悩み相談/ 同僚についての悩み その2 | フラクタル心理学開発者から 心理分析を学ぼう

フラクタル心理学開発者から 心理分析を学ぼう

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↑オレンジカウンティーにある、巨大ショッピングセンター、サウスコーストプラザ。
店内にメリーゴーラウンドあり。


フラクタル心理学は、一元論ですから、すべてを「自分」ととらえます。

しかし、それを知らない人もブログを読みますから、

タイトルを変えてみました。

そして、「もし同僚がXXだったら」(前回タイトル参照)としておきますので、

みなさんは、XXを置き換えてお読みください。


さて、フラクタル心理学は、この世界がどのように脳で認識され、投影されるか、

ということを読み解いた理論です。

つまり、この世界は、映画館のようなもの。

みなさんが映画館の中にいるとしましょう。

観客席にいるのが、普段の自分。

これが表層意識です。

そして、映画のフィルムが深層意識です。

現象界は、スクリーンにうつし出された映像ですね。

自分の深層意識がなければ、スクリーンにはなにも映りません。

ということは、XXを創り出すなにかを

自分が持っているということです。

つまり、私たちは外側に、自分の脳の中の活動を見ている、ということです。

周りの人、周りの現象のひとつひとつが、

自分の脳の中の投影です。

ですから、

まわりに起きたことを他人事とおもっていてはいけないということです。

外側の現象を見て、

「これは、自分の何が映っているのだろうか?」

と考えます。

やたらに同情してはいけません。

自分がそれを頭の中で養っていると思ったら、

ダメなものでも、「そのままでいいよ」

なんて言えませんよね。

それは自分の病気を引き起こしたり、

自分の可能性を阻んでいたりするからです。



ところで、

みなさんは、

「人生乗り換えの法則」をお読みいただきましたでしょうか。



あの中には、「聖者とホームレスは同じ」と書いてあります。

脳の中には、もともと型しかなく、

その型に意味付けをしているのは、自分の浅い意識なのです。



ですから、

同じ型から発したものを、

一つは良いものと認識し、

もう一つを悪いものと認識していたら、

それはプラマイゼロとなり、

悪いものが一向に消えません。



つまり、悪いものには「いらない」と言っているつもりなのに、

同じものがあるときには、良いものに見えて、

それは「いつまでもここにいて」と

言っている、ということです。



私たちの表層意識は無知なので、

この2つが同じものであることを見抜けません。

それは、映画の中で役者が変装をして二役をしているようなもの。

まったく別人に見えますが、実は同じ人なのです。


さて、あなたがもし、

自分の家に聖者を迎え入れたとしたら、

どうでしょうか。

最初は、「聖者様だ! ありがたい」と

思ったかもしれませんが、

実際には、同じ服をずっときている、

小汚い浮浪者と同じなのです。



そして、やることと言えば、

ありがたそうな話をするだけ。

自分は座っていて、ご飯を待っているだけ。

ごはんを与えても、

自分にはありがとを言わず、

神様に向かって「ありがとう」というだけ。



…こんな人、嫌ですよね。

こんな人が3か月もいたら

あなたはほうきで追い出したくなりますよ。



人は、自分の身にまだ起きていないときには、

その裏と表が見えません。

ですから、

「もういらない」と思っているつもりでも、

実は引き寄せています。



ご相談によると、

XXのかたは、転勤願いを出した、ということですが、


自分の部署からいなくなったというだけでも、

相談者様から見ると、

少し解決できた状態です。





さらに良い修正ができているときには、

転勤ではなく、そのかたがやめることになります。



一元の世界ですから、すへてが自分の脳の投影です。


会社が自分の大脳新皮質だとしましょう。

転勤では、XXが大脳のほかの場所に移ったということなります。

それはまだ問題ですよね。



とはいえ、もしかるすと、掃除部門のような、生産性が関係ない場所ならば、

それはかなり良い状態です。

しかし、そうではなくて、会社の外に行ったなら、それは

自分の修正が十分できたので、

外に出た、ということになります。



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その方は母親とは姉妹のように仲がいいそうで、

何でも母親がやってくれるそうです。

このような場合、親子関係が良好なのであれば、

私一人だけでも思考を変えれば何か変化があるものでしょうか?


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…と、書いていらっしゃるところが

一番気にかかるところです。

このような状態を理想だと思っている親がいただめに、

子がXXになっているのですから。

このような甘い親を良い親だと思っていませんか?

それは、あなたの頭の中の障害物に

栄養を与えているようなものですので、注意しましょう。



とりあえず、

このようなXXを自分の中で許している

ところはないだろうか、と考えてください。

自分がこの人の母親のようなことをしていないか、

ということです。

自分の脳の中に、こんな故障があるならば、

絶対に直したほうがいいですよね。


次回は、故障そのものについて、考えてみましょう。


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