丁度3年前に集中療育を受けさそうとしたことがあります。
要するにロバース方式の実践です。
ここで集中療育をして、普通の幼稚園に通えるようにするものです。
そこの療育士さんに言われたことがあります。
「光君は普通の小学校に入れるようになります。
必ずしも、この集中療育を受ける必要はありません。」
わずか数回療育をしただけ、ここまで断言できるものか?
疑心暗鬼になりますよね。そのうえ、
「保育園にいけるのでしたら、そちらに行っても良いですよ。
早期療育はスキルアップを目指すもので、本来個体が持っている能力を
早く引きだすことが目的ですから。その到達点に達するのが
速いか遅いかだけです。」
別のSTの先生からは「集中療育は症状が重い子供が行くところだから、
どうだろうね」と勧められない返事をもらった記憶があります。
リハビリの先生からは「少しでもいいから集中療育を受けるように!」と
言われました。
皆言うことが違う中で、どうしたらよいか迷って、
結局、集中療育ではなく、当時保育園+週一(OT+ST)という選択をしたました。
今は保育園が幼稚園になっただけで、それを続けています。
普通の小学校に入ることが最終目的ではありませんが、
早期療育の一つのケジメという点から、それに
日本人学校は私立で、入学金や月謝等がかかるだけでなく
特殊な子供の受け入れには必ずしも寛容ではありません。
ある分小学校から日本人学校に入れようと思うと
少なくとも、普通の小学校に入れるレベルに
もっていってかなければ、拒否されることもあります。
外国人には障碍者手帳も発給されませんので、
セーフティネットの利用に制限がつきます。
なんとか健常児レベルでないと、最悪日本に帰国しなければ
ならなくなってしまうかもしれません。
来年にはその選択を迫られる時が来ます。
親子別々の生活だけはさせたくはないので、
なんとか普通レベルに向上させたいのです。
でもよく考えればこれは親の都合です、
本来は子供がどのようにしたら一番幸せなのかを
考えてあげなければなりません。
すべての選択肢を排除してはならないと
心に決めています。