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kittoneのベースです

どうもー

 

 

どうもー

 

 

kittoneのベースコーラスのヤマザキです!

 

はじめましての方もそうでない方もこんにちは。

ヤマザキユウキです。皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

やっと発表されましたが、この度、ボーカルHANAちゃん、ギターキーボードコーラス(長い!)のシュンスケさん(RIDDLEのshunscaleさん、Quintの俊輔さん)と三人で新バンド、kittoneを結成しました!

 

 

 

そうです。

 

 

 

正式メンバーです!

 

きっとね、って読みます。覚えやすい。素晴らしい。

 

何年振りだろう。正式メンバー。結成時のメンバーだから、なんならオリジナルメンバーてやつですね。僕のこと昔から知ってくれてる方はわかっててくれてるかと思いますが(そんな人がいてくれてるかはマジで謎ですが)、今までいろんなバンドのサポートメンバーとしてベースを弾き続けてきました。そこでやっと自分の中でタイミングやらなんやらがいろいろと奇跡みたいに噛み合って、一念発起してクソ重かった腰をあげることになったんです。

 

ひとまず無事発表されて嬉しいは嬉しいけど何よりホッとしています。笑

 

何気に人生で初めて新しいバンドを一から立ち上げたので、準備とかいろいろ超めんどくs…いや慣れなくて大変なこととかも結構あったんですけど、この二人と一緒だったからわりと楽しんでここまでこれました。ありがたい。ありがとう。面と向かっては、多分言わない。笑

ので、ひっそりここに記しておきます…

 

ここに至るまでの経緯とか自分が忘れないためにも書きたいなと思います。

 

 

まずギターキーボードコーラス(言い慣れない)のシュンスケさん(以下しゅんさん)なんですが、この方とはもう長い付き合いでして…というかこれの前の記事とかほとんどしゅんさんのことばっか書いてんだけど。笑

 

昔からめちゃくちゃ可愛がってくれている地元の先輩なんですよね。

 

 

元々は僕が彼のバンドのファンだったんです。初めて彼のバンド(RIDDLE)を見たのが大体14年前くらいで、場所は僕らの地元、埼玉の北浦和KYARAというライブハウスでした。

 

その3年後くらいに僕がKYARAで働き始めて、しゅんさんはよく出演していたし当然顔を合わせるようになるんですが…実はその前に一回バッタリ道で遭遇して思わず話しかけたのがファーストコンタクトでした笑

 

当然向こうは僕のことなんて知らないのにいきなり道で話しかけるなんて、本当はめちゃくちゃ人見知りなのによくそんなことしたなと当時の自分をある種尊敬します笑

 

多分その頃のしゅんさん

 

 

 

無断転載です

 

 

ただのファンだったから、話して、握手してもらった。感激だった。ユウキカンゲキ!(古い)

 

ちなみにその時、しゅんさんのパートはドラムでした。

 

 

いや待って。

こんな昔から振り返ってたらこのブログ終わらないわ

 

 

まあそんなこんなで、KYARAで働き始めたらいつの間にかKYARAのスタッフと並行してRIDDLEのパシリになっていき、やがて現場もプライベートでも分け隔てなく遊んでもらうようになり、僕は22〜25歳くらいの間は大阪に住んでバンドをやっていたのですがその頃リアルに毎晩電話してたり、たまに会えば夜中まで遊んで、なんなら僕の大阪のバンドでプロデューサーになって頂いたりRIDDLEのツアーに出させて頂いたり…

 

あとしゅんさんがドラム、僕がベースでバンドのサポートを一緒にやったりもしたな…笑

 

そんなお付き合いをしてきました。

 

大阪でバンドをやる!て決めて周りの人に報告していた時、ベースなんて始めて間もなかったし「お前には無理だよw」みたいな反応されることもあったけど、しゅんさんは「良いじゃん、行けよ!応援してるぜ!」て言ってくれた。

 

「本気出せば大阪なんて、近いぜ」とも言ってた。

 

今なら言える。いや、遠いから。

 

 

今定期的に通ってるけどめちゃくちゃ遠いから

 

 

 

自身のバンドを通じて、いつだって言葉よりもその戦ってる背中で大切なことを教えてくれた地元の先輩、しゅんさん。

 

 

海老の香味油を使ったチャーハンとあおさの味噌汁のレシピはさすがに背中じゃなくて言葉で教えてくれた

 

 

「簡単⭐︎お茶漬けの素で出汁香る和風スパゲッティー♫」とかも言葉で教えてくれた。

 

 

