WONDERFUL ROCK -4ページ目

健在です!The THE BAND Band

text by kazgadd


相棒から The THE BAND Band の近況を聞かれたので、調べてみたら、ありました! ありました! 彼らは健在でした。いや、それどころかドラマーが代わった(上手くなった?)ようで、すっかりパワー・アップしておりましたですよ(笑)。

では、早速ご紹介しましょう。曲は《Cahoots》から重厚なリズムが印象的だった〈Life Is A Carnival〉です。





いやぁ、遠い異国の地で、こんなに歓迎されているとは、彼らも思っていないでしょうね(笑)。

さて、せっかくの機会ですから、今日はThe Bandのニアピン・バンドをいくつかご紹介しようと思います。映像を探していて面白かったのは、〈The Weight〉は別格としても、〈W.S. Walcott Medicine Show〉や〈The Night they Drove Old Dixie Down〉のカヴァーが多かったこと。ちょっと意外ですね。


では、まずアイルランドはダブリンから、Last Waltzs Tributeに登場してもらいます。The Bandのトリビュート・バンドでホーン&ブラス・セクションが入っているというのは、ちょっと珍しいんじゃないでしょうか。最初は聴きづらいのですが、耳が慣れてくるとけっこう聴けます(笑)。ベースの人は、ちょっと若かりし頃のリンク・ダンコを彷彿とさせますね。





The Last Waltzを再現しようという心意気やよし。しかし、このブラス・セクションを聴いていると、スティーリー・ダンのトリビュート・バンドのレベルの高さが改めてわかります。


続いては、その名もずばり、W.S.Walcott Medicine Showというバンドのプロモ・フィルムをご覧ください。ずっしり重いロック・バンドです。





最後は「お耳直し」に、本家の演奏をお聴きいただきましょう。わりと最近アップされたようで、まだご覧になっていない方もいらっしゃるかと思います。1994年4月の THE NEW ORLEANS JAZZ FESTIVALでの、珍しい、間奏付きの〈The Weight〉です。リック・ダンコも未だ健在でした・・・。