今回のエピはなんといっても
スイーツ君の登場!!! が一番の目玉でしょう。
この頃は出たり引っ込んだりで、
今後レギュラーになるかどうか危うかったんですが、すっかり定着してしまいました。
事件の方はまあ…、サラっと…(笑)。コンポストがどーしたとか、異母姉妹だったとか、途中からややこしくなって、事件をそれとして追うのをやめちゃったので…へへへ。
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Episode 3x04"The Secret In the Soil"
Written by: Karine Rosenthal
Directed by: Steven DePaul
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Dr.スイーツのオフィス。ブースとボーンズはカウンセリングを受けていた。
(Opens: BOOTH, BRENNAN and SWEETS and in SWEET'S office in session)
BOOTH: We agreed to see another therapist, not be action figures for a 12-year-old.
〔またセラピーを受けることには同意したが、12歳向けのアックションフィギュアからとは聞いてないぞ〕
吹き替えでは「12歳の坊や」って言ってたけど、よくセリフ見たら「フィギュア」呼ばわりですね。ま、フィギュアっぽいっちゃフィギュアっぽいですが…(笑)
SWEETS: I'm 22, Agent Booth. I have a doctorate in psychology from the University of Pennsylvania, where my dissertation on the effects of job stress was published.
〔僕は22歳です、ブース捜査官。ペンシルベニア大で心理学の博士号を取り、仕事の影響によるストレスについて書いた論文は出版もされました〕
・dissertation on:学術論文
22歳! わかっ!! この時はゴードン先生はどうしちゃったんだろうって思ったもんです。
あ、後から出てくるんですが、このドラマってかつての所長のようにいつのまにか消えるってのがあるからな (^^;;
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閉鎖された病院に忍び込んだカップルが男性の死体を見つけた。ブースたちが現場を調べる。
(Cut to: crime scene)
BOOTH: We used to use the local golf course. I remember taking Mary Ann Milano to the ninth hole... sand trap. She had long hair all the way...
〔俺たちのころは地元のゴルフ場をつかってた。9番のナインホールに連れてったマリ・アン・ミラノって娘を思い出すよ。彼女、髪がすごく長くて…〕
ハイハイハイ、思い出話はいいですって。
なんかボーンズもちょっとムっとしてましたよ。
「あんたの昔話なんてどーでもいーのよ」って感じで。
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被害者はフランクリン・カーティス、有機農法で成功した人物だった。一方、近隣の農家とのトラブルも抱えていた。
(HARDING home)
LIZBETH: Mr. Curtis was a big flirt. Always making passes at me.
〔カーティスさんは女好きでいつも私にいいよってたの〕
・flirt:浮気女,恋をもてあそぶ人
・make a pass at…:《口語》〈女性〉に言い寄る, モーションをかける.
HARDING: It didn't seem relevant.
〔関係ないと思ったんだ〕
・relevant:(当面の問題にとって)適切な,妥当な,関連のある
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遺体についていた虫を手がかりに温室を調べるBBコンビ。
(Cut to: hot house)
BOOTH: I bet Sweets was picked that on all through school.
〔スイーツは学校では絶対いじめられっこだったぞ〕
・all through:始終
・pick (on):いじめる、いびる
BRENNAN: And that's relevant now, why?
〔それって今何か関係あるの? なぜ?〕
BOOTH: You're kidding me, right? Scrawny kid like that sees me coming, a former jock, and he's thinking to himself, "Time for a little payback," you know? Make him fill out all those stupid forms. Threatens to take my partner away from me.
〔おおありだろ。あの坊やは体育会系の俺が入ってきたのを見てこう思ったんだ。よし、今が仕返しする時だってな。こんな下らんやり方でいっぱいなんだ。俺から相棒を奪って脅してやろうってな〕
・Scrawny:やせこけた,骨ばった
・jock:運動選手
・payback:払い戻し、仕返し
・fill out:脹らます
ブースってナイスガイでとっても好きなんだけど、こういう時の発想の貧困さというか薄っぺらさが、なんというか…。ま、彼みたいにルックスに恵まれた人ってこういう風に発想するのかしら。
アメリカの高校を舞台にしたドラマを見ると、ヒエラルキーががっちりあって、たとえばアメフトなど運動系が一番人気があって、それを応援するチアリーダーがたいてい金髪美女で、あとその他っていう。
そういう中で、絶対ブースはヒエラルキーのトップにいただろうなあって、そんな事を想像させるシーンでしたね。
そして彼の中ではスイーツみたいなヒョロっとした“僕ちゃん”キャラは、いじめられっ子っていうイメージがあるんだろうな。
BOOTH: ... Bones, was that you?
