入院中、体調のアップダウンが激しかったり、急な検査も入ったりで、お見舞いに来ても会えない可能性があった為、なるべく来ないように予防線を張っていたけれど、それでもぶち破ってきた数名の愛すべき猛者達、まずは本当にありがとう。
とても気分転換になったし、みんなの近況報告も聞けたりで有意義な時間になりました。
僕の東京での音楽活動のホームグラウンドは3つあります。
自身のfamilyという楽曲でもその想いは表現しています。
youtubeにあげてますので是非聴いてください。
まずひとつ吉祥寺warp。
はじめてワンマンライブをやった場所。
warp15周年を渋谷O eastで開催し、物凄いメンツの中に全く無名な僕を大抜擢してくれました。
先日、僕の病気のチャリティーライブを愛すべき仲間達が開いてくれました。
みんなありがとう。
そしてあとふたつ。
下北沢BASEMENT BARと渋谷Lush / HOME
系列の店舗ですが、BASEMENT BARのスタッフとして働きだし、東京の音楽シーンを生き抜くための術を客観的な視点から学び、またそういった不確かな成功へのシナリオに対する反骨精神も芽生え、歌い手でもある自分はかなり葛藤があった時期です。
途中渋谷HoMEへ転勤になり、当時はクラブイベントなども盛んでこんな世界もあるのかと、とても興味深ったです。
本格的に動き出した東京での活動の葛藤を歌ったのが、自戒という曲です。
BASEMENT BARでは9月12日にドーネイションライブを開催してくれます。
メンツは東京で出会った同世代の僕がリスペクトするシンガーソングライター達が出演してくれます。
そして渋谷Lushでは早くから「わっこ募金箱」が設置されています。店長のチカラさんは僕をBASEMENT BARに雇ってくれた恩人の方であり、また同郷の大先輩でもあります。
ありがとうございます。
たぶん疑問もある方もいると思います。
僕もここまでやってもらうことに喜びはありますが、正しいかと問われるとわかりません。
僕の家族は今母親しか広島にいません。兄は県外で働いています。
母は重度のうつ病で、とても僕の介護などできず、むしろこれから僕が介護しなければならないでしょう。
母は生活保護を頼りに今暮らしています。
そこへ僕が帰ってくることになり、本人もかなり不安そうでした。
なんとか毅然として振る舞わなければお互いダメになってしまうと思い、いつも強い気持ちで、時には厳しく接しています。
朝から晩まで延々とネガティブな発言を続けるため物凄いストレスになります。
でも、これがうつ病の現実です。
家族である限り受け止めなければなりません。
広島に帰ることを選んだ限り、受け入れなければなりません。
よりよい暮らしを探さなければなりません。
覚悟はあります。
いろんな方面から辛さがやってきて弱さが顔を出す。
そんな時、みんなの声援が何よりも支えになってくれます。
乗り越えようと思わせてくれます。
これはお金の問題ではありません。
もちろんお金も必要なのですが..
本当にありがとうと思えます。
そして
僕が音楽を続けてきて
一番影響を受けた人。
師匠というと大げさかもしれませんが、
心の中では今でもずっと
当時言われた言葉などを思い出します。
自分のやり方で追い付こうとやってきましたが、どんどん遠い存在になりました。
いつか交差点で会いたいと思いやってきましたが、道からどんどん逸れていきました。
アルカラというバンドのボーカル
たいすけさんが綴ったブログ
何の知らせも受けず直感的にたまたま開いたのです。
更新されたばかりの「チカラ借りたい」という記事。
運命的なものを感じずにはいられませんでした...とか言うとファンの方に怒られるでしょうか。
ただ言葉にできない想いが溢れてきました。
本当にありがとうございます。
必ずまたステージに立ちます。
わっこ