19.07.06-07 立山③ | ふむふむのブログ

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旅と山、参加したスポーツイベントなどについてだらだらと綴ります。
2013年から区切り打ちで始めた歩き遍路に関しては必ず綴るようにしています。
備忘録として、だらだら長く書いてしまうことが多いですが、お読みいただけると嬉しいです!

1時30分に目覚める。

雨音がする。

 

十分寝た気がしたが、まだ1時半。

再び寝直す。

熟睡は出来ず、寝たり起きたりしながら4時半になる。

早立ちする人達が動き始める。

 

明るくなってくる。

雨は止んでいるが雲が多い。

 

2日連続の無理をしているので、今日は立山三山をのんびり歩き下山する。

下山して中宮祈願殿と前立社壇を参拝して帰る予定。

 

すっかり目が覚めてしまったので室堂早朝ジョギング。

地面はうっすら濡れている。

 

身体が高所に慣れて来たのか、しっかり食べてしっかり寝て疲労が取れたのか、身体はよく動く。

昨日のジョグほと息切れ、疲労なく、登り坂も階段も走れる。

 

雷鳥沢まで降り、復路の登り返しも走ることが出来た。

三十三番

気持ちよく数キロ走り朝食。

 

朝食もしっかり食べる。

 

荷造りをして立山三山登山へ。

 

しかし出発と同時に曇ってきた。

室堂が雲に呑まれていく。

雪が多いので慎重に、ルートを確認しながら進む。

 

下から雲が上がってきて、上から雲が降りてくる。

たちまち視界が悪くなる。

室堂山を越え、立山カール展望所に行ってみるがガスで真っ白。

風が強まり、霧雨が降る。

上着着ていても寒いくらいだ。

 

浄土山への取りつきが残雪の多い道となる。

視界悪いし、アイゼン持ってきてないので無理はせずそのまま下山した。

 

さすがにこのまま下山だと物足りない。

 

下山も室堂から走って降りることにする。

 

参拝の時間を考え下山のタイムリミットを決める。

アルペンルートを下り、時間によってはバスやケーブルを使おう。

 

あえて室堂でお土産を買いザックを重くして下山開始。

 

室堂からすこし下ると視界は良くなる。

 

さらに下ると青空がでる。

日差しが痛い。

さっきまで寒かったのが嘘のようだ。

 

登りでみる景色と下りでみる景色は異なる。

下りは眼下に空と雲。

そして再び雲の中へ。

 

立派な立山杉を見ながら下ります。

猿の群れ。

道を横切ったり、寝っ転がったりしている。

特に警戒もされず、近づくとけだるそうに歩いて、道脇の木に登って行く。

またガスに包まれる。

滝はまたガスで眺めることができず。

往路復路で沢山の立山杉を見たが、この木が一番生命力を感じた。

美女平が近づく。

往路で通らなかった別の登山道で下る。

テーピングをしなかったので、右膝に少々痛みが出て来た。

美女平着。

 

疲労度、膝の状態、時間を考えここで終了。

ここから立山まではケーブルカーを利用。

 

立山駅まで戻り、車で中宮祈願殿を参拝。

ここの参道も素敵です。

不動明王もいらっしゃいます。

参拝し、御朱印をいただきます。

私の前で御朱印を頂いている方が神職の方に

「奥宮にもいってみたいのですが大変ですか?」

と尋ねていた。

「室堂まではバスが出ています。そこからはゆっくり休みながらなら大丈夫です。天候悪い日は無理しないでください」と説明されていた。

日焼けして黒い自分の姿を見て登拝後と分かったらしく私に声をかける

「雄山登拝されきたのですか?」

「はい」

「いつ登られたのですか?」

「昨日です」

「昨日は天気よかったのですか?こちらは雨でしたが」

「昨日は立山駅から登りましたが登り始めからしばらく雨でした。阿弥陀ヶ原あたりから雲の上に出ました。奥宮に着いたときはまた曇ってしまいましたが。」

「立山駅から登られたのですか!?」

「はい」

「それはきっと神様も喜んでいるでしょう。昔から立山登拝は命がけでしたからね。今は室堂まではバスで行けるようになり、下から登る人はほとんど居なくなりましたからね」

「そう言っていただけると光栄です」

「まだ時間がありますので、前立社壇も是非参拝していってください。」

「はい、そのつもりです」

 

神様が喜んでいるというお言葉が何とも嬉しかった。

 

前立社壇を参拝

こちらは町中なので、一般参拝者が多い。

長い道のりを車で帰宅。

時間が遅かったので、長野道、関越道の渋滞にはほとんどはまらなかった。

 

つくばマラソンエントリー開始日だったので、SAに駐車しスマホでアクセス。

が、なかなかつながらず。

繋がった時には既に申し込み終了・・・。

年内に1本マラソンを走っておきたかったのだが、どうしようかな。