特別企画後編:アイデアはいつも、余白に宿る | しごとのしたごしらえ 〜自分を磨く5分間ワークショップ。

しごとのしたごしらえ 〜自分を磨く5分間ワークショップ。

料理と同じように、仕事にも下ごしらえが必要です。仕事の前に、ほんのひと手間を。お客様からの「ありがとう」が変わります。

妙に長い文章のつづきです。

考えごとをしていたら、
余白の重要性に気がつきました。


なので、「余白のつくりかた」
をまとめてみた次第です。




余白のつくりかた②時間

{3FE5823F-48DC-45D9-A3D1-DFCD6E901090}

時間に関してもやはり、
余白は役に立ちます。


ここでいう『時間の余白』は、
考える時間を確保するという
意味ではありません。


予定と予定の合間に隙間を作る、
という意味での『時間の余白』です。


わざわざ作るのではなく、
自然にできる時間の余白。
何かするという程でもない時間。


これが大切だと思うのです。


30分以内でしょうか。
それ以上あると何か出来てしまい、
余白が予定になってしまいます。


例えば、
約束の時間より20分早く着いて、
お茶するには短すぎるのだけど、
スマホを触り続けるには長い時間。


周りを眺めて看板を読んでみたり、
通り過ぎる人や車を眺めたり。


そういう何気ない情報が、
余白の時間には得られます。


時計の針を、
20分進めてみませんか?


確かに活動量は減りますが、
その代わり振り返ることができる、
学びや気づきがある一日を
過ごす事ができます。




余白のつくりかた③空間



人の一生の中で、
ものを探している時間は、
合計すると実はとっても長い
のではないでしょうか?


整理整頓が大切なのは、
「探す時間を減らす」
為である気がします。


だけど、
整理整頓は簡単ではありません。
かなりの努力を要します。


私には整理整頓の才能が無いので、
綺麗を保つことは至難の技です。


ならば整理整頓の難易度を下げる
努力をしてはいかがでしょうか?


どうやって下げるか?


ずばり、ものを捨てる事です。
空間に余白をたくさんつくるのです。


本当に必要なものはきっと、
持ち物の半分くらいです。


クローゼットも、
机の引き出しも、
鞄の中も本棚も、
半分は捨ててしまうのです。


捨て方に関しては、
良い本がたくさんありますので、
そちらにおまかせ致します。


そうやって作った余白の多い空間で、
コーヒーでも飲みながらの考えごと。


余白たっぷりのノートを眺め、
予定の20分前に着くように動く。


いかにも良いアイデアが出そうです。
まだ検証段階なのですが 笑




さいごに。

長い文章を読んで
頂いてありがとうございます。


考えごとをしていてポロっと出た、
『余白』というキーワード。


まとめてみると、
こんな感じになりました。


もうちょっと研究してみますが、
なんとなく『余白』という言葉、
これから先の豊かさの方向性だと
思うのですがいかがでしょう?




この記事のBGM

小沢健二『流動体について』 



この記事を書いた人

まえがわ よしあき
外資系美容メーカー社員。 
ブランド翻訳家。 音楽オタク。 ヘアサロンへの営業をしつつ、世の中に溢れる魅力をわかりやすい言葉に翻訳する活動を実施中。 2016年11月30日に初の著書、 『そのサロンには、ヘアカラーがない』 発売。Amazonカテゴリランキング一位を獲得。


募集中の企画

①印税の使い道
→詳しくはこちら

②アルコールとアイデアの交換会
→詳しくはこちら



本のプロモーションビデオ