雨の日が多く、登山もトレランもできません。
ジョグもあまりできていない。
さすがに何もしなさ過ぎなので、近くの登山用品店にある低酸素室にトレーニングに通ってみた。
おおよそ富士山山頂の酸素濃度の中で経皮的酸素飽和度と脈拍を測りながらのトレーニング。
仕事柄自分の体のことは分かっているつもりだが、色んな人のトレーニングに関わっている方からの話を聞くことも新しい発見がある。
自分は高山病になりやすいので低酸素の順応が苦手だと思っていた。
が、決して低酸素順応は悪くないと。
ただし、特に優れている訳でもないと(笑)。
運動負荷後の経皮的酸素濃度および脈の回復も普通。
という事で思った通り凡人。
その中で驚かれたのが、低酸素の中で走り続けられる事。
経皮的酸素濃度はかなり落ちるが、緊急(運動中止)レベルまでは落ちない。
1クールの70分を走り続けられる人になるとあまり多くは居ないそう。
心配機能は凡人だが、そのギリギリの状態をずっと保っていられることが出来るのが自分の長所のようだ。
色んなレース経験からも、大化けやミラクルを起こすことは出来ないが、潰れはしない、そういうタイプと思っていたが、心配機能としてもやはりその通りだったみたい。
低酸素トレーニングに3回ほど通う中で、経皮的酸素飽和度の低下は若干抑えらるようになり、ペースも少し上がり、ザックを背負って走れるくらいにはなった。
多少は低酸素に慣れたかを試してみたいので富士山へ。
しかし、天気予報は朝が雨。
昼から回復。
夕方から勉強会なので夕方までに戻らないといけない。
今回は市役所からは登らず、馬返しまで車で行き、雨が弱まったら出発。
小雨の中登り始める。
8時43分スタート。
大半は歩き、少し走る。
雲切不動神社が開いていた。
標高は上がるが、足は動く。
普段より苦しさはない。
馬返しスタートだからなのか、低酸素トレーニングの効果なのか…?
1時間48分で7合目。
8合目元祖室を2時間38分
8.5合目から上も通れるようになりました。
馬返しから1時間24分30秒。
特に意識的に飛ばさずにこの時間で上がれたのは良かった。
過去二回の試走とは言えないような試走と比べれば大分タイムは短縮、高山のつらさも少なかった。
立山や低酸素室でのトレーニングの効果かな。
ただ、馬返しまでのロードは走っていないし、ロードを早く走る練習はあまり出来ていない。
当日までにロードや斜度つけたトレミでトレーニングをしよう。