妊娠8ヶ月・妊娠中の履物 | White Peony ~ほぼ毎日着物生活~

White Peony ~ほぼ毎日着物生活~

1年のうち300日以上着物を着てる、ほぼ毎日着物生活の人間です。

ブログは2か月に1度開催している着物サロンのご案内がメインですが、たまに趣味のこととかも書いてます。

White Peony(ほわいと ぴおにー)とは、白い牡丹の花のこと。
わたしの一番好きな花。

面白いのかはわかりませんが、世間的には珍しいと思われる、アラフォーのほぼ毎日着物な妊婦生活。



夏までは、丸屋さんで誂えたのと、花緒だけ替えてもらった下駄、カレンブロッソをローテーションで履いていたのですが、お腹が大きくなってきた5ヶ月頃から、体のバランスが変わってくるから、下駄は転ぶかもしれないからやめなさい!と母親に言われたので、最近までカレンブロッソ一択でした。

なのでだいぶカレンブロッソがくたびれてしまいました。
休みの日は地下足袋とかも履いていましたが。

既製品で唯一履いていたカレンブロッソ。
たしかに他のものよりは履きやすかった。
雨の日も履けたし。
でも実は、ツボが緩くてSサイズでもぶかぶかでした。
台に傾斜が無いので足が疲れたりはすることはあまり無かったのですが、花緒が緩いので、道の悪いところだとよくグキッとなってました。

なので、これはこれで危ない気もしてました。

前置きが長くなりましたが、草履みたいな形の舟形の下駄なら危なくないかなと思ったワケなのです。

こちらが誂えた、初めての舟形の下駄。

前に三味形や千両を誂えた時によく選んでた、糸春雨の台。
花緒も、以前も選んだことのある、エキゾチックな感じのにして、冒険せず、わたしらしい組み合わせにしました。

おろした初日に階段でぶつけて、早速前が欠けてます。
全体に厚みがあるので重いかな?と思ったら、全然軽かった。
で、ぴったりなので、足が動かないし、歩きやすい。
正直、カレンブロッソと比べ物にならないくらいに。

この下駄は、丸屋さんの今日の一足
ありがとうございます。


もう一足。
この畳表の下駄は、アンティークで花緒が千切れてそのままになってたのを、丸屋さんで花緒だけ交換してもらいました。 

レトロな雰囲気の玉虫色の切りビロードの花緒は、ツボを赤に替えてもらってます。 
手前のほう、花緒ねじれてますね。脱いでそのまんまで直してなくてスミマセン。

台が低めなので、イケるかな?と、丸屋さんの帰りはこの下駄に履き替えて帰ってみました。

めっちゃ歩きやすかった。
全然普通に歩けました。

今まで1番歩きやすかった二枚歯の下駄が、やっぱり今でも1番歩きやすいみたいで、なんだか取り越し苦労だった?

まぁ、これから出産まであと2ヶ月と少し、もっとお腹が大きくなればまたどうなるかわからないけれど、ひとまずは舟形とコレを履きまわすことにしました。

久しぶりにぴったりの履物。
やっぱり履物大事。

旦那さんも若旦那もわたしのサイズと好み知ってくれてるし、台も花緒も素敵なのいっぱいあるし、その場ですぐ誂えてくれるし、やっぱ履物は丸屋さんじゃないとダメだ〜と改めて思ったのでした。


そしてもう一足。
コレも花緒がボロボロで、底もボロボロになっていた、アンティークの草履。

底を張り替えてもらって、花緒もすげ替えてもらいました。

普段でも、キレイめでもイケるように、博多織の花緒にしました。
カッコイイ。
紅白だし、お正月にもいいなぁ〜。

いつもお正月には留袖を着るのですが、結婚したから来年は正々堂々と着れるので笑、ぜひそれに合わせたいなと思います。






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