25歳で埼玉帰ってきたんですが、そのあたりからはマジで癒着レベルで仲良くしてもらってきましたね。僕の音楽活動のほぼ全てを見てきてくれた。新しいバンドのサポート始めたって言ったらすぐライブ見に来てくれて、RIDDLEのツアーに連れてってくれたり。今サポートしてるgoodtimesのライブも本当に何回も見に来てくれてるし、新曲が出たら真っ先に聴いて感想言ってくれる。逆に僕もすごく近くで彼のバンド活動を見せてもらってた。バンド活動の節目にも何回も立ち会ってきたし、裏方として一緒に作業することもめちゃくちゃ多かった(彼のバンドのファンの方はCDのジャケットとかグッズとか、絶対僕が作ったもの何かしら見たことあるはず)。

 

週に一回は絶対二人でサウナに連れてってくれてるし、去年始めてハマったキャンプにも二人で行きまくってるし、僕が趣味でやってるカメラも写真見返すと被写体は大体しゅんさんだし、温泉旅行にも連れて行ってもらったこともある。

 

あとRIDDLEとQuintのライブ日程がかぶってしまって僕が代わりにQuintでベースを弾いたこともあったっけな笑

 

つまり、何かやる時ほとんど隣にしゅんさんがいるというね。少女漫画でよく「ここ…あいつと来たところだ…!」て男が好きな女の子に想いを馳せるようなシーンがあるじゃないすか。そういうのが僕の場合、相手がほとんどしゅんさんなの。なんてこった。グッバイ、俺の青春。

 

 

あ、そう、彼ね、ほんとうはベーシストなんですよ。

 

 

このバンド組んだきっかけは、去年のある夏の日。二人でとあるバンドのワンマンライブを見に水戸まで行かせてもらった。その帰り道、いつも通りしゅんさんの運転で(いつも感謝してます)どっかの名も知らぬサービスエリアでの休憩中、しゅんさんがおもむろに言った一言。

 

「俺、昔から女性ボーカルのバンドやりたいと思ってるんだよね」

 

普段なら、へぇー、ええやん!で終わっただろうけど、最高なワンマン見ちゃった後で超絶テンションが上がってたもんだから俺も熱くなって、

 

「そういう気持ちってマジかけがえのないものだから、やりたいことがあるなら絶対にやるべきですよ」と返した。誰なんだお前は。俺だけど。笑

 

そしたらしゅんさんが「よし!やるか!ザキがベースね!」って。そこからいろいろ話して、埼玉着いてひとまず本当にやるか一晩お互いに考えようってなった。寝て起きて、明日になってもまだやりたい気持ちがあったらまたちゃんと話そう、みたいなね。

 

俺がベースだとしたらしゅんさん何するの?て聞いたら、わかんない!でもなんでもやるよ!て言ってたの今考えると意味不明すぎるんだけど笑

 

なんでもやる、の結果がギターキーボードコーラスというわけです笑

 

 

で、翌日お互いの気持ちを確認しあった結果。正式に一歩踏み出すことになるという。

 

ここまで道でバッタリ会って初めて会話をしてから11年。長かったな…あの頃の自分に伝えたい。お前mixiのプロフィールにメロディックパンク、ハードコアしか聴かないとか書いてるけどORANGE RANGEが大好きなの俺知ってんだかんな

 

 

10年以上経った今も大好きだからな!!!!

 

 

僕はというと、その時は今もやってるgoodtimesのサポートだけやってたんだけど、正直言うと他のバンドに誘われても断り続けてた時期だったのね。よっぽど自分がやりたいバンドじゃないと時間の無駄だと思ってたし、本当に信頼できるメンバーと本当に愛してる音楽じゃないとどうせ続かないし、いろいろやってきてバンドってマジで本気でやれないと意味ないって思ってたから。

 

あ、ちなみにこの話が出る数ヶ月前しゅんすけさんに「一緒にツインベースのバンドをやろう!」て言われて秒で断ったこともあった笑

 

 

…まあその時点でもどうせ2、3回スタジオ入ったらしゅんさんも飽きるだろう、くらいに思ってたんだけどね笑

 

で、特に自分から何もアクション起こさずにいたらしゅんすけさんが女性ボーカルを公募しよう、と言い出した。あ。やべ。これガチなやつだ。と感じた笑

 

そこでちゃんともう一回話をして、まあそこでした話っていうのが、自分がそれまで誰に誘われてもバンドに入らなかった理由とか、やるならしっかりとやりたい、お互い既に別で活動してるけどサイドプロジェクト的な感じじゃなくて限られた時間で精一杯やりたい、みたいなことだったんだけど、その上で一緒にやろうって言ってくれたから結果しゅんさんのTwitterで女性ボーカルを公募することにした。まだ僕も絡んでることは特に言わなかったけどね。

 