〔ボーンズ、これ君か?〕
BRENNAN: Was what me?
〔何が?〕
BOOTH: That smell.
〔この臭い〕
BRENNAN: I don't know what you're talking about.
〔何言ってるの?〕
BOOTH: Come on. Why don't girls just admit it? It's a natural bodily function. You're a scientist.
〔女って認めないよな。これは自然現象だ。君科学者だろ?〕
ぷぷぷ…(笑) プ~の香りが漂ったのね(^m^)
なんかほんとこの二人って、つきあってウン十年の老夫婦みたいな会話するわね。
二人の名誉のために言っておくと、これは近所のコンポスト場からただよう臭いでした。
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新たに女性の遺体が見つかり、DND鑑定の結果、カーティスの娘・エマと分かる。犯人の似顔絵を描いてもらうために、B.Bコンビはアンジェラを伴ってFBIに向かう。
(Cut to: BRENNAN, BOOTH and ANGELA in the FBI SUV.)
BRENNAN: You want us to base our actions on your gut again?
〔あなたのカンを頼りに動けっての?〕
BOOTH Yes. You have your shiny machines, I have my gut.
〔そうだ、君は機械に頼って俺は感に頼る〕
ANGELA: Is it always like this when you two are together?
〔二人の時はいつもそんな感じなの?〕
BRENNAN: Yes.
〔そうよ〕
BOOTH: No.
〔違う〕
ANGELA: It's kind of hot.
〔お熱いわね〕
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カーティスの娘がエマを殺したことが分かる。
(Cut to: FBI interrogation room)
KAT: I never meant for any of this to happen. I never meant to hurt anyone, I just...I wanted my mom to be happy.
〔こんなことを起こすつもりはなかった。誰かを傷つけるつもりもなかった。私はただママを幸せにしたかったの〕
mean for:〔…を〕意味する,意図する.
BRENNAN: Kat...your father wasn't having an affair with Emma. He'd had a relationship with her mother a long time ago. Emma Billings was his daughter. She was your half sister.
〔キャット、お父さんはエマと浮気してたんじゃないわ。彼は彼女の母親とつきあってたの。ずっと昔にね。エマ・ビリングスはお父さんの娘だったの。彼女はあなたの異母姉妹よ〕
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事件は解決し、再びスイーツのカウンセリングを受けるB.Bコンビ。
(Cut to: SWEETS' OFFICE)
↑ ↑ ↑ 出たっ!! ブースの子犬顔(笑)
「えっ コーヒーもナシ?」のショック顔
BRENNAN: Don't read into anything that Booth said. We're professionals. There's a line that doesn't even need to be there.
〔彼が言ったことを深読みしないで。私たちはプロ、一線は超えない。超える必要もないしね〕
・read into:〔言葉などに〕〈ある意味を〉読み取る
BOOTH: Not at all, I mean, if there were no more murders, I would probably not even, you know, see her.
〔だよな、だからもし今後殺人がなかったら、彼女とは多分合わないな〕
BRENNAN: That's very true.
〔そうよ〕
BOOTH: Might have coffee.
〔コーヒー くらいか?〕
BRENNAN: Probably not.
〔それもない〕
BOOTH: What?
〔なんだって?〕
BRENNAN: What?
〔え?〕
BOOTH: You wouldn't even have coffee with me?
〔俺とコーヒーも飲むこともないのか?〕
BRENNAN: Well, in your scenario, we wouldn't even know each other because there are no murders.
〔だってあなたが言うとおりなら、私たちはで会ってもいない訳でしょ?だって殺人がないんだから〕
BOOTH: “Were”. I said no more murders.
〔俺は“なかったら”って言ったんだ、これ以上殺人がなかったら〕
BRENNAN: Then fine. I mean, we could have a coffee. So that's clear, then? I mean, we'd have coffee and that's our relationship? Coffee.
〔そう、じゃいい。コーヒーぐらいなら付き合うわ。これでハッキリしたわね。私たちはコーヒー友達よ。コーヒー〕
スイーツ君の投入によって、二人が少しづつ互いの関係を見つめなおしていく、そんなきっかけになるエピソードでした。
ゴードン先生の時はとりあえず上手くごまかしましたが、そうは問屋の下ろし金(笑)。
スイーツ君はこんな二人の関係に興味津々だから、ぐいぐいと突っ込んでいきますね。
それによってブースとボーンズも「私たちの関係ってなに?」って考えるようになっていく。
今までのように「あんた達恋人同士?」、「いいえただのパートナーよ」って言って済ますことができなくなっていくといいますか。
そういう意味で重要なエピソードだったかな。
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