言って



2人で



「るーたんありがとう」「可愛いね」



「大好きだからね」



「よく頑張ったね」



「家に来てくれてありがとうね」



と、泣きながら思いつく限りの言葉をかけた。



あんなに号泣している作業着を初めてみた。



(実父が亡くなった時も泣いてなかったような。)



るーたんの穏やかな息遣いが10分程続き



首をぐーんと伸ばした。



「あ、いっちゃう」



それを最期に



るーたんは動かなくなった。



でも、心臓はまだ微かに動いていて



2人で抱きしめて撫で続けた。



心臓は段々弱くなっていき止まった。



それが8時4分だった。




その後すぐ長女に連絡し



エンゼルケア(死後の処置)を聞いた。



体を熱いタオルで拭き



お尻、陰部洗浄をした。



かわいいお尻、陰部



とにかくるーたんの全てが愛おしくて



たまらなかった。


るーたんはいつものように


手をクロスして寝ていました。



doro&liviちゃんが来てくれて

最後になっちゃった


お決まりの集合写真。


あんこともこれが最後。



ー夕方仕事から帰って来た次女は



るーたんに抱きついて号泣した。



ようやく



るーたんの死と



キチンと向き合えたようだった。



家族それぞれが違った性格、



そして色々な思いがある。



るーたんの病気を



絶対に受け入れたくなかった次女(現実逃避型)の気持ちも



理解出来ない事もない。



私だって



母が亡くなる直前は



会うと母の前で泣いてしまうので



病院に行きたくなかったもの….( •́ .̫ •̀ )



現実を受け止めたくなくて



逃げ出したかった。



弱っていく母を見るのがしんどかった。



きっと次女がるーたんに抱いた気持ちも



その時の私と同じだったのだろう。



次女とは


るーたんがお空に還る日には



みんなでしっかり送ってあげようね、と



約束した。


ーーーーーーーーーー


るーたんの脳腫瘍がわかってから



最期の日までの全てを書きました。



ブログに書けていなかった



6月26日から亡くなるまでの全てを



これで書き終えました。



るーたんは病気発覚からちょうど1ヵ月で



力尽きてしまいましたが



るーたんの症状や余命が全ての脳腫瘍の子に



当てはまる訳ではなく



腫瘍の出来る場所によっては



手術が出来た子もいますし



余命を超えて頑張っている子も



たくさんいます。



るーたんの病気が判ってから



メッセージを通じて知り合い、



やりとりさせていただいた方もいます。



その子は今も憎い脳腫瘍と闘っています。



ご家族も一生懸命頑張っています。



治す事は出来なくても



うまく症状を抑えながら



1年、2年、なんならずっと



穏やかに暮らす事が目標でしたし



闘病している方みんなが



同じ思いだと思います。



それが出来ているちょびちゃんは



私の希望でした。



ちょびちゃん、ママさん、ありがとう。



脳腫瘍は健康診断(血液検査、エコー、レントゲン)ではわかりません。



だからと言って



毎年MRIを撮る事も出来ないので



症状が出た時には



かなり進んでしまっているのが現状です。



しかもるーたんの場合は



手術が出来ない場所だった。



それがとても悔しかったけれど



私は主治医の先生と納得するまで話し合い



るーたんに最善の治療をする事が出来ました。



もしもるーたんが



病院に預けられるような



自立した子だったら



放射線治療もしたでしょうし、



もっと時間があったなら



漢方薬も試していたでしょう。



我が子が脳腫瘍になり



もしも



私のブログにたどり着いた方がいたとしたら



我が子の症状や余命を



るーたんと同じだと思わずに



ほんの一例だと思ってくださると



嬉しいです。