光の発達検査の結果がでました。
検査結果だけでいうと、自閉症から脱却しました。
中国語で受けた検査ですから、日本語で受けると
もっと良い結果が期待できます。
私がかつて想像していた、高機能の6歳児の
成長レベル以上にはなっています。
発達の凹凸もかつてのように大きくなく、
平均化して全体がレベルアップしています。
なのに心の底から喜べない自分がいます。
本当に脱却という言葉を使用して良いのでしょうか?
ただ単に、自閉症という症状には当てはまらなくなっただけで、
大きくなるにつれて、生き辛さとうまく共存していく負担が
一般的な人と比較して、大きくなる点は解消されないだとうと
考えているからです。
症状がなくなったことを「治る」と我々は普段ごく普通につかっていますが、
自閉症にはそれが当てはまらないことはわかっています。
自閉症は一生治るものではないといわれています。
それは、時間とともに形を変えて、内在するからなのです。
脱却した以上は、これからはどのような支援をしていけば良いのか
悩むところです。