そしたら驚くほどたくさんの方に連絡を頂いて、中にはすぐに歌を送ってくれる方もいて。みんなすごく丁寧な連絡をくださって(やりとりしてたのしゅんさんだけど)、すごく嬉しかったです。

 

嬉しかったけど、なんか…こういう言い方は失礼だろうけど、ある意味すごく機械的に進んでったの。ボーカル募集の連絡あったよーて言われて、はーい確認しときまーす、みたいな。作業的な感じで。

 

いよいよ連絡が溜まってきて、あんまりお待たせしちゃうのもあれだしいよいよ候補の人を何人か決めて会ったりスタジオ入ってみたりとかしようか?て話し始めて。その時点で既にしゅんさんは何曲か曲も作って送ってきてくれてた。俺もそれにベース入れたりとかしてたんだけど、現状見事にその曲たちは無かったことになってるな笑

 

ちょうどそのくらいの頃にHANAちゃんから連絡が来て、その時ちょうど俺たち一緒にいたんだよね。HANAちゃんがやってるmonomonoとしゅんさんはQuintで対バンしたことがあって、一回対バンしたことある子が連絡くれたよ!てサウナの喫煙所に一人でいたらしゅんさんが興奮気味に言いにきた。

 

で肝心の歌を聴いたら…なんかしっくりきて、あ、一回会って話してみたいなーて思ったんだよね。このへんは理屈じゃないね、感覚的なものです。

 

で、すぐに居酒屋で会って話をすることに。でもここまでで俺のテンション的にはまだそこまで高くなくて。1、2曲レコーディングするんかなーくらいの。よっぽどバンド組むことに慎重になっていたんだと思います。会う前に緊張しすぎて、シャキッとしなきゃ!とコンビニでミンティアを買って一気にたくさん食べた。会ってしばらく口の中痛くて後悔した。笑

 

どんな人が来るんだろうって少なからず不安な気持ちもありドキドキしたんですが…会ってみたらあの感じで、礼儀正しい良い子だなーて思いました。

 

歩いてて道に唾吐きまくる人とかお店の店員さんにめちゃくちゃタメ口で偉そうにする人だったら本当に嫌だなとか思ってたんですが当然そんなこともなく笑

 

で、その少しあと。しゅんさんが、「良い曲ができたから聴いて!」って今回発表と同時に公開したリリックビデオの曲「終わりのち、晴れ」のデモを送ってきてくれた。

 

 

 

聴いた瞬間のことは今でも覚えてる。大阪へスタジオに入りに行く前の東京駅のホーム。うまく言えないけど…なんか、めちゃくちゃグッときたんだよね。これは絶対良い曲になる!て確信したというかなんというか。聴いてもらってどうでした?よかった?よね?笑

 

デモが送られてきてから、なんか他の2人のテンションも上がってたのがなんとなく空気感でわかった。すぐに三人で形にした。やっぱり歌う人のことを想像して作った曲だからかわからないけどすごく俺たち三人にハマって、信じられないくらい作業がスムーズで、どんどん形になっていくその過程で何回も俺たちの想像を超えて…すごく「バンドをやっている」っていう実感があった。

 

なんだか曲が生まれたがってるような、この三人が出会って一緒にバンドをやることが必然だったかのような…多分これが、バンドマジックっていうやつだと思う。勘違いじゃなければいいな笑

 

もうこの曲が出来上がる頃には心は決まってたね。この三人でバンドをやろうって、あえて言葉にせずともその方向に三人で向かってました。

 

すぐにレコーディングもしてリリックビデオを作った。音楽はやっぱり聴いてもらって初めて完成するというか…曲を作ってまず自分達が感動して、その先のことも考えるようになっていったんだよね。すごく充実してたな。

 

そこからはひたすら曲作り。これは辛かった。笑

 

ていうか今も。なんなら今日レコーディングでしたからね。ベースとってきましたよ!この曲もめちゃくちゃ好きなんだ早く聴いてほしい。

 

 

とまあそんな感じです。

 

とりあえず、これからが本当に楽しみです!

 

正式メンバーということで久しぶりにアーティスト写真にも映ったことだしね!見て見て!

 

 

いやほぼ影やないか!

 

冗談はさておき、今まで自分がやりたかった音楽だけじゃなくて、バンド活動を通してやりたかったことやチャレンジしてみたかったことにガンガン挑んで楽しく充実した音楽人生をこれからどんどん追求していきたいと思います。

 

ゆうてもまだ一曲しかお届けしてませんが、これからも徐々にお見せできるものを増やしていこうと思っていますのでぜひ期待して見ていてください!

 

これから末長くよろしくお願いします!

長々と付き合って頂きありがとうございました。

 

kittone

ヤマザキユウキ