ラスベガス住民が見たキノコ雲 | ラスベガス的リタイアの法則

ラスベガス的リタイアの法則

在米30年をハワイと南カリフォルニアで過ごしたのちに、ラスベガスで始めた引退生活。ところが主人が悪性脳腫瘍に。ラスベガス大好き♡なヨメが、愛する主人のために古巣カマリオへ。
主人が天国に行き、ラスベガスに戻って来ました。時に泣きながら、一生懸命生きてます。

Hi everyone!

お元気ですか?

今年もやってきた8月6日。

あの日から71年も経つのに、ニンゲンの進歩のなさに、ちょっと哀しくなる日でもあります。汗

核の脅威を初めて目の当たりにしたのに、その後、こぞって核開発の道を突っ走っていったニンゲンたち。

北朝鮮は、相変わらず弾道ミサイルを発射して、核兵器の保有をチラつかせているし…。プンプン

一時は核実験場、そして今は核廃棄物処理場になったネバダ州。
下矢印
詳しくは、下のリブログを見てね。ラブラブ

全米核実験場博物館に行って、ラスベガスから実験場までの距離の近さに、顎を落とした私ですが…。

先日のことです。

用事があって、主人とプラネットハリウッドホテルに出向きました。

用事が終わって、ディーラーの女性にバレーパーキングはどっちかと訪ねたのですが、そこで驚異的なお話しを聞きました。

主人は誰とでも、すぐに世間話をするタイプ。爆笑

ラスベガス住民は、多くがよその州の出身なのですが、彼女は7歳の時に越してきたとか。

で、このディーラーが、少し年配の女性だったんですね。

そこで、古き良きベガスを知る主人が、いつものように、昔はああだった、こうだった、と始めたのですが…。

この女性、子供の頃は、我が家から15分ほどダウンタウンに向けて行った辺りに住んでいたのだそうです。

「あの辺りは当時、見渡す限り砂漠だったんですよ」
ダウン
これだけで、ギェ〜〜!とぶっ飛んでいた私たち。

だって、彼女が住んでいた場所は、我が家がある住宅街に比べたらず〜っと街中。

ダウンタウンからフリーウェイでほんの数分の位置です。

なのに10年間、カジノがあることも知らなかった、というからオドロキ。びっくり

で、お父様が核実験場に勤務していたとか。

ここからの話がスゴイ!

核実験がある度に、家からキノコ雲が見えて、家の窓がガタガタガタっと揺れたとか。

ガーンガーンガーン

主人と2人、ぶっ飛びました!

地図で見た時に、思ったより近いと思いましたが、そこまで近かったとは叫び叫び叫び

辺りは砂漠で何も遮るものがなかったわけだから、ダウンタウンやストリップからもキノコ雲が見えたはずドクロドクロドクロ

窓だって揺れたんじゃ…。ガーン

博物館で見た、観光客がツアーでキノコ雲を見るあの光景が、目の前に蘇りました。

あれは、我が家よりももっともっと実験場に近い、砂漠でのツアーだと思い込んでいたけれど…。

彼女の家があった地域がすべて砂漠だったのなら、我が家辺りは当然、砂漠のど真ん中だったわけで…。

きっとこの界隈で見ていたんですよね。叫び

そう考えると、めちゃコワ〜〜い!

無知は罪、というのはこの事だと、考え入りました。汗

ラスベガスに越して来て、にわかに核の脅威が身近になった今日この頃…。

ヒロシマだけでなく、すべての核被害者のご冥福をお祈りいたします。

以前にも書きましたが、
下矢印
オバマの訪広に感涙もヨロシク。ラブラブ

世界中の子供たちが、ヒロシマの平和記念館など、世界中の戦争被害の博物館に行けたらいいのに、と心の底から願います。

世界平和なんていうと大袈裟に聞こえますが、世界中の子供たちが心を傷めるのは、博物館の展示だけ、という日が、いつか訪れてほしいものです。

では、お元気で!

Have a nice day!