こんにちは。Co-leadersのSHIHOです。
ついに!!!
出版が目前に迫ってきました。
まだ出版日は決定していませんが、今春です。
そして原書の著者であり、我らシステムコーチングの創設者であるMaritaと共同執筆のFrankを招いて
出版記念イベントをオンラインで行います〜!!!
もう、明日の朝なんですけどね。
この日をどれだけの方が待ち望んでくださっていたでしょう。
想像を超える人数のお仲間達が、祝福に、著者に触れにご参加頂ける予定です。
もう、胸いっぱいの気持ちです。
数年レベルで「システムコーチングに関する著書はないんですか?」と
説明会などで聞かれ続けてきました。
その都度、「今取り組んでいます!私そのプロジェクトのオーナーなのでお待ちくださいねっ!」って言ってきました。
私はね、実は結構執念深くてですね。
2020年にCreating Intelligent Teamという本が米国で出版されたんですね。
その本は創設者の書いた初めての本でした。
その頃、CRR Globalのオーディションがありましてね。(もう日本のファカルティではあったのですが、Globalのコースをリードするためのオーディション)私は自分の英語力がないせいで、エントリーはできなかったんですよ。悔しかった。
だからという訳ではないのですが、私は英語が得意ではないのですが、この本を読もうと思い、今思えば気が狂ったように全文英文をDeepLに打ち込み、和訳しました。(自分が理解するために)本一冊分ってね、なかなかの根性いりましたw
(でもそれはシェアしちゃダメなんですよね。商業的に)
いろんな事情があってその本は日本で出版することは難しいということになったのですが、Maritaが次の本を書きました。
今度こそは、この火種を絶やしちゃいけない!と思い立ち、英語できないくせに、プロジェクトに手を挙げました。そして、日本のシステムコーチの生みの親であり、私の師匠であるゆりさんに火をつけて、絶対やり遂げましょう!と声をかけたのが21年の年末。
2022年には英語のできるORSCC(プロのシステムコーチ資格を持つ方々)にお声がけをし、翻訳プロジェクトを発足しました。まずは章ずつに分けて皆さんにご協力をお願いしました。(ORSCCの英語のできる方々ってすごい方々なんですよ。国連勤務の方とか、大学教授とかなかなかな皆様で、私なぞがプロジェクトの旗振りで恐縮しちゃいます)
その後全体確認をし、監訳をゆりさんに依頼し、出版代行社ともGlobalとの契約も交わし、、まあまぁ時間がかかっています。
コーチング業界がこの10年で莫大にマーケットが拡大していますが、
システムコーチングはその中でもまだまだ認知度の圧倒的に低いマイノリティです。
でも、個人コーチングの限界と、チームコーチングの必要性については、我々が叫ばなくとも、もう時代がなびいている感覚があります。
ICF(国際コーチング連盟)も去年よりチームコーチングのコンピテンシーを発表したり、チームコーチに対する新しい資格ができたり、よりコーチがアドバンスな経験と視座にたち、組織やチームの変革を支援するには、必要な考えなんだと世間に理解されはじめてきました。
海外では多くのアジャイルコーチがもうその匂いを嗅ぎつけて学びにきています。
一昔前、日本では一部のフリーランスの研修講師やコーチの方が取り入れに来られていました。
最近では、日本の大手組織開発の担当者も一気に学びにこられている印象です。
そしてコーチ斡旋事業の方々も、チームコーチングを扱いたいと皆様お問い合わせをいただきます。
信じられない光景です。
でも量産が難しいのが、システムコーチ育成です。
情報はどんどんクラウド化され、本も出版され、市場に出回っていくと思います。
でも本質的にこれを理解して、組織にこのツールをもってシステムコーチとして立つには、相当な鍛錬と勇気を必要とします。決して簡単な道のりではないのですが、世界に求められる時代になったということは、システムコーチが必要とされる場があるということです。コロナ禍を経て、分断ではなく共創の世界を、戦争ではなく対話の世界を、我々人類はどれだけ創っていけるでしょうか。
世界の分断を繋ぐ架け橋として
一人でも多くの方がシステムコーチとして学ばれる世界を夢見て。
この出版が1つの光になりますように。