ガムシャラなヨガや運動はもう卒業!こんな体は嫌! -3ページ目

ガムシャラなヨガや運動はもう卒業!こんな体は嫌!

骨格から整えてしなやかな動きと美ボディを叶える【骨格ベクトルトレーニング】専門スタジオ

骨盤には4種類の動き方があります



 4種類の動きとは

1:前傾、前屈時のように骨盤が前に傾く動き

2:後傾、骨盤が後ろに傾く動き

3:挙上と下制、骨盤が左右上下に傾く動き。高い段を上がるような動き

4:回旋、骨盤が左右交互に回転する動き。信号の白線を跨ぐように大股で歩く動き


この4種類の動きが組み合わさることで

自由自在な動きが可能となり

その動きのおかげで“くびれ“ができます


逆に

骨盤の4種類の動きの自由度が減ると

“くびれ“がなくなります



また4種類の動きは

軸骨格と付属肢骨格である

背骨や股関節が正しく動く骨格ポジションであることが大切です。


ですから

骨格を整えて

骨盤の4種類の動きを引き出す事で

“くびれ”が自然とできるのです


前回は

『“くびれ“がある=日常生活がスムーズな体』

について話しました


今回は“くびれ“はあるけど日常生活が億劫なタイプについて解説します



元気そうで

筋肉もあって

姿勢も良くて

若見えで

スタイルも良くて

“くびれ“もあるなら良い!と見た目だけで考えがちだけど


ここには落とし穴があります

  

上半身と下半身のつなぎめ役である骨盤は“くびれ“の要になる部分ですが


骨盤を意識的に立てて

骨盤周りを鍛えて“くびれ“を作ると


骨盤を介して上にある背骨と下にある脚の動きを固めてしまい

“くびれ”があるけど動けない体になります


ですから

背骨と股関節の動きをスムーズに保ちながらくびれを作るには


筋肉を鍛えるよりも骨格から変える必要があります。

上半身と下半身のつなぎめ役である骨盤はくびれの要になる部分ですが


上にある軸骨格と付属肢骨格の動きを連携させる基盤でもあります



背骨の動きは骨盤を介して股関節に伝達され

股関節の動きは骨盤を介して背骨に伝達されます


これを運動連鎖と言います


この運動連鎖がうまくいくと日常動作がスムーズに行えます

スポーツのパフォーマンス向上にも繋がります


逆に軸骨格に問題があると骨盤を通して運動連鎖がうまく起こらず

股関節や他の部分に負担がかかります


この負担は末端にいくほど増大してくびれ無しボディだけではなく

不調や怪我の原因になります


鞭を振った時に末端に行くほどフレが大きくなるようなイメージです


ですから

日常動作がスムーズな人はくびれがある

日常動作で疲れる人はくびれがないのです






くびれがある=腹圧がある!?


(左:腹圧エクササイズしていた時代)


くびれを作るには腹圧エクササイズをするのも1つですが



本来腹圧は

胸郭と骨盤が適切な位置関係にあることで保たれます。


逆に

胸郭と骨盤の関係性が悪いと

腹圧は自然には入りません



ですからくびれをつくるには腹圧エクササイズよりも骨格ポジションが大切なのです🦴




骨盤は安静時呼吸では

息を吸った時

仙骨が後傾して骨盤上部が広がり下部は狭くなります。


吐く時は

仙骨が前傾して骨盤下部が拡がり

上部は閉じます。


そしてこの骨盤の動きは

波のように背骨を通り頭蓋骨まで連動することで


骨に付着する筋肉が正しく働き

ウエストに”美くびれ”が出来るよ