発達検査の意義 | 自閉症 足裏マッサージで完治をめざす in Taiwan

自閉症 足裏マッサージで完治をめざす in Taiwan

2歳で自閉症スペクトラムと診断された男の子。ただ健常児と比較して発育が遅いだけとのわずかな希望も捨て切れず、自閉症に効果があると言われる民間療法の足裏マッサージに挑戦中。果たして結果は?

光の発達検査の結果がでました。

検査結果だけでいうと、自閉症から脱却しました。

中国語で受けた検査ですから、日本語で受けると
もっと良い結果が期待できます。

私がかつて想像していた、高機能の6歳児の
成長レベル以上にはなっています。

発達の凹凸もかつてのように大きくなく、
平均化して全体がレベルアップしています。

なのに心の底から喜べない自分がいます。

本当に脱却という言葉を使用して良いのでしょうか?

ただ単に、自閉症という症状には当てはまらなくなっただけで、
大きくなるにつれて、生き辛さとうまく共存していく負担が
一般的な人と比較して、大きくなる点は解消されないだとうと
考えているからです。

症状がなくなったことを「治る」と我々は普段ごく普通につかっていますが、
自閉症にはそれが当てはまらないことはわかっています。

自閉症は一生治るものではないといわれています。

それは、時間とともに形を変えて、内在するからなのです。

脱却した以上は、これからはどのような支援をしていけば良いのか
悩むところです。