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やまびこDr.の診療日記

人生の大事業の子育ては、ほとんどぶっつけ本番! 分からない事だらけで心配がつきません。
でも正確な情報を知り納得できれば心配は減らす事が可能です。
薬よりもっと大切な事をお伝えする小児科医のブログです。

職業柄、たまに児童相談所に関わる相談を受けます。

 

ほとんどの場合、通常の小児科での診療に違和感を感じ、自分で色々調べて考えて、懸命に子育てをしているお母さんたちからの相談です。

 

その方たちは、予防接種(の全部/一部)を受けていなかったり、湿疹にステロイドを使っていなかったりしていることが多く、そこに体格が小柄だったり、癇癪が強かったりした場合に、近所の方とか医療者とか保健センターの方から「療育環境に問題があるかも」と児童相談所に通報が入ることが多いようです。

 

先日も1歳の男の子(星矢くん:仮名)のことで数日前に児童相談所の訪問を受け、また後日改めて訪問があるのでその相談のために来院されました。

 

その子は以前より何度もうちの診療所に受診していて、発育発達を見ていたお子さんですが、たくさん食べる割には身長・体重とも成長曲線の下限をずっと下回っている子でした。

 

いつもご両親が一緒に受診され、家族間の信頼関係はちゃんとできているのは最初から感じていました。

お子さんにとって、お父さんとお母さんが安全基地になっているということです。

 

そして、体格が小柄という事以外身体的に何も問題なく、受診中もとてもリラックスしており精神的な問題を感じたこともありません。

 

表情も豊かでちゃんと自分の意思を表現していて、ご両親の言っている事も理解し伝わっているので、コミュニケーションの問題もありません。

 

ですが一応確認はしておきましょうということで、半年ほど前に採血をしたことがあります。

栄養状態や各臓器の状態、ホルモンバランスなどを調べたのですが、全てにおいて正常値でした。

 

そんなこともあり、「何か理由はあるのでしょうが、今すぐ問題になることはないので、このまま経過を見ていきましょう」という方針で、数ヶ月に一回程度ですが当院に来てもらっていました。

 

そうしたら、児童相談所から訪問があったということです。

 

ご両親はお二人とも、穏やかで色々な角度からものを見ている聡明な方だなあという印象です。

 

お父さんは、児童相談所についての情報を集め、僕よりも詳しいように感じました。

お母さんは小さなお子さんに携わるお仕事をされていて、お父さんと同様に深く理解しているようでした。

 

そこで、ご両親の意向を確認したところ、次のようにおっしゃっていました。

 

「もしかして次の訪問で母子分離をされるかもしれない。

 それはもちろん不本意だし絶対避けたいことなので、できるだけのことはしたい。

 でも、児童相談所の方は敵ではないので、次の訪問の時に戦闘体制で望むのは違うと思う。

 結果がどうであれ、この子がこの子らしく成長して幸せな人生を歩んでいくことを一番に望む」

 

そして僕は、次のように答えました。

 

「戦闘体制で望むと同じ戦闘体制の人が現れて戦いになり、結局望む結果から離れていく。

 緩んで信じて委ねれば、一時的に望まない結果になろうとも、最後には絶対幸せな未来が待っている。

 この子が何を望んでいるのかをこの子に確認しながら、どうするか決めていくといいと思います」

 

ご両親とも、同じように感じていた様で、そういう方針で望むということになりました。

 

(”後編につづく”)

 

 

 

アメブロの機能として、過去の自分の投稿を教えてくれるものがあります。

 

先ほど2年前の記事が上がってきたので読んでみましたが、内容って忘れているものですね。

とても新鮮に読めました。^^;

 

そして、2年前というとまだあの騒動の真っ只中でしたらしく(?)、それに関した内容でもありました。

 

改めて読んでみて感じたことは、「いやー、いいこと言うねー」でした。^o^

 

なんか他人事のようですが、率直な感想です。

完全に忘れているので、「次の限界はどうなるんだ??」と思いながら読んでいき、予期せぬ方向に話が行き、最後にはうまいぐあいに着地し、「おみごとー!」って感じでした。😝

 

でも自分の書いた物ですので、ちゃんと納得できる内容でした(そりゃそうか、ははっ)。

 

お読みください。^^

 

 

 

色々やっている講座の一つ「キヅキの講座」は、大阪の助産師の岸本玲子さんとのコラボ講座ですが、午前はそれぞれそがその場の雰囲気からのお話をして、午後は自分の奥の奥にあるホントの気持ちに向き合ってもらう「催眠体験」をしてもらい、それを参加者どうしでシェアしてもらう事で「キヅキ」を自分で得てもらう、という講座です。

毎回皆さんのステキな表情に触れることができて、オススメの講座だなあと、自画自賛しています。^ ^

先日福岡で行ったキヅキの講座もとてもステキな会になったのですが、参加した方より「講座の後から自分が変になってしまって、何もやる気になれないんです・・・」というメールを数日後に頂きました。

状況が分からなかったのでオンラインでお話を伺ったところ、「今までずっとしなきゃいけないこともうまく出来ず、自分が何をしたら良いのか分からず、現在心理学の講座の受講中なのですが、全く興味がなくなって、フワフワした感じで不安になってしまったんです」とのこと。


催眠体験の内容をうかがったところ、「気持ちの良い光に包まれたイメージが見えて、未来の自分は今の自分で、ずっと笑顔でいました」というものでした。


この方は数秘33という、いわゆる普通に生きていこうとしたらうまく行かない性質の方ですが、今まで何とか普通に合わせようと頑張って来たけれど、今回の講座で本当の自分の気持ちに気づき、自分の外にばかり向けていた意識を自分の中に向け始めたため、その感覚に戸惑い不安に感じてしまったのかなと思いました。


そこで次の様にお伝えしました。


今まで自分の外に「正解」を求めて人生の迷子になっていたけれど、本当の正解は自分の中にあり、それがその時その瞬間に勝手に湧き上がってくる「感覚」です。

その自分にしか分からない、でも自分には分かる「感覚」を指標として選んでいくと、自分らしい幸せな方向に進めますよ。

数秘33の方は、本来その「感覚」で生きるのが得意なはずなのですが、幼少期から今までずっとその「感覚」で生きていくのは間違いであると教えられてきたので、生きづらかったのでしょう。

これからはもっと自分の「感覚」を信じて選んでいけば大丈夫ですよ。


その方は納得して安心した表情となり、終了となりました。


後日「今受講中の心理学の講座も、最初から違和感を感じていたのに気づきました。もうやめます! これからは自分の感覚で生きていきます!」という元気なメールを頂きました。


33の方に限らず、全ての方にとっての唯一の正解は自分の感覚だと思います。


それを大切にしていけば全てが良い方向に行きますし、それを体感して頂けるのか「キヅキの講座」です。


直近では、2024年3月8日(金)に大阪心斎橋で行います。

ぜひどうぞ〜^ ^




2024年2月7日(水)に、久しぶりの「やまびこママの会」やります!

いつ始まったのかさえ覚えておらず、記録もろくにとってもいないので何回目かもわからない、謎の集まり「ママの会」。

今や聴診器さえ使わないうちの小児科に、わざわざ遠方から来て頂く皆様にとって、本音で話ができるママ友がなかなかいないんですという声を聞くことが多いので、横のつながりを持ってもらうといいかなと、不定期で開催しています。

今回は宇宙人気質の方が集まる予感・・・

山梨と長野の県境に、八ヶ岳という霊山がありますが、その麓には都会からの移住者がたくさんいて、うちにも来てくれる方も多数いらっしゃいます。

移住者もそうじゃない方も、ワイワイしゃべりに来て下さい!

日時:2024年2月7日(水)13時から14時半
場所:やまびこ診療所(山梨県南アルプス市)
料金:1,000円
子連れ:歓迎
予約:メッセンジャーかメール(yamabiko.dr@gmail.com)でお願いします。ドタ参加OK

※2024.2.7が「ママの会」
 2024.2.21が「7の会」です。
紛らわしいですが、お間違えのないように。

本日アレルギーの診断書を記載するため来院されたお母さん(Aさん:数秘7.7.5)とお話をしていたら、途中から数秘を絡めた自分の生き方の話になり、最後に「じゃあ久しぶりに7の会をしてみましょう!」ということになりましたので、その紹介です。

 

そのAさんとの会話。

 

私:数秘7は人との距離が遠くて、一人の時間がないと死んじゃうけれど、でも孤立は嫌だというめんどくさい生き物です。

 

Aさん:そうなんです! 何で分かるんですか!?

 

私:人が見ない角度からものを見て、狭い隙間を見つけてはそこを深掘りしていくのが好き。

 

Aさん:そうです!

 

私:そして本質を見つけ出すとそこで興味を失い、人に伝えようとせずに終了する。

 

Aさん:そうそう!

 

私:自分がこうと思ったら頑としていうことを聞かず、自分に合わないと思ったら、冷たくバッサリ切ることができる。

 

Aさん:そうそう!!

 

私:妙な直感が働くので、初対面の人でもこの人は自分にとって合うか合わないか分かり、合わないとなったら一瞬でシャッターをガラガラっと降ろす。

 

Aさん:そうそう!!!

 

私:どんなに親しい人でも近づきすぎると自分から距離を置き、人との距離が遠い。

 

Aさん:そうなんです!

 

私:グループラインが超苦手。

 

Aさん:そうなんです! そうなんです!!

 

私:自分が偏屈なので理解されないだろうと思っているが、それでもいいと思っている。誤解を受けていると分かっていてもあえて弁明しないが、でも本当は共感してもらいたいと思っている。

 

Aさん:そうなんです!!

 

私:だから、7の人だけ集まってもらって7あるあるを話し倒す「7の会」をやると、「それ分かるー!」となってめちゃくちゃ盛り上がるんです。

やりましょうか?

 

Aさん:はい!ぜひ!!

 

でも僕もAさんも7どおし。

 

7の会で盛り上がり共感し合いたいと思っているのはお互い分かるけれど、主催をするとか告知するとか、そんな面倒なことはしたくないというのも分かっているので、妙な駆け引きが少々あった後に、僕が何とか頑張って、「じゃあ、7の会やりましょう!」と宣言し、開催する運びとなりました。

 

 

自分の数秘の計算方法は、西暦で出した数字を全部バラバラにして、一つ一つ足していくだけです。

(1986年1月9日だったら、1+9+6+8+1+9=34)

 

その数が、7/16/25/34/43/51、となった人は、この二桁の数字を足すと7になるので、それが数秘7の人です。

 

過去4回ほど開催して、全てで大盛り上がりになりました。

「自分は偏屈で頑固だけど、共感したい〜!」という、数秘7の皆様、2月21日(水)の午後、診療所にお集まりください。^^

 

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日時:2024年2月21日(水) 13:00-15:00

場所: やまびこ診療所(山梨県南アルプス市鮎沢1363)

料金:一人3,000円

駐車場:あり 

※交通公共機関が超不便なので、車以外でこられる予定の方はメールかメッセンジャーでお問い合わせください。

他 :子連れは基本NGですが、抱っこの赤ちゃんはOKです。

   託児はありません。

   ご夫婦での参加大歓迎です。どちらかが「7」であればOK。

申し込み:メール(yamabiko.dr@gmail.com)

     FBのメッセンジャー(横地真樹で検索)

     電話はなかなかつながりません。