アイデアのかけらとは
ある時急に思いつくのが、
アイデアというものです。
でもそれは日々のなんでもない
『アイデアのかけら』が上手に
くっついてできるものなのです。
皆さまに上手く、
くっつきますように。
今日のかけら
ある仕事で優れたものを目指すなら、
その仕事の特徴を整理する事です。
他の仕事とどう違うのか?
どんなところが珍しいのか?
それを考えて理解するのです。
その上で工夫すれば、
素晴らしい成果につながる
のではないでしょうか?
そんなことを思い、
今回は美容師業界の
珍しい部分をまとめてみます。
①経営者率の高さ
日本に約20万軒美容室があって、
美容師さんが40万人います。
そんなに単純ではありませんが、
二人に一人は経営者と計算できます。
社会的に経営者率の高い業界です。
②手作業の完全オーダーメイド
お客様に合わせたオーダーメイド
の技術商品を提供しています。
全て手作業の『贅沢品』です。
③新規参入されにくい業界
美容師さんは、
国家資格保有者の集まりです。
明日から始めようとしても、
簡単には出来ない仕事です。
美容室は多すぎると言われますが、
異業種が美容室を始めることは
少ないとも見る事ができます。
④努力で成り立つ業界
稼げるまでに時間を要します。
逆に言えば、
今髪を切っている人たちは
努力を重ねた皆さんです。
その意味でも、
参入されにくい業界です。
⑤ブランドを個人が支える業界
「あの美容室は素敵だね」
という声と同じくらい、
「あの美容師は素敵だね」
と言われる業界です。
お店のイメージや仕組みと同様に、
個人の魅力が鍵となる仕事です。
ここまで個人を活かせる業界も、
かなり珍しいですね。
ちょっと考えてみただけで、
これくらい出てきました。
まだまだいくらでもありそうです。
業界の特徴を考えれば考えるほど、
なかなか珍しい良い仕事だなと
思えてきます。
もっともっと、自信を。
そして同時に責任も。
これからも応援しております。
この記事のBGM
フィッシュマンズ『チャンス』
この記事を書いた人
外資系美容メーカー社員。
ブランド翻訳家。 音楽オタク。 ヘアサロンへの営業をしつつ、世の中に溢れる魅力をわかりやすい言葉に翻訳する活動を実施中。 2016年11月30日に初の著書、 『そのサロンには、ヘアカラーがない』 発売。Amazonカテゴリランキング一位を獲得。
本のプロモーションビデオ