先月くらいから、書こうと思ったネタがたまりすぎてしまって、うもれて、まぁいいかってなってます。
でも今日は雨で、ちょっとすきまな一日なので書きたくなりました。
今回は・・・・・・
混浴に行った話!!!
ヒュー!!!
実はこれ前回書いた旅行の続きなんですが。
龍泉洞に行った後、岩手を観光しつつ向かったのは花巻温泉郷にある大沢温泉。
すんごい趣のある旅館でした。
で、ここの目玉はなんといっても混浴!
ヒュー!!!
いやぁもうドッキドキですよ!
ドッキドキなんですが、着いた夜は疲れていたので気がついたら寝ちゃってました。
翌朝いざいざ夢の混浴へ!
おっさんしかいねぇ!
そりゃそうかと現実を目の当たりにして、ちょっとホッとしてました。
女性が、しかも若かったらどんなテンションでいればいいかわかりませんからね。
現状男湯の混浴に浸かって落ち着くと、紅葉のきれいなこと。(露天風呂なのです)
温泉もいい感じです。
ただ、この温泉場所によってかなりの温度差があるのです。
ひょうたん型の温泉で、洗い場に近い方がお湯の投入口になっていてめちゃくちゃ熱く、出入り口に近い方はぬるいのです。
私は思いました。これは試練だと。
混浴に浸かる男性はみな目が鋭く殺気立っています。
混浴を支配するある空気。「女来い!!!」
そういう張りつめた空気の中、自分がどこに陣取るか。
これは大きな選択となります。
女性の立場であれば、男性がいないときを狙って入りたいでしょう。
となると男性は身をひそめるべきなのです。
とすれば狙う場所はただ一つ、洗い場前の岩の影です。
ここなら出入り口からは死角となるので、警戒されることなく湯船に浸かれます。
しかも目の前は洗い場ですよフフ。
しかし設計者もそれを見越しているのでしょう。
めちゃくちゃ熱いのです。
私は断念しましたが、来た時から15分以上その岩の影から動かないおっさんがいました。
感服いたす限りでございますよ。
早々に試練を放棄してぬるいところに逃げました。
ここはここで持久戦に持ち込むおっさんが集っています。
面白いのはどこにいようが出入り口の引き戸が開くたびに、みんな一斉に鋭い視線を引き戸に向けるところです。
もうサッ!と。一斉にサッ!と。
お互い干渉せず、関係ない風な顔をしているのに「女!?」と(思っているかどうかはわかりませんが、)とにかくいっせいに顔が入ってきた人に集まるのは面白いです。
「男か・・・まぁそうだよな・・・」てな心の声が聞こえるかのように、ゆったりと顔は元に戻ります。
その空気感が楽しくて楽しくて。
あの場にいるおっさんたちの背景はわかりませんが、淡い期待を胸に湯船に浸かる一体感が親しかったです。
なんだかんだで20分ほど浸かり(粘り)ました。
さすがにもう出ようかなと思ったところで東北なまり強い高齢の方に話しかけられました。
「あんたどこから来たんだ?」「東京から!?ハァーご苦労なこって」
「秋田の方は紅葉がきれいだ」「○○温泉は良いとこだから行っといで」
ありがとうございますー、じゃあ先に上がりますねー
「じゃぁ、あたすもあがっかな」
あたす?
「よっこいせ」\ザバァデロンッ/
ヒャッ
おじいさんだと思っていたらおばあさんでした。
もうサッ!と。サッ!と顔ふせちゃいました。
そんなわけで混浴できました(白